見出し画像

格好良きM1戦士〜ヘンダーソン〜

どうも!
エンタメなんでもおじさんです!

連続投稿9日目の今日は…
格好良きM1戦士
〜ヘンダーソン〜
です!

お笑いって格好良いんですよ…
僕も5年漫才をやっていたので
より、その凄さ
格好良さが分かると思うんですが、、

まず考えて下さい。
「お笑い」って
笑かせまっせ!って言って出るんです
そして笑かすんです!

当たり前なことを言ってる様ですが、
これって
「全米が泣いた!」と豪語してる映画で
泣けますか?って話なんですよ!!

(いや、泣くな…この例えじゃないか)

えーっと…これだ!
サスペンスでコイツが犯人です!って
分かった状態で
楽しめますか!?って話…

(古畑任三郎はその手口で楽しめるな…)

…兎に角!
(諦めた!)

…凄いんですよ!!
(語彙力!!)

よくやってはいけないとされるミス
「この間、めっちゃオモロいことがあってー」
から始まる、笑い話。
これ大抵、変な感じになりますよね?
これって、
聞き手のハードル上がっちゃうこと
構えちゃうからなんですよね

でも、漫才、コントって
「笑かせます!!」って豪語して
ちゃんとそれを遂行する…
本当にできないことなんですよ!

そこで、2023に行われた
「M1グランプリ」の敗者復活に出てらした
「ヘンダーソンさん」について語らせて下さい
(書くんやけどねー)
(このボケ好きねー)

観てないって人はまず観て!
因みに僕は敗者復活、
本戦の決勝の中で1番笑いました!

2015年頃に
歌ネタのコント
「石焼き芋」
でセンスはそもそも光っていましたが
漫才がここまで面白いとは知りませんでした

ヘンダーソンさんは
「泳がし」「小技」「リズム」
が抜群に上手いです

敗者復活のネタは
ボケの子安さんが出から
異常な声量で登場
「どうもーヘンダーソンでーす!
 お願いしまーす!」
(観客拍手)
「有難うございまーす!!」
「僕が子安で、相方が中村フーで
 是非、覚えて帰って下さい!!
 お願いします!!」
(観客拍手)
「有難うございます!!」
「ちょっといきなりやけどさー!!」

「声飛ばすぞ、おまいな!」
ここでやっと中村フーさんがツッコむ

まずここ!
何が!?って思う方もいると思いますが
これプロは当たり前にやるんですが、、

出から15秒程ボケの方だけ喋らせて
異常さをお客さんに分からせて
違和感を共有する大事な15秒なんです

これ下手なツッコミは
(あ、僕です)
待てないんですよ
お笑い用語で「泳がす」って言うんですが
これができない…

お客さんにまだ違和感の浸透、
共有ができてない前に
突っ込んでしまうと事故るんです
(よく先輩芸人に「お前は早い」って
注意されたなー…)

最初のツッコミでしっかり掴んで
ネタに入っていきます

細かいネタの内容は書きませんが、

ボケの子安さんが
舞台袖を急に気にしたり

要所要所で「しんどいなぁ…」って言ってみたり

ドッキリの効果音
「テッテレー!」を
「テテレー」となんとも気持ちの悪い
メロを出したりと
小技…いや、もはや伏線!

観てる側がちょっと気になることをする
でも、一発で突っ込む程の違和感じゃない
何回か違和感を持たせたとこで
バシッっと突っ込む…
伏線の回収、リズムが良い!

それと中村フーさんの声が
ツッコミ声なんでよねー
心地良いんですよ
自分の声質を理解してらっしゃる
声量、語気
素晴らしい

それとなんといっても
コントに入る感じのアクション
(お辞儀しながら一歩後退する動き)
をしてから突っ込むシステム

これは発明ですね
エジソン賞あげたいです
(そんなものは無い)

何が発明か!
そのアクション起こす前の「ボケ」を
お客さんが理解したり、
予想したりする僅かな間…
これが発明です

よくお笑いは「間が大事」と言いますが
これは分かり易く、成功している例です!

最後、中村フーさんのぐずっと終わる感じも
愛らしさがあって堪らないですね

いやぁ素晴らしい!
「笑う」って皆がしたいことです
笑顔が、笑うことが嫌いなんて人は
いないですよね?

では私生活の中でも
ちょっとした工夫で、
大好きな人、部下、上司、家族を
笑わせることができたら良いですよね?

人を笑かすって難しいことですが、
プロの方々は緻密な計算、理論で笑かせています
僕らも、そのプロのテクニックを
紐解いて、学んで、実践してみたら、
周りに…ひいては自分が笑顔になれると
思いませんか??

ではまた!!
「本気の遊びを!!」

ひらかわつかさ@ひげぽよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?