エンタメ批評〜映画えんとつ町のプペル〜後編
どうも。
エンタメなんでもおじさんです
連続投稿7日目の今日は
映画「えんとつ町のプペル」を
観た感想の続きを書きます!!
昨日は熱が入り過ぎて
書き切れる気がしなかったので
今日は落ち着いて書き切りたいと思います!
(とは言え、書いてると熱が入るタイプなので
今日も長くなると思います 笑)
前編も是非↓↓
続き続き…
あ、声優さんの話からだ
声優さんも素晴らしかったですね
僕はアフレコ経験はありませんが
難しいと思うんです。
自分の肉声を使いながらも
自分とは違うキャラ
しかも年齢や性別すらも違う役を
声だけで演じることって
昨日の前編でも書きましたが、
「ファンタジー」であって
「ヒューマンドラマ」なこの作品なので
悪い意味で浮いてしまうとダメだと思うんです
悪い意味で浮くって言うのは…
必要以上に派手にしてしまったり、、
温度が高過ぎたりすると
悪目立ちすると思うんです。
そこの温度調整が声優を務められた
俳優さん達は素晴らしかったですね。
敢えてプロの声優さん達を起用しなかったのは
「ヒューマンドラマ」
を描きたかったからだと思います。
役者が本業の方に声を依頼することで
ナチュラルな表現をしたかったんだと思います。
あのスタジオジブリさんも
俳優さんを起用するのは、
そこだと思うんですよね。
特に僕的に良いなと思った方は…
ルビッチ役の芦田愛菜さん
ルビッチという幼さ、脆さが有りながらも
立ち向かう勇気、潔さ、正義!を持った役に
当時まだ10代の芦田さんの声が
(いや…現在もまだ10代だぞ…恐ろしいな…笑)
作品中で成長していくルビッチ役と
とてもフィットしてました。
プペル役の窪田正孝さん
ゴミ人間という人間ではないキャラクター
優しさ、可愛げ、ピュアさ、
それとどこか無機質も感じさせるキャラに
窪田さんのどこかミステリアスで
人懐っこさみたいなのが滲み出てました
スコップ役の藤森慎吾さん
藤森さんのスキルにはびっくりさせられました!
息継ぎしてる!?
って思わせる程の怒涛のセリフとリズム
素晴らしいとしか言いようが無かったですね
「慎ちゃんカッコいいー!!笑」
アントニオ役の伊藤沙莉さん
ドラえもんで言うところの
「ジャイアン」的なキャラクター
(アニメを他のアニメで例える
ボキャブラリーの乏しさ…笑)
伊藤沙莉さんの個性的な声が
アントニオの粗暴に見えるキャラにピッタリ
性別を超え、しかも全く中性的ではキャラに
ハメ込めるって相当凄い…
ローラ役の小池栄子さん
ルビッチの母親役であるローラ
小池さんのお芝居が元々好きなんですが
声でのお芝居も凄かったですね
心が男前のローラというキャラに
小池さんの芯の強さ、ボーイッシュさが
これまたフィットしてました
スーさん役の飯尾和樹さん
最初の頃は人の良いキャラに見える「スーさん」
途中からスパイってことが分かるんですが
飯尾さんの声からも滲み出ている人の良さ
方言の台詞も相まって、普通に騙されました
飯尾さんがスーさんじゃなかったら、
もっと序盤でスパイだったことに
気付いていたかも知れません
素晴らしい
ダン役の國村隼さん
いやー國村さんですよ
ダンディで頼りになる、
でもおばけ怖いというチャーミングさがある
ダンという役
もう完璧でしたね
声の膨よかさ、説得力
歳を重ねていないと出ませんよね
素晴らしい…
「全裸監督」での落ち着き払って
それが余計に怖さを感じさせる極道の親分役も
僕的には記憶が新しいところです
今、書いた全ての役者さんの人間味が
各キャラクターの当てはまり方が素晴らしい
キャスティングをした方の
センスも光った結果だと思います!
素晴らしい仕事なされてます!!
ナイスですね〜!
(全裸監督の余韻がまだ残っている
トレンド遅れおじさんです 笑)
それからやはりこの作品は
西野亮廣という男の色が多分に出てるとこが
良いですね
作品に邪魔になり過ぎない程度に
入れている笑いの要素。
入れるタイミング
笑いを入れる意味
笑いの種類
無駄が無かったなぁ…
それから歴史、風刺の織り交ぜ方
センスしか無かったですね
鎖国、現代社会で起こっている人の在り方
特に西野節を感じたのは
腐るお金「L」
…センスだなぁ
脱帽です…
やられました…
着眼点、発想力、常識を疑う姿勢、
はぁ…
これはマジでダメージでした…
それと同時にやる気にもさせてくれました!
(2日に渡って、「批」がない批評を書いてるのが 何よりの証拠です 笑)
最初から最後まで泣くタイミング多かったです
観た人の中で最初!?
って人もいると思いますが、
そこは気にしないで下さい。
僕、小さい頃から涙脆いので
(そんな見た目しといて?笑)
それからやはりこの作品の軸にあるのが
作り手の「人間」が出ていることが
何より素晴らしいですね!
先駆者過ぎて、理解されなかったことの苦悩…
でもそんなことをぶち抜いた事実
その事実に辿り着くまでの「葛藤」「勇気」
それらを説教臭くなく、
ファンタジーというフィールドで
観た人に「感動」という形で
「仕返し」する粋さ…
いやぁー天晴れです!
全然、いるレベル、立場は違いますが、
「負けてられない」という気持ちに
させて頂きました!!
「いやぁ、エンタメって本当にいいもんですね」
(水野晴郎か 笑)
ん?
今で2000文字強…?
やっぱり、前編より長くなった…笑
最後にヘッダー?サムネイル?の様に
「上を向いて生きて生きたい」と思います
「本気の遊びを!」
ではまた!!
ひらかわつかさ@ひげぽよ