(無料記事) Amazon ( $AMZN ) FY24 3Q決算分析 (2024.10.31)
おはようございます、すてぃ次郎です。
今回は、Amazon FY24 3Q決算分析を纏めていきます。
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体調不良で作成が出来ていませんでしたので、遅れながら作成しています。
<前回記事>
<Amazon決算>
EPS アナリスト予想:1.14$ 結果:1.43$ (Rivian投資を除く:1.61$)
売上高 アナリスト予想:157.20B$ 結果:158.877B$ (YoY+11.0%)
来期売上高ガイダンス アナリスト予想:186.16B$ 結果:181.5~188.5B$ (YoY+6.8~10.9%)
来期営業利益ガイダンス:16~20B$ (前年同期:13.2B$)
※売上高は為替による逆風:-0.1%
※来期売上高は為替による逆風:-0.1%
営業利益:17.411B$ (前年同期:11.188B$)
純利益:15.328B$ (前年同期:9.879B$)
営業CF:25.971B$ (前年同期:21.217B$)
現金及び現金同等物:75.091B$ (前年同期:49.605B$)
発行済み株式数:10,735,000,000株
地域売上高
北米小売り:95.537B$ (全体収益の60.1%/YoY+8.7%/前年同期:87.887B$)
【北米小売営業利益 今期:5.663B$ / 前年同期:4.307B$】
海外小売り:35.888B$ (全体収益の22.6%/YoY+11.7%/前年同期:32.137B$)
【海外小売営業利益 今期:1301M$ / 前年同期:-95M$】
AWS:27.452B$ (全体収益の17.3%/YoY+19.1%/前年同期:23.059B$)
【AWS 利益率変化 今期:38.1%/前期:35.5%/前年同期:30.3%】
【AWS 成長率変化 2Q:YoY+18.7/1Q:YoY+17.2%/4Q:YoY+13.2%】
・来年末までにアメリカの20以上の都市で新しい薬局を展開し、アメリカの半分の地域でAmazon Pharmacyの即日配達を行う見通し。
・生成AIエキスパートショッピングアシスタントのRufusが、カナダ、フランス、ドイツ、インド、イタリア、スペイン、イギリスで利用可能。
Amazonの売上高成長率は、YoY+11%、QoQ+7.4%。
来期売上高成長率は、YoY+8.8%。
ガイダンス傾向(今期売上高÷前期企業ガイダンス)は、
1Q:143.31÷140.75≒1.018 1.8%
2Q:147.98÷146.50≒1.010 1.0%
3Q:158.88÷156.25≒1.017 1.7%
です。
ガイダンス傾向はやや低くなりましたが、安定しています。
決算後、株価はザラ場で+6.19%。
Amazonの向こう12カ月PERは36.7倍。
Amazonの向こう12カ月PSRは3.3倍。
<Amazonカンファレンスコール概要>
カンファレンスコールとは、決算後に発表される経営陣とアナリストの公開会議の場です。決算書以外の事項について触れたり、質疑応答があったりします。必須事項です。
・ホールフーズ、Amazon Fresh、地元のサードパーティーから月額9,99ドルで無制限の食料品配達を行った。
・今期4000万人以上の顧客が即日配達を無料で行った。
・最新のロボット技術により、フルフィルメント処理時間が最大25%短縮した。
・広告収益:14.3B$ (YoY+18.8%)
・AWSのAIビジネスは数十億ドル規模のビジネスであり、前年比3桁の成長を続けている。
・Amazon Pharmacyはアメリカ全土20%に配達を行っている。
・為替の影響はガイダンスより0.7%良かった。
・AWSの利益率増加は、耐用年数の延長(+2%)、人件費の削減、需要の増加などが要因。
<すてぃ次郎の所感>
Amazonの決算は利益面で良い数字が出た内容でした。
売上高成長率はややピークアウト感がありますが、AWSは成長加速が確認できました。
また、各セグメントで利益率が上昇しており、特にAWSでは高く結果が示されています。
今期の注目点として、AI関連銘柄の成長性と利益率が上げられますので上昇が自然な事と思います。
次回の決算もAWSの成長率と利益率に注目していきたいと思います。
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