ネクタイもオーダーメイドで作る時代
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
stile lavitaの関谷です。
だいぶ気温も落ち着いてきましたが、日中はまだなんとなく暑いですね。
過ごしやすいと言えばそうなんですが、もうすぐ11月ということを考えると流石にまだ暑いですね。。
生まれも育ちも福島の会津なんですが、小学校くらいの時は11月くらいには雪降っていた記憶だったので、東京の過ごしやすいに感服です。
さて本日は新たなオーダーアイテムについて書いてみます。
それは【ネクタイ】です。
なんとなくインスタのストーリーなどで、告知していたので取り扱いがある事をなんとなくご存知の方もいらっしゃるかと思います。今回はそのオーダーネクタイについて書いてみます。
1.ネクタイについて
スーツとは切っても切れない関係のネクタイですが、最近ではその立ち位置が少しずつ変わってきています。
シャツのブログを書いた時にも少しだけ触れましたが、あなたが最後にネクタイを締めたのはいつですか?
以前のスーツスタイルは、スーツシャツネクタイはある意味セットで、そのスタイルが定番でほとんどの方がお仕事でその着こなしをされていたはずです。
それが少しずつ、ノーネクタイになり、インナーがニットになり、はたまたTシャツになりと着こなしの振り幅がかなり広がった事であまり付けない方がかなり増えた印象ですね。
業界の重鎮の方からお叱りを受けそうですが、時代の流れ的にはしょうがないのかなとも思いますし、ファッショントレンド的に順ぐり入れ替わるのもこの業界です。
僕は、スーツは基本的にネクタイを付けたいし、そもそも結構ネクタイ好きなんです。
僕の尊敬する先輩の言葉で、
『ネクタイは一期一会だから気に入った物があったら買ったほうが良いよ』
実際に色々なネクタイを付けてみるとわかるんですが、ネクタイは素材や色味、ネクタイ幅や長さなど、ちょっとした違いでも結構印象が変わるんですよね。
なんとなくこんな色のネクタイ、あのスーツに合うなと思って買っても、付けてみたら微妙という事もあるでしょう。
それだけ結構深いアイテムなのが、ネクタイなのです。
2.オーダーネクタイを始めた理由
お店を始める時、既製品のネクタイの仕入れも考えましたが、そもそもそも提供しているアイテムがオーダースーツで、どうしてもオススメ出来ないケースも何度かありました。そういった時は、お客様と一緒に阪急メンズ館のB1Fフロアまで行って合うネクタイを探したりしました。
スーツをご注文頂いたお客様にも、
『このスーツどんなネクタイ合いますか?』
と言ったご相談も多いんです。
ネクタイを買いに行く時間もあまりなく、お仕事終わりに行こうとしてもお店が閉まっているパターンもあるとよくお聞きします。最近ではタイパと言う言葉がありますが、年齢を重ねてくればくるほど、自由な時間が少なくなって行きますよね。その自由な時間の中で、スーツをオーダーしてネクタイまで探しにいくのは結構な時間を使います。
お店に行って、これいいねあれいいねと言う時間は個人的にも大好きなのですが、どうしてもそういった部分は出てきてしまいます。
3.オーダーネクタイのメリット
オーダーネクタイは生地はもちろん、長さや幅、シルエットなどお選び頂けます。
前回のブログにも書きましたが、身長によってネクタイも合う合わないが露骨に出るアイテムです。
このネクタイは長さドンピシャなのにこのネクタイはどう結んでも長いもしくは短いというご経験はほとんどの方が経験した事があると思います。
最近では、パンツの股上がクラシックテイストで深めにご注文頂く事も多いですが、実はこの点もネクタイの長さを決める上でとても大事なポイント。
股上を少し深くすることで、今までのネクタイが少し被りが多くなってしまうので、最近は少しだけ短めにする方もいらっしゃいます。
ネクタイもスーツの生地色やシャツの襟方など全体のバランスを考慮しながらオーダーできるのも嬉しいところです。
もちろんオーダーアイテムなので、時間がかかってしまう点でいえばデメリットではありますが、色々探して良いのがなくて無駄足を食うよりはいいですよね。
4.実際の仕上がり品
実際にご注文頂いた二本です。
前回ブラウンのスーツをご注文頂いて、そのスーツに合うようにご注文頂きました!
ここ数年人気のビンテージ調の柄や色味が絶妙な二本で、それぞれに個性がありますよね。
ネイビーブレザー にアクセントとして締めるのもありですし
今シーズンオススメのチャコールグレーのチョークストライプ のスーツにも良いアクセントになります。
スーツ軸で考えるコーディネートなのか、ネクタイ軸で考えるコーディネートなのかで合わせ方も変わってきますが、あーしてみようこうしてみようと言う楽しみがネクタイコーディネートの醍醐味ともいえますね!!
ご注文頂きありがとうございました!!
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?ネクタイをする機会が少なくなってきたからこそ、締めるときはお気に入りの一本を締めたいですよね。随時新生地も入荷しているので是非この機会にご検討ください!
各種リンクからお問い合わせが可能です。