《悲しみ》が癒えない
2023年11月18日に、母が逝去した。満83歳だった。「敬老の日」の頃から、食事をするとお腹が痛くなり、食事が摂れなくなった。9月22日に、診察・検査してもらった結果、《膵臓癌》であることがわかった。
主治医からは、ステージが進んでいること(肝臓に転移も見られた)や高齢であることから、抗癌剤などの積極的な治療は行わず、『緩和ケア』を勧められた。
突然のことで、母が一番辛かったと思うが、自分の《世界も一変した》。モノクロの世界になってしまったような。
できる限り毎日のように、「面会」に通った。母の兄妹、親戚に連絡を取り、面会の案内もした。辛く悲しい日々だった。段々と、その思いは強くなった。
最初は、余命半年と言われていたが、病気の進行が早かったのか、2ヶ月足らずで、息を引き取った。
亡くなって、半年余りになる。それなのに、この気持ち、《悲しみ》は癒えない。今でも、信じられない。もうしばらく、このままの気持ちを抱えて過ごすことになると思う。
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