エンタメ批評〜春になったら〜
どうも!
エンタメなんでもおじさんです!!
連続投稿27日目の今日は…
エンタメ批評
〜春になったら〜
まだ放送中のドラマを
この中途半端なタイミングで
批評するという、僕的に新しい試みです❗️
このドラマは一言で
THE 人間
です
(それで言ったら全部そうちゃうか?笑)
あらすじは、、
3ヶ月後に結婚する娘(奈緒さん)と
3ヶ月後にこの世を去る父(木梨憲武さん)との
親子の話なんですが、、
現在7話終了時点で
半分くらい泣いてます
(また泣いてるなー😅)
その原因はひとえに芝居力です❗️
お話自体はそこまで目新しいものでは
ありませんが(今のところ)
それは役者のお芝居で魅せる為に
敢えてシンプルに作っている様に感じます。
それ位に役者さんのお芝居が素敵です‼️
特に主演のお2人が素晴らしい、、
奈緒さん。
この方はどの作品を拝見しても
素晴らしいんです、、
奈緒さんのお芝居の魅力は、、
愚直さ
です。
女優として
「綺麗に魅せたい!」とか
「上手く演じたい!」といった
役者としての見え方、欲求が全く無いこと。
役者としての欲求ではなく
役としての欲求で台詞や所作に出力されている。
これには大きな違いがあって、、
人によっては、与えられた役の生理ではなく
「自分だったら」と自分の生理で
台詞や所作を出力してしまう方がいます。
『男はつらいよ』シリーズで有名な
渥美清さんが
「寅がやらないことは、やっちゃいけない」と
仰ったみたいですが、
まさにそういうことなんです!…が
これってなかなかできないんですー…
まず役のことを十二分に理解していないと
勿論できることじゃないし、
大体が架空のキャラクターを演じるので
答えがある訳でもない
しかも僕達はロボットじゃないので
自我や習慣、癖がある
これらを消して役に憑依させるって
生半可ではできないことですが
奈緒さんは完璧ですねー、、
何故、お会いしてもいないのに
そう言えるかと言えば、、
テクニックで芝居されていないから
だと思います。
細かいことですが、、
声の音が
計算では出せない音を出されているんです!
その場に役として存在してるだけで
余計な欲求が無いから
思いもよらぬ音が出ているんです!
だから、その場に的確にフィットしていて
違和感、芝居臭さを全く感じさせない…
うーん…
難しい言い回しになってるなー😅
要は…
そう!!
全てが「アドリブ」にみえるってことなんです!
(端的な言葉あったーー❗️笑)
…
…
まぁ「全て計算でテクニックでやってます」と
言われるかもしれませんが、、笑
それはそれで「騙せている」ので
どちらにしても役者さんとして
素晴らしい方だと思います!
(違った時の保険かけてね?笑)
それから木梨憲武さんですね。
ノリさんのお芝居って観たことなかったので
興味があったのですが、、
お上手です❗️
ちゃんと「椎名雅彦」という人間の
多面性を演じられています。
ひょうきんで明るいキャラは勿論のこと
癌と向き合う人の、
恐怖、強がり、周りへの気遣い
ちゃんと見えます。
それから間が上手ですねー…
短くも長くもない適した間を
毎シーン毎シーン使ってらっしゃいます。
これもきっとプランを持ってお芝居されずに
そのシーンの空気感、相手役が出してくるものを
ちゃんと感じて
リアクションされているからだと思います。
それと、「逆アプローチ」が
僕は大好きなんですが、、
あ、「逆アプローチ」は僕が勝手に使ってる
お芝居用語です!笑
例えば、、
悲しい感情を敢えて楽しそうに表現する
みたいなことです。
何故、好きか?
これは持論ですが、
人間のコミュニケーションって
対峙する人との関係性によるとは思いますが、、
湧き出た感情をそのまま出す人って
少ないと思ってます。
それは強がりだったり、
世間体だったり、
素直になれなかったりで、
貴方も泣きたくなっても
我慢することってありませんか?
それをお芝居だと
「悲しいシーンは悲しいまま」
表現することが多い様に感じていますが
僕は、泣きたくなっても
堪えている居様に
人の心を打つと思ってます。
なので「逆アプローチ」が好きなんです‼️
それをノリさんは
多くやられている様に感じます!
…
…
って長いこと書いてるなぁー…
すみません。
芝居のことになると止まらなくなるんです…😅
今クールの月9
「春になったら」
これから終盤に向けて
どんな親子関係を築くのか?
父は娘の結婚を見届けられるのか?
最終話まで目が離せません‼️
(急に終わらせたな!笑)
ではまた!!
「本気の遊びを!!」
ひらかわつかさ@ひげぽよ
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