四角さん&木根さん「フォークな夜」(感想3)
四角さんいわく、「木根さんは、ステージ上もバックヤードも一緒(裏表なく、いつでもこのまま)」と。だから安心できるというか、飾らないお人柄というか、楽しいだけでなく、自然体のままの木根さんをほめていらっしゃったと思います。
次が最後の曲になってしまいますが…と言って、タイトルを紹介された曲は、『あの素晴らしい愛をもう一度』。四角さん「この曲も、歌詞をかみしめて(聴いて)下さい」とおっしゃっていました。表向きは、心が通わない二人のことを歌っている曲ではあるけれど、実際は、二人の愛がどれだけ素晴らしいか・・・を歌っている曲ではないかと思います。本編ラストのクライマックスに、観客も少し口ずさみながら歌い、聴いて、本当に、心が温かくなりました。
そして、アンコールは、六文銭の『出発(たびだち)の歌』。不思議な広がりを持つ曲だなぁ…と思いながら聴きました。「愛の形が 壊れた時に 残されたものは 出発の歌」という歌詞が、細かい説明を抜きにして、聴いている人に説得力を持つというか、何かをきっかけに音楽が生まれて、やがて、その音楽が普遍的な力を持って、いろいろな人へ、いろいろな場所へ、時空を超えて「飛んで」いくんだなぁ…と思いました。
四角さんが「いつか、また、ぜひ一緒に共演したいですね!」とおっしゃっていたので、ぜひ、またジョイントライブが実現されることを祈っています。そして、木根さんとウツが、またフォークを歌われる機会があったら、むしろ、ゲストでご出演していただきたいくらいだと感じました。(たぶん、宇都宮さんも共演されたいだろうし、こっちの小室さん(笑)も、聴いてみたいとおっしゃるのではないかと思います)
終始、温かな空気の中で、フォーク初心者の自分も、とても楽しく、貴重な濃い時間を過ごさせて頂きました。中学生の木根さんがそこにいらっしゃるようでもあり、楽しさだけでなく、数々の名曲(特に今回は「王道の曲たち」)を披露して下さり、今の木根さんと四角さんのジョイントの素晴らしさも感じました。四角さんは、最後に後方の客席(FANKSのところ)にまで、わざわざご挨拶に来て下さり、感動を一言ふた言お伝えでき、こちらが震えてしまいました。本当にありがとうございました!!!
拙いながらも、記憶に残った感動と、感想まで。
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