Pentel GRAPHLET 製図用シャーペン
美術的工業風な線の荒い幾何学図やカタカナと平仮名と英単語が入り交った無秩序に広がる暗号文がレイアウトされている。自分の脳内幻影の一部を映し出しペライチに転写する。
建築学生は”書きながら描く”課題が多くコピー用紙やトレース用紙に"ひとりブレスト"しながら妄想具合を図にしていく。考えがまとまるとケント紙という凛とした用紙に手を機械にしてソリッドで合理的に線を引いていく。
建築以外にも出欠やアンケートなど学生的な事務作業も日々あるため、とにかくペンが必要なのだ。結果的に、必然的に、製図用のペンで全てを行うようになる。気がつけば一心同体となりタフな仕事を任される製図用のシャーペンは頼もしく美しい形をしている。という遠い昔話の相棒を今も使い続けているのです。