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About the Pierre Jeanneret Chandigarh Collection®

Pierre JeanneretChandigarh Collection®︎
チャンディーガルコレクション®︎について

「チャンディーガルの家具」や「ピエール・ジャンヌレの家具」については、多くの混乱と誤解、そして誤った情報があることに気づきました。

そこで、多くの方の理解補助のため、デザインの起源と、作品を説明するためによく使われる用語を簡単に説明します。

I noticed a lot of confusion, misunderstanding and misinformation about "Chandigarh Furniture" and "Pierre Jeanneret Furniture".

Therefore, to help many people understand, I will briefly explain the origin of the design and the terms that are often used to describe the work.

-ピエールジャンヌレ チャンディーガルの家具について
About Pierre Jeanneret Chandigarh Furniture

1950年代、大戦を経て独立したインドのパンジャブ州政府は、チャンディーガルの都市となる新しい首都を建設することを選択しました。

 ル・コルビュジェと共に、ピエール・ジャンヌレは多くの建築プロジェクトに割り当てられ、政府や公共の建物のために作られる家具の設計する責任者に任命されました。

ピエール・ジャンヌレはこれらの設計をパンジャブ州の複数の木工スタジオに渡し、プロジェクトの仕様に従って、それぞれが市内で使用する家具の生産を開始しました。

制作要件は建築プロジェクトによって異なり、その結果、各設計からさまざまなバージョンが作成されました。

In the 1950s, the government of India's post-war independent Punjab state chose to build a new capital that would become the city of Chandigarh.

Along with Le Corbusier, Pierre Jeanneret was assigned to a number of architectural projects and was appointed responsible for designing furniture made for government and public buildings.

Pierre Jeanneret handed these designs over to woodworking studios in Punjab, each of whom began producing furniture for use in the city according to the project's specifications.

Different architectural projects had different production requirements, resulting in different versions of each design.

-「オリジナル/ヴィンテージ」とは?
What is "original/vintage"?

そもそも、オリジナルの「チャンディーガルの家具」または「ピエールジャンヌレの家具」が何であるかについての公式の説明はありません。これは、家具に単一の製造ライセンスが付与されたことがないためです。

多くの人が「オリジナル」の作品をヴィンテージ作品と呼んでいます。これらは1950年代に製造され、その後修理、復元された作品です。

しかし、パンジャブ州の木工スタジオは1980年代までチャンディーガル市向けに作品を製造しており、現在でも国際市場向けに作品を製造しているところもあります。

「オリジナル」という用語は、ヴィンテージディーラーによって、ヴィンテージ個体や特定の「オリジナル年代」の製造を説明するため、または特定のレターマーキングが付いた個体を説明するためにも使用されます。

これらの仕様についてさらに詳しく説明します。

作品が1950年から1980年の間に作られた場合、私たちは作品にヴィンテージの判断し識別します。これは、木工スタジオがチャンディーガル市のために実際に作品を期間であったためです。

 ただし、これらの30年間に作成された作品の大部分は大幅に破損、修復を繰り返しており、通常に使用するには修理、復元する必要があります。

 たとえば、1950年代に作られたStudent Chair は天然の籐を使用して製造されましたが、1960年代以降に製造されたほとんどのモデルは、

耐久性の向上ためにプラスチック製の籐を使用して製造されました。

 籐から、スリット状の木材に変更した物もあり、公共の備品としては、当然の処置が普通に行われています。

 注文仕様によってデザインも大きく異なり、特定の型式の作品はありませんでした。
 つまり、オリジナルも70年に及ぶ使用の過程で、新しい部品を繰り返し付け替えているため、手を加えていない「真のオリジナル」はお目にかかる事は皆無となります。

これらは、オリジナルではないのでしょうか? また偽物でしょうか?

 巷で耳にするオリジナルの真贋についても定義があいまいで、先述の通り、お目にかかることがでいない「真のオリジナル」以外はすべてに修復がなされております。

 販売ディーラーによっては独自の判断で手の加え具合や、修復用の新しい部品の使用率を真贋判定に利用するようになっています。

 当店では修復履歴や頻度とオリジナル性は、修復ありきがオリジナルである理由から同一である点を強調して販売しております。

 もし、気になる販売店で、オリジナルの真贋云々を耳にしたら、
より一層慎重になり、その根拠について問いただしてください。

 stile vitaでは、オリジナルと定義した1950年代~1980年代までに製造したオリジナルの根拠をもとに、現地仕入れで販売しております。
 Online Storeでの販売は行っておりませんが、過去50点以上のオリジナル販売の実績がありますので、興味ある方はお問い合わせください。

 それらオリジナル/ヴィンテージ商品の根拠は購入いただける全てのお客様に提示しております。

 手書きによるレターマーキング:一部のヴィンテージ作品は、木製フレームに手書きによるレターマーキングが施されています。 これはもともと、作品の行き先にラベルを付けるために木工スタジオによって行われました。

 例:公共図書館のローカル6用に作成された椅子には、「PL-CH-Loc6」というレターが付けられます。 多くの作品はまた、時間の経過とともに作品を毎日使用するため、レターマーキングは次第に消えてしまいます。

 ただし「オリジナル」と偽るために、現行製品にマーキングが付けられることがよくあります。

 これは不誠実であり、家具を不正にオリジナル化し、価格を上げるために使用されるため、悲しい事態であると言えます。

To begin with, there is no official explanation as to what the original "Chandigarh furniture" or "Pierre Jeanneret furniture" was. This is because furniture has never been granted a single manufacturing license.

Many people refer to "original" pieces as vintage pieces. These were manufactured in the 1950s and have since been repaired and restored.

However, woodworking studios in Punjab produced works for the city of Chandigarh until the 1980s, and some still produce for the international market.

The term 'original' is also used by vintage dealers to describe vintage specimens, production of a particular 'original age', or to describe specimens bearing certain letter markings.

Let's take a closer look at these specifications.

If the piece was made between 1950 and 1980, we judge and identify the piece as vintage. This is because the woodworking studio was actually period works for the city of Chandigarh.

However, most of the works created in these 30 years have been extensively damaged and repaired repeatedly, and must be repaired and restored for normal use.

For example, the Student Chair made in the 1950s was made using natural rattan, but most models made after the 1960s

Manufactured using plastic rattan for added durability.

Some of them have been changed from rattan to slit-shaped wood, and as public equipment, natural measures are taken normally.

The designs differed greatly depending on the order specifications, and there was no specific type of work. In other words, over the course of 70 years of use, the original has been repeatedly replaced with new parts, so you will never see a "true original" that has not been modified.

Aren't these originals? Or are they fakes?

The definition of the authenticity of the originals heard on the street is also ambiguous, and as mentioned above, everything has been restored except for the "true originals" that cannot be seen.

Some sales dealers use their own judgment to determine the degree of modification and the usage rate of new parts for repair to determine authenticity.

At our shop, we emphasize that the restoration history, frequency and originality are the same because restoration is the original.

If you hear about the authenticity of the original at a store that interests you, please be even more cautious and ask about the basis for that.

At stile vita, we sell locally procured products based on the original production from the 1950s to the 1980s, which we define as original. Although it is not sold at the online store, we have a track record of selling more than 50 original items in the past, so please contact us if you are interested.

We present the basis for these original/vintage products to all customers who purchase them. Handwritten letter marking: Some vintage pieces have handwritten letter markings on the wooden frame.  This was originally done by woodworking studios to label the destination of the work.

Example: A chair created for Local 6 in a public library would have the letter "PL-CH-Loc6".  Many pieces also use the pieces daily over time, so the letter markings fade away.

However, current products are often marked to disguise them as "original."

This is a sad state of affairs as it is dishonest and used to unfairly originalize furniture and increase prices.

-「ライセンス」または「製造認証」?
"License" or "Manufacturing Certification"?

 チャンディーガルの家具の設計図の多くのデザインとバリエーションに何百人もの木工スタジオと職人が責任を負っているため、チャンディーガル市は特定の生産またはデザインライセンスを付与しないことを公式に決定しました。

 木工スタジオごと、サイズや工法が微妙に異なるのは、そのためです。

 よってオリジナルを販売する際に説明するベンダーからの情報以外に、「公式ライセンス」や「製造認証」などはありません。

もし「公式ライセンス」や「製造認証」を謳って作品が販売されている場合、その起源と正確な意味を疑問視するのが賢明です。

As hundreds of woodworking studios and craftsmen are responsible for the many designs and variations of Chandigarh's furniture blueprints, the city of Chandigarh has officially decided not to grant specific production or design licenses. bottom.

That's why the size and construction methods are slightly different for each woodworking studio.

Therefore, there is no "official license" or "manufacturing certification" other than the information provided by the vendor when selling the original.

If a work is marketed as "officially licensed" or "manufactured certified", it is wise to question its origin and precise meaning.

-Chandigarh Collection®について~これらはリプロダクトですか?
Are these reproductions?

先述のとおり、チャンディーガルの作品には製造ライセンスがないため、「レプリカ」または「リプロダクト」の識別、呼称は本来、無意味となります。
ただし、インドのチャンディーガルプロジェクトに携わったことの無いスタジオまたは、インド以外の国で作られた製品は「オリジナル」の理解から大きくかけ離れており「リプロダクト」または「模倣品」と位置づけられると考えます。

 安価なバーチ材やパイン材を機械加工のみで製造し、
編み込み不要な樹脂製のラタンをはめ込むだけの、
大量生産模倣品を見かけますが、大半はインド以外の国で機械製造されており、オリジナルの製造とは、その製造思想、出来栄えが大きくかけ離れるため、皆様は一目で違いを理解できることでしょう。

As mentioned above, Chandigarh's work does not have a manufacturing license, so the identification and designation of "replica" or "reproduct" is essentially meaningless. However, studios that have never been involved in the Chandigarh project in India or products made in countries other than India are far from the understanding of the "original" and are positioned as "reproducts" or "imitations". think.

There are mass-produced imitations that are manufactured only by machine processing of cheap birch or pine wood and are only fitted with resin rattan that does not require braiding, but most of them are machine manufactured in countries other than India, and the original The manufacturing concept and workmanship are very different, so you will be able to understand the difference at a glance.

-Chandigarh Collection® チャンディーガルコレクション®とは
About Chandigarh Collection®

 stile vitaの取り扱い製品は、1950年代初頭から1960年代初頭に製造されたオリジナルと同じ製造技術、製造基準、および材料を使用して、北インドをはじめとするオリジナルの修理を行っている木工スタジオで、ピエールジャンヌレのチャンディーガルプロジェクトの製造を行っていた木工スタジオの正当な系列で作られています。

 彼らの工房、系列工房は、1950年代から存在し、今もオリジナルの修復を忠実におこなっています。

 そのため、他のリプロダクトやオマージュ製品とは異なった、
オリジナル製造のスタジオによる技術継承された製品であるため、

stile vitaでは製品にチャンディーガルコレクション®︎と商標登録を正式に行いました。

 商標登録番号:第6460008号 出願日:2021年7月21日

 コンセプトは、30年にわたるチャンディーガルコレクション®の過去から現在への継承と未来への保存、そしてチャンディーガルでしか存在しない、故ピエールジャンヌレの偉大な作品を世界市民に広く普段の生活で使ってもらうことです。

 同時に、私たちは現代社会の責務である環境、人権、持続可能性、倫理・道徳観についても真剣に向き合って取り組んでいます。

 未来に残すチャンディーガルコレクション®が未来の地球にネガティブなインパクトを与えぬよう、再生木材の使用と汚染物質、人体影響のない塗料・オイルを使用した製品は、カーボンニュートラルです。

 また、お客様の協力を得て、完全な受注生産を行うことで、無駄な在庫と流通を排除し、計画的生産による安定した雇用と労働環境の適用に努めています。

 そのため、特定の団体や自治体への保存活動の寄附なども行いません。 

なぜならば、お買い上げいただいた皆様が長く大切に使っていただけるだけで、本質的な目的が達成出来るからです。

 私たちのチャンディーガルコレクション®︎は、まだ始まったばかりです。

©︎ 2021 office nakamura

stile vita products are made in North India and other original repair studios using the same manufacturing techniques, manufacturing standards, and materials as the originals manufactured in the early 1950s and early 1960s. , made in a legitimate family of woodworking studios that were manufacturing Pierre Jeanneret's Chandigarh project.

Their workshop, affiliated workshop, has existed since the 1950s and is still faithfully restoring the original.

Therefore, unlike other reproducts and homage products, this is a product that has inherited the technology of the original manufacturing studio.

At stile vita, we have officially registered the Chandigarh Collection®︎ and trademark for our products.

 Trademark registration number: 6460008 Application date: July 21, 2021

The concept is to inherit the 30-year Chandigarh Collection® from the past to the present and preserve it for the future. It is to get

At the same time, we are also serious about the environment, human rights, sustainability, ethics and morals, which are the responsibilities of modern society.

 In order to ensure that the Chandigarh Collection®, which will be left for the future, does not have a negative impact on the future earth, products that use recycled wood, pollutants, and paints and oils that do not affect the human body are carbon neutral.

In addition, with the cooperation of our customers, we are working to eliminate wasteful inventory and distribution by performing complete build-to-order production, and striving to apply a stable employment and working environment through planned production.

Therefore, we will not donate to specific groups or local governments for preservation activities.  

This is because the essential purpose can be achieved only if the purchaser can use it carefully for a long time.

Our Chandigarh Collection®︎ has just begun.

©︎ 2021 office nakamura