見出し画像

LEMONADE

新しいロゴをデザインした。

から揚げ専門店が本気で作ったレモネード。

から揚げのための、レモネード。


インスタにアップすると、

かわいい!と連絡をくれた友だちがいた。

彼女には前職を辞めようか悩んでいるタイミングで相談していた。

彼女は頻繁に会うわけではないけれども、

大事なときには連絡を取ることが多い。


彼女は「楽しいと思えることに進める勇気は大事だよ」と言ってくれた。

昔からあたしを知ってくれてるからゆえの忠告も。


彼女は近況を聞いて、

自分の好きなことで着実に道を進んでる。

それはすごいうらやましいなー、

とあたしに返してくれた。


彼女の言葉にはいつも発見が多い。

交わす言葉が少なくても、わかりあえる。

心がちゃんと、通う。


だから。

彼女が返してきた言葉に、

彼女の近況を少し察したような気がした。

深く聞くと深く話させてしまうから、

そういう大事なことは会って聞くべきだと思った。


彼女はきっと、あたしがあえて聞かなかったことも

見抜いているだろうな。


彼女の言葉は、

今の自分があのとき描いた理想の道をちゃんと歩けていることを、

そっと教えてくれた。


道の真ん中にいたらわからないことが多い。

凸凹しているけれど、

ちゃんとその道を歩いていることだけは、

胸をはっていこうと思った。



甥っ子くんのテレビ電話では、

彼は縄跳びの宿題を頑張っていた。

少し前に片足跳びを一緒に練習してコツをつかんで、

一気に30回も飛べるようになった彼は、

今日は駆け足飛びを練習しはじめた。

まだつたなくて、2回も続けて飛べなかったけれど、

彼は汗だくで何回も言われたとおりに素直に練習した。

一生懸命、携帯越しのアドバイスを聞いてくれた。


彼のママが、

「もうそろそろ終わりにして」と声をかけても、

あたしがトイレで席を外していても、

一人でもちゃんと練習してた。


練習を終えるとき、彼は9回飛べた。

10回飛べるまでは頑張りたかった!と、

汗だくでほっぺ真っ赤にする彼をかっこいいと褒めた。


凸凹だけれど、

不器用だけど、

あたしもこうして彼に負けないように、

諦めないで、ちゃんと悔しがりながら、

成長していきたいと、

彼から教わった。



6/2

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?