【デザイン模写訓練】9個の課題に挑戦してみた
こんにちは、デザイナーのyokoです。
今回、良質なデザインをトレースすることでデザイン力が上がるという、こちらの動画を拝見し、実際に取り組んでみました!
取り組もうと思ったきっかけ
非美大生からデザイナーになったことで美大卒のデザイナーのように素敵なグラフィックを作れないというコンプレックスがあり、それに加えFigmaから学習し始めてしまったために、イラレやフォトショップへの苦手意識が強くありました。
Figmaではやはりグラフィック表現の幅に限度があると思い、今更という感じですが、最近になってイラレとフォトショを触り始めました。
なので今回は、グラフィック力向上ということで、慣れ親しんだFigmaでWebサイトを分析しつつ、複雑なグラフィックはイラレとフォトショップの操作慣れを目標に取り組むことにしました。
取り組んだ結果ですが、イラレとフォトショの操作を1つ1つ検索することで慣れてきた気がします!また美しい素敵なグラフィックのを再現する難しさを知ることができたました。
「もしかしたら同じ動画を見て試されている方もいるかも」と思い、学習の記録を残してみました。よろしければご覧ください!
1.できない事を減らすための訓練
課題A:綺麗なグラデやシャドウのインフォグラフィック
(ツール:Ai)
課題B:接合部の角丸の再現が難しいインフォグラフィック
(ツール:Ai)
課題C:デコラティブなこってり表現
(ツール:Ps)
かなり苦労したこちらのお題。
知らないことばかりで調べるのにとても時間がかかりました。
特に
・ゴールドの作り方
・段重ねのようなベベルや境界線の付け方
この辺りは初めてだったので、なかなか骨が折れました💦
参考記事
2.ベーシックな美しさを知る訓練
(ツール:Figma)
課題D:モダンでオーソドックスなサイト
模写の前に、まずサイト構成を分析をしました。
各セクションが伝えていること、その情報を見てユーザーがどう思うかを大まかに想像して、この構成になっている理由を考えました。
模写では、なるべくコンポーネント化し、余白もオートレイアウトで規則化することで、規則性による美しさと見やすさを感じることができました。
規則性がしっかりしているサイトだったので、最後にスタイルガイドラインを簡単にまとめてみました。自分がこのサイトを作るとしたら、どうやって優先順位をつけるか考えながらまとめていましたが、この膨大な情報量を見やすく整理できるデザイナーさんは本当にすごいなと思いました。
課題E:海外トレンドを取り入れたモダンなサイト
全体的に欧文フォントを大きく、日本語フォントを小さくすることで、グローバルなチームであることを推し出しており、テキストサイズのジャンプ率が高く、インパクトを持たせつつメリハリの効いたクールなサイトだと感じました。
課題F:ベーシックでスタイリッシュなサイト
モノクロのスッキリとした中に、繊細さと信頼感を感じさせるおしゃれなサイトだなと感じました。
レイアウト、文字のサイズのメリハリ、フォントの使い分けでこんなにもカッコよいサイトになるんだと、驚きました。
3.エレガント、ポップ、クール、和風など個性ある表現のコツをとらえる
(ツール:Figma)
課題G:女性的でエレガントな表現のサイト
フォントや図形、配色全てにおいて、女性らしさを象徴する"柔軟性・かわいらしさ・美しさ"を表現しているサイトだと感じました。滑らかな曲線、太さの抑揚がついたライン、丸みを帯びた図形、暖色や明色を中心とした配色、滑らかなグラデーションの移り変わり、リップを想起させるような赤の差し色、どれも女性らしさを表現していると思います。
課題H:ポップな可愛いメディアサイト
POPでキャッチーな世界観が、お金や仕事といった一見お固い内容を親しみやすく感じさせてくれています。マスコットキャラクターがいて、表情もいくつかバージョンがあり、違う表情を見つけるたびに楽しい気持ちになれるサイトでした。
メディアサイトとしての特徴は、記事のカードUIが複数のサイズ別で用意されていること、いろんな切り口を用意している(ランキングやおすすめ、新着記事欄など)ことかなと思いました。
またこのサイトは求人情報も掲載しているため、会社名・募集職種・採用担当の方の情報など、求人を探すための切り口も多く用意されていました。
課題I:ミニマルで洗練された海外のサイト
課題Eの海外風のとモダンなサイトに似つつも、文字のジャンプ率が抑えられ、インフォグラフィック、ミニマムなUIによって、ダイナミックさが抑えられ繊細な印象が出ているように感じました。
レイアウトもシンプルながら、おしゃれさと見やすさを両立していて、自分でもこんなレイアウトが組めるようになりたいと思いました。
取り組んでみて
フォントのサイズ順に並べたことで、グレーで薄めのフォントは小さいフォントに多く、大きいフォントほど色がはっきりとした色で、ウェイトも太い傾向にあるなと気づきました。やはり見やすいサイトは情報の優先づけがフォントレベルでも意識されているんですね!(すごい✨)
実はこの動画を見つけたのはデザイナーになる前でした。その時は「レベル高すぎ!何時間かけても、できないかもしれない…」そんな弱気で見ていました。が、やはり少しは成長していたのでしょうか、今なら何がどう作られているのか、ある程度予測が立ちます!🙌
デザインはどう組み立てるか、どういう思考でそのアウトプットに至ったかなど、過程もとっても大事ですよね。書籍やnoteやXでもそういった投稿を多く見かけます。
しかし、インプットだけでは、手を動かさなければ、目に見えるものとしてものを生み出すことはできません。
アウトプットをしなければ、アウトプットの質も成長することはないんだと、新卒の自分に伝えたいです。
何事もバランスが大事なんだと思います。
インプットとアウトプットのバランスは、自分の場合、意識しないと偏りがちになってしまいます。アウトプットから逃げてインプットばかりしてしまう傾向があるので、引き続きnoteに記録して行こうと思います。
ではまた!
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