素晴らしき歌詞の世界〜even if〜
どうも!
エンタメなんでもおじさんです!!
連続投稿35日目の今日は…
素晴らしき歌詞の世界
even if
2000年にリリースされた
平井堅さんのこの曲は
俳句
です❗️
まず歌詞ーーー
"たまたま見つけたんだ"ってさっき言ったけど
本当はずっと前から君を連れて来たかったんだ
キャンドルが優しく揺れる
この店のカウンターで
君はうれしそうに
彼にもらった指輪を眺めてる
君の心に 僕の雫は落ちないけど
このバーボンとカシスソーダがなくなるまでは
君は 君は 僕のものだよね
鍵をかけて 時間を止めて
君がここから離れないように
少しだけ酔い始めてるのかな
本当の気持ちだけど
君も少し酔った方がいい
そして僕の肩に寄りかかればいい
だけど全ての言葉をまた飲み干して
君から目をそらした
会話が途切れて 二人の時間が彷徨うたび
きまって君は彼の話ばかりを繰り返す
君のことはどんな事でも
知りたいはずなのに
言葉をさえぎるためだけに
煙草に火をつけた
君のグラスは 他の誰かで満たされてる
このバーボンとカシスソーダを飲み干したら
君は 君は 彼の胸に戻るの?
鍵をかけて 終電を越えて
君がこの店から帰れないように
今はただ独りよがりだけど
本当の気持ちなんだ
君もいっそ酔ってしまえばいい
そして彼のことを忘れちゃえばいい
だけど残りのバーボンをいま飲み干して
時計の針を気にした
そりゃかなり酔っ払っているけど
その責任は君なんだから
鍵をかけて 終電を越えて 時間を止めて
はい。
分かるーーー‼️
この主人公は僕なのか??って思う程です
この歌詞の凄さは聴く人に
想像させる力があること、
それから対照感だと思っています。
「たまたま見つけたんだ」
この嘘から始まりますが
この一言で
キミと飲むことが凄く楽しみだったこと
下調べをした必死さ
オシャレなバーに連れて行く気恥ずかしさ、、
色んな内情を隠していることを
容易に想像させます。
そんなキミへの想いを抑えて
平静を装う男と対照に
「君はうれしそうに
彼にもらった指輪を眺めてる」
想いの矢印が噛み合っていない、、
バーボンとカシスソーダ
主人公とキミの歳の差、キャラクターを
お酒の種類で想像させれている
僕は「バーボン」で
40前後の男がロックで飲んでる絵が浮かびます
「カシスソーダ」で
お酒をあまり知らない
社会人になって数年の若い女性が浮かびます
オーセンティックなバーには
あまり似つかわしくないカシスソーダを
注文していることで
いい具合にキミが浮いている感じに
なっているのもミソです、、
「言葉をさえぎるためだけに
煙草に火をつけた」
ここも良いなぁー
主人公の気持ちを分かっておらず
悪意なく彼氏の話を楽しそうにするキミ
口説きたいけど、口説けない主人公の対照感。
これ以上、惚気話は聞きたくなくて
遮りたくて煙草に火をつける、、
絵がハッキリくっきり浮かび上がる…
「だけど残りのバーボンをいま飲み干して時計を針を気にした」
ここが1番分かるーー…
終電も逃させて、
帰したくない気持ちしかないのに
主人公の方がキミの終電時間を気にして
退店しようとする、この矛盾。
素直になれない大人の男
キミを想う優しい大人な男を感じます。
結果、何も進展していない…
くぅーー❗️
切なーー‼️
明確に説明はなく
想像させ、対照感を浮かび上がらせる
平井堅さんの歌詞は
夏井先生も添削無しで絶賛するでしょう‼️
僕はこんな感じで想像し、
この曲を楽しんでいますが
貴方はどんな想像をしましたか??
ではまた!!
「本気の遊びを!!」
ひらかわつかさ@ひげぽよ
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