ヤンキー論


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社会人が社会人として抱える悩みのほとんどが「ヤンキーになれなかったが故に起こっている」というちょっと気持ち悪い角度の話を書く

今悩みを抱えている社会人は、「ヤンキー」という"概念"をしり、ヤンキーと自分を比べることで自分の悩みの原因やこれからの道がはっきりすると思う。それくらい、ヤンキーはすごいのだ。

「THE社会人」は読んでる本も同じだし考え方も同じで目指す場所も大体同じなのだが、そんな社会人が身につけたいと思っているもの全てをヤンキーは既に持っている。なんなら、中学高校生くらいで身につけている。(すごい)

ビジネス書を読んでいて感化した内容を思い浮かべてほしい。それはヤンキーが既に身に付けている能力ではないだろうか。営業、マーケ、マネジメント、社内政治、なんなら人生哲学までも。

社会人は、"ヤンキーではない"から本で勉強しているのであって、ヤンキーたちは小さい頃から"遊びを通して"、生きる上で必要なことを学んでいる

本をたくさん読んでるけど大して身になっていない人を見かけたことはないだろうか。それは、現実(痛み)を通して学んでいないからだ。痛みを伴わない学びはない。本を得た情報は「知っている」というだけで「理解できている」(知識を活用できる)わけではないのだ。

ヤンキーはそれらの痛みを学生時代に経験済みである(ヤンキーは悔しい思い出いっぱい)

ヤンキーが本を読まない理由は読めないのではなく読む必要がないからだ(読めない奴もいる)

そもそも、みんなが手に入れることのできる情報に旨味はない

ヤンキーたちはその感覚を常に持っている

どうすれば自分が優位な状況になるかを肌感で理解できる

ヤンキーたちは"感覚"で動いてる

「なんかおもんなくね?」

この言葉を何回聞いたかわからないし、ここからおもしろい方に現実が展開されていく過程も沢山みた

人は感覚が大事。その感覚を「自分で言語化できなかったりそもそも感覚という概念を認知できていない層」が本を読んでそういうものがあるんだと知覚する。ヤンキーがやけに例え話がうまいのは抽象と具体の行き来ができているからだ(語彙力がないため例え話が上手くなる)

「知っただけ」で意味はなく、あくまで自分の人生を通して自分の感覚にまで落とさないといけないのだが、ヤンキー以外の人間はほとんどできない。

それは今までの人生で常に誰かの言うことを聞いたり敷かれたレールの上で生きてきたからだ。誰かが敷いたレールではなく「自分で自分の道を作る」にはそれなりの痛みを生じるが、多くの人は「受けるべき痛みを避けることに頭を使う」ことを賢い生き方だと勘違いしている。受けるべき痛みは、適切なタイミングで受けなければ人生は進まない。痛みを避ける癖がついてるおかげでここら辺のリスク管理を多くの人は間違える。だから変化を起こせない。

ヤンキーたちは「若い+その頭がない」からこそいろんな経験(人生で経験しといたほうがいいこと)を若いうちに済ませることができる。その経験に複利が働き、感性がより周りの人に比べて育っていく。結果的に、社会人が欲しがるようなスキルを10代くらいで身につけ終わるのだ。そして、ヤンキーはヤンキーなりのキャリアを積み上げ、幸せを築いていくのだ(地元で)

自立心

「自立心を持って生きた年数」は、強さを作る上で大切な基準だが、多くの人が自立心を持つのは20代になってからだろう。経済的自立、精神的自立など全てを含めた自立だ。

ヤンキーたちは小学生くらいから自立心を持って生きている

ヤンキーという種族は社会的に馬鹿にされたり下に見られるかもしれないが、そこらへんの人間が20歳を超えて経験するような出来事や感情を小学生くらいから経験し始める。これは家庭環境の影響が大きい。(金持ちのヤンキーも稀にいるがほとんどは貧しい環境出身が多い)

確かにヤンキーにはあほみたいな人が多いかもだが、そもそも人間みんなあほなのだ

ほとんどの社会人は「しっかりしている」ふりをして本当の自分を隠して生きている。ありのままの自分を出すためには強さが必要だからだ。その強さがないからこそストレスをかけながら「偽りの自分」を作る。

アホそうに見えるヤンキーたちは単純なあほなのではなく
「ありのままを社会の中で表現できる人たち」という捉え方ができる。

「普通に生きている人」は生きることがつまらなくなったり辛くなったりする。社会人はいい歳になってこういうことに悩む。

それは、偽りの自分で居続けるストレスだったり自分のためではなく誰かのためにしか動けない主体性のなさからくるものだ(現代の奴隷)

ヤンキーたちは常に自分主体である。そうやって生きる術を小学生のときから身につけている。現在社会人として人生に詰まってる人は単純に能力がないのではなくヤンキーになりきれていないから困っているのだ。

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