カウンセリングとの出会い
2023年3月31日に、定年退職した。
2023年度〜2024年度は、輪番制で自治会の役に当たり、また、家のこともしたいと思っていたため、仕事には就かないで過ごしている。無職である。
仕事は、主に、産業領域での対人支援の仕事に、30年ほど携わってきた。技術や経営が支援の中心だった。(自分なりに)真摯に向き合ってきたつもりだが、あまり役に立つことができなかったかもしれない。後悔も多い。
大学を卒業し社会人になり、仕事について悩んだことをきっかけに、20代の頃から、カウンセリングや臨床心理学に興味を持った。そして、細々とではあるが、学びを続けてきた。
ご縁があり、地元の大学の先生から、有志の研究会で、オリエンテーション(流派)に関係なく、たくさんのことを教えていただいた。催眠療法、臨床動作法、筋弛緩法、イメージ療法、自律訓練法、フォーカシング、箱庭療法、エリクソニアン・アプローチなど。月に1回程度、夜間の開催だったが、とても楽しく、充実したものだった。
その後、先生が離れることになり、ぽっかり心に穴が空いたような状態になった。
その後は、本を読んだり、学会や研究会等のワークショップに参加しながら、漂流するように。
心理の資格を何も持たないので、退職を機に、何かを取りたいと思った。臨床心理士、公認心理師は、経済的、時間的、能力的にハードルが高い。そこで、比較的実習が充実していると思われた産業カウンセラー養成講座を受講した。思っていたより、きつかったが、何とか講座を終了し、試験に合格することができた。
現在は、キャリアコンサルタント養成講習を修了し、11月の試験を目標に学習している。また、修了できるかどうか分からないが、シニア産業カウンセラー育成講座も併行して受講している。
その他、オンラインであるが、パーソン・センタード・セラピー、エリクソニアン・アプローチなどを中心に、関心のあるセミナーを受講している。
今後のことについては、模索中である。
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