冷静と偏愛の間
ボクは職業柄、クライアントに自分の想いを伝えて納得してもらう能力に長けてる。それはいわゆる「プレゼン能力が高い」と言うことになるんだけど、怖い言い方をしたら多少強引に提案すれば「ボクの思い通りに意思決定させることができる」ともいう。でもそれはWin-Loseにしかならなくて、出来るだけwin-winになるようにクライアントにも気づきや自己分析してもらいながらプロジェクトを進めてる。そしてそれがまたボクのプレゼン能力を上げていくことになってると思う。
ボクはブログとかnoteを書いてるけどこれまでの経験から、記事を書くときはあえて「冷静」と「偏愛」の間を行き来してるようにしてる。ボクの想いが強すぎると偏愛重視で話をしてしまうから、もしかすると相手が望んでいないカメラを全力でおすすめしてしまうかもしれない。だからボクは実際に会ってカメラの話をするときは、必ずなんのためにカメラを使いたいのか、将来どうありたいのかを聞くようにしてから、相手に適切なカメラをおすすめするようにしている。(もちろんボクの好きなカメラだったら偏愛全力でおすすめするけどね)
ボクのメインブログ
ボクのメインブログはカメラ好きな人が一人でも増えて欲しいと思ってtips的なものからカメラの選び方みたいなものをアップしてて、それは出来るだけ冷静に客観的にまとめるようにしてる(時々偏愛が顔を出すけど)。だから好きなメーカー以外のカメラについても言及するし、自分が持っていないカメラも自分が思ったり感じたことがあれば積極的に書くようにしてる。
ちなみにサブブログもあるけどこちらは作例メイン。PVは全く上がらないけどボクが撮った写真たちの供養場所。ずっと残せるように無料ブログでドメインもそのままで使ってる。いつかボクが死んだ後の記録として残ればいいな。
ボクのnote
逆にnoteはボク個人が思ったことを綴ってるから、偏愛ベースの考え方しかない。カメラのことをあまり知らない人が正解を知りたくて読むと言うよりは、似たような考えを持つ人が「そうそう!」って思ってもらえたらいいなと思ってデータの海原に撒き餌をしてる感じ。
ボクの好きが溢れていると言ってもいいかもしれない。そして同意してくれる人をただじっと待っている感じ。
冷静と偏愛の間で
ブログをたくさん持っているから必然的にたくさんの文字を書いては、写真を撮ってはを繰り返している。そしてそれらの文字や写真は全てボクの冷静と偏愛の間から生まれてきている。そしてそれはボクたくさんの心の迷いが現れていると捉えてもいい。
冷静になりすぎるとスペック厨になりすぎるし、偏愛になりすぎると同感を得ることができなくなる。
迷いに迷いまくってカメラと接しているボク。だからボクが今持ってる機材は全て、ボクの撮影スタイルではある程度正解なんだと思う。
そして冷静と偏愛の間をできるだけ広く持ち続けることを意識して、ボクは今日もカメラ片手に外へ飛び出していく。
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