Leica M-A【FUJIFILM Superia X-TRA 400】- 浜松町近辺
ビジネス街を休日に歩くのが好きだ。当然平日より閑散としており、とはいえあくまでもビジネス街なので清潔感があるから寂しげな感じはしない。それが晴れた日のこんな季節ならなおさら。
今回は浜松町。最近休日によく撮り歩く場所だったりする。僕はストリートスナップが好きだけど、人を撮りたいとは相当その人物が目を引く人でもない限り思わないのでこれくらいの場所がちょうど良い。誰にも気を遣うことなくスナップを楽しめる。
フィルムは以前も記事に挙げた富士フイルムのSuperia X-TRA 400。富士のフィルムシミュレーションで人気のあるクラシックネガの原型がこのフィルムらしい。うん、確かにベルビアやペルビアのようなある意味人工的?な色づくりより自然な色合いがするから僕も好きだ。
天気的に測り易かったというのもあるけど、前回の記事で書いた通り、露出に関しては全く問題がなくなってきた気がする。「ハイライトは救えるけど、シャドウは救えない」というデジタルとは真逆の特性を生かしているからたまにオーバーになりすぎるんだけど、それもまたデジタルで絞り優先で撮っているだけでは得られない画が得られるし、よりフィルムっぽさが増すので好ましいと思っている。
それから、Summicronの50mm 4th。このレンズは鏡胴の太さといい長さといい実によく手になじんで使いやすい。正に現行レンズという感じ。パキッパキに写るという意味では、Elmar 50mm F3.5の方が上かもしれないけど、F2という明るさも含めてオールマイティという意味ではやはりSummicronに軍配。これだけで旅行に行くのも楽しいかもしれないな。