「人に優しく在りたい」という思いが人を不幸にするって話

人間関係で悩んでる人をよく見かけるが

その原因の大体は「優しさと弱さを履き違えてる」ところにある

人間関係において優しい人が重宝されるが

そもそもほとんどの人は「優しさとは何か」すら理解していない

優しさとは何かを理解して正しい優しさを享受してたら人間関係での揉め事は起きない。優しさを履き違え関わるべきではない人と関わるからトラブルが起きて人生に罅(ヒビ)が入る

多くの人は自分にとって「ただ都合の良い行動をしてくれた人間」を優しいと勘違いする

「ただ都合が良いだけで優しくもない人」を「優しい」と勘違いして付きあう。そして距離を縮めていくうちに相手の本性に気づき

「あれ、なんか思ってたのと違った」みたいなすれ違いが起きて喧嘩して最悪な関係になって別れる。これは恋愛だけの話ではないし男女とかも関係ない。

人間関係において関係が悪くなって別れを繰り返す人は総じて本人に問題がある。

被害者ぶってたとしても本人に問題がある

そもそも被害者ぶってるところが弱さなのだ

これから

「優しさ」とはなんなのか(+弱さとは何か)
なぜ優しい行動をしようと心がけることが負を生み出すのか
結局優しい人ってどんな人なのか
じゃあその優しい人になる為にどうすればいいのか
優しさを理解することによってどう人間関係に変化が起こるのか

みたいなことをまとめる

※あくまで個人的な考え方であってそこらへんの辞書と同じ意味かはわかりません

優しさってなんなのか

優しさはその人物が、生きているだけで勝手に救ってしまうその範囲内のことであり、特定の行為ではない

少しややこしいのでジンベイザメとコバンザメを用いて説明する

ジンベイザメの周りにはコバンザメという魚がくっついている

以下コバンザメの説明

コバンザメは頭部にある小判状の吸盤で、大型魚や鯨類にくっついて生活しています。くっついている大きな生物の食べ残しや寄生虫、排泄物を食べます。また、大型の魚にくっつくことで他の肉食魚に狙われる確率を減らすこともできます。
コバンザメは泳ぐ能力があまり高くありません。本来は泳いでいる時に水の抵抗になっている場所はコバンザメにとっても落とされやすい場所なので、生き物のお腹の下が多いです。

コバンザメは生きるためにジンベイにひっついている

ジンベイザメにくっついていることでご飯も賄えたり敵から身を守ることにも繋がる

しかし、ジンベイはコバンザメに「ひっついていいよ」とも言っていない

ジンベイはコバンザメが生きやすいように気を使って泳いでるわけでも在りません

ジンベイはただ生命活動をしているだけでコバンザメの生存に貢献しているのです

これが、優しさです

では、人に置き換えて見ましょう

※あなたの中で「この人優しいな」と思う人を思い浮かべながら読み進めてください。身近な人でも、画面上の人でも。

上述してる通り多くの人が人の優しさを感じる時ってのは自分にとって都合が良いとき。

ただ、人間の優しさは、優しさを理解していない限り、自分では気付けないところにあります

あなたが当たり前だと思っていたことが実は当たり前ではなく、黙って自分以外の誰かが自分の支えになっているパターン。

例えば、親に感謝ができるようになるのは一人暮らしをするタイミングや実際に家庭を持った時だろう

会社を辞めて給料が出なくなった途端、自分を雇用してくれてた会社の存在や社会自体に感謝を感じることもあるだろう

ほとんどの人は自分では気づかないが確実に誰かのおかげで心地よい生活を送ることができている

これは家族だけではなく仕事も日常の人間関係でもそう。ホモサピエンスが作る社会全体もそうだし、地球という自然環境にも生かされている。

その人が優しくしようと思ってやっているというよりは、その人の生活圏内、その人の力の 範囲内にいる時

人は気づかないが恩恵を受けている

これが優しさ

よく恋愛トークで「自然に〇〇をやってくれる人が良い。やれば好印象だろうという考えでやってもらうのは嫌」みたいな考えを聞くがこれもそうで、

自然に人に気遣える人は、その人自身気を使ってるのではなくその人の当たり前の範疇の行為でしかなく、そのキャパが広いが故に相手に対して優しさを与えることができている

優しさを理解していない人にとって優しさは気づけないものであり、優しさを理解できる人は優しさを感じ取ることができる

決して、「誰にも言わないのが優しさなんだよな」みたいなカッコつけてるだけのオナニーと履き違えないように。

人に優しく在りたいという気持ちが人を不幸にする

優しさとはその人物が生きているだけで勝手に救われてしまうその範囲内のことだと言った、それを踏まえて読んでほしい。

人間は育った環境も違えば持っている価値観も違う

誰かにとっては優しいと感じる行動も、誰かにとっては傷付く行動になる

「誰かに優しい人で在りたい」という気持ちと行動は、その人自身のオナニー(自慰行為)だ

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