運動会から始まる本文みたいな前談
「燃ーえろーよー 燃ーえーろー あーかーぐーみー オーー!!」
運動会シーズン、真っ只中。
当然、大学生の私には無関係であり、普通に生活していれば運動会の風情なんて感じないはずだ。
しかし、私の場合、朝起きてみると応援歌やらソーラン節の掛け声やら、やたらと聞こえてくる。というか何なら最近まで小学生の元気いっぱいの声に起こされていた(”元気いっぱい”なんて文字列、10年ぶりくらいに書いた気がする)。実家が小学校から数十メートルの近さに位置しているおかげで。
そしてこの前の土曜日。その小学校(というか当然母校なのですが)にて運動会本番らしい。スピーカーから流れてくる『天国と地獄』、『トルコ行進曲』、その他定番のJ-POPもろもろ、、、小学生たちの掛け声とも合わさって、音量が、気合いが、まるで違う。
自室で窓を開けて勉強していると、アナウンスもバッチリ聞こえてくるから、今行われているプログラムが何なのか、玉入れで何個玉が入れられたのか、放送委員の「あかぐみがーリードしていまーす しろぐみもーがんばってくださーい」の定番アナウンスまで鮮明に聞こえてくるわけです。
YOASOBI、Ado、ヨルシカの中に混じる嵐やGreeeenがまたいい。今では流れる曲が全部手に取るようにわかるから、それはもう、フェスで遠くのステージの演奏を聴いているような感覚で体を動かしたくなってくる。
さて、次が午前の部最後の種目。聞くところによると”組対抗リレー”。リレー選が各クラス4人選ばれて走るアレに違いない。
気持ちのいいピストル音が鳴ると同時に聞こえてきた、小学生の精一杯の応援と乃木坂46『インフルエンサー』。なんだか小学生の頃の自分を思い出して、今の自分と比較して、勝手に感傷的になっちゃったりして。
今の小学生がどうなのかは知りませんが、小学校にいたときって今みたいな煩悩があんまり無くないですか。こんな行動したら周りのみんなにどう思われるかなんて大して考えず、席替えや自分たちで企画した”レク”で盛り上がったり、給食の時間には班別に男女ごちゃ混ぜで和気あいあいと喋ったり、家の固定電話と連絡網を使って友達と遊ぶ約束をしたり。中高と男子校に通って色々とこじらせた後悔から小学校時代を美化しすぎな気はしますが…。
少なくともこんな風にあれこれ考えて、それらを公にしてしまうなんてことは絶対にしない。
でも、そうやって思案したり、些細なことに頭を悩ませたりするようになるということが、良くも悪くも、一種の”大人になる”ってことなのかもしれない。
賑やかで活力あふれる子供達の声を「公害だ!!」なんて思うわけもなく、何なら運動会が終わってしまって”元気いっぱい”の純粋無垢な声が聞こえなくなると同時に、今ほどに考えすぎて悩むことの無いあの頃にはもう戻ることができないと実感し、どこか心寂しい今日この頃。
前談、長っ。
ようやく本題へ入ります。
と言ってここから本題をだらだらと書いていくつもりだったのですが、夏休みから書こうとずっと温めていた話題で思いの外気合が入ってしまい、このままだと一万字を越す勢いなので、今日のところは一旦ここまで。
余談
深夜に3時間近く書き続けても終わりが見えない。大丈夫かこれ、と思いながらも今日はもう脳を休めて寝たいので、いつもの如く愛しの櫻坂三期生を摂取して安らかに寝床につきます。
そういや彼女らとの対面イベント、ミーグリとやらが当たってしまいました。二ヶ月先な話なのに今から緊張しているのですが、彼女たちを目の前にして何を話そうかとひとりニヤニヤ考えているだけで活力がグングン湧いてきます。推しって偉大。
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