エンタメ批評〜茜色に焼かれる〜
どうも!
エンタメなんでもおじさんです!!
連続投稿28日目の今日は…
エンタメ批評
茜色に焼かれる
です
この映画は一言で
穴だらけの砂漠に咲く
一輪の花はマリーゴールド
(おー今日は詩的に捻ってきたぞー?笑)
まずこの映画を観るキッカケになったのは
僕が大尊敬して止まない
「千原ジュニアさん」が2年前に
Youtubeで、この作品のことを語っている
動画をアップされているものを見つけて
これはまず作品を観てから
勝手に師と崇めるジュニアさんが
どう観てるのかを確認したい!
っといったことがキッカケなんですが、、
まず凄いなと思ったことですが
この作品、2021年の
コロナ真っ只中で上映されたものです。
映画を作って上映するまでって
相当な時間を要するのに
コロナが蔓延し始めてから
すぐ取り掛かって上映させたことに
作り手の多大ならぬ想いを感じました❗️
それから
ジュニアさんのYoutubeでも言ってましたが
本当に腹が立つんです‼️
それは役者さんのお芝居が
良いと同義語なんですが、、
登場するキャラクターが
尽く嫌な奴なんです
人間のいや〜な感情、欲求の
全てを描いている位
主人公家族に関わる人達は
ほぼほぼ嫌な奴なんです…
(思い出しても腹立つーー💢笑)
もうアウトレイジのコピー「全員悪人」ならぬ
それから尾野真千子さん演じる田中良子という
キャラクターがまぁ謎なんです
普通の人の思考回路ではないんです!
序盤は特に感情の起伏もないんです!
このキャラクターを演じるのは難しい…
役の中身が埋まってないと
下手に思われてしまうお芝居になってしまうから
でも、尾野さんは流石ですねー
最愛の夫が不条理に殺されて
心が、ある種無くなってしまった様な状態
あらゆる感情を押し殺してる様な状態が
ちゃんと感じられます。
素晴らしい、、
良子は「まぁ、頑張りましょう」という
台詞を度々、使うんですが
これが効いてますねー
この短い言葉に良子の生き様が
詰まっていて、グッとなります。
「まぁ」がポイントです❗️
(細か!笑)
物語全体として
不条理なこと、
上手くいかないことって多いけれど
まぁ生きていくしかないよね、、
そもそも…
「生きる」ってなんだろう?
と考えさせてもらえる作品。
1人1人のキャラクター、特に良子が
何故そう言ったか、
何であの行動を取ったのかを
想像させられる余地もちゃんとあって
希望が刺したと思ったら
それは結局、絶望に繋がっていて
物語なのに
「物語みたいに、最後にはハッピーエンドで
終わるなんて理想は、、理想なんだな…
でも!!」
と思わせられる映画なので、、
穴(想像させる余地)だらけの
砂漠(不条理、上手くいかないこと)に
咲く一輪の花(希望)は
マリーゴールド(花言葉で絶望)です‼️
上手いこといったなー 笑
下にジュニア先生のYoutubeも貼っておきます
登場キャラクターの中で誰が1番腹立つか
「腹立つランキング」で語っています
貴方は誰に腹立ちますか??
因みに僕はジュニアさんとほぼ一緒でした 笑
ではまた!
「本気の遊びを!!」
ひらかわつかさ@ひげぽよ