マイコプラズマの性器感染と再発
マイコプラズマというと肺炎のイメージがあるけど、最近注目を集め始めているのがマイコプラズマって言う菌が性病の原因にもなっているって事。
アメリカとかだともうよく知られていて、検査も治療もしっかり出来るみたいなんだけど、日本だとまだあまり知られていなくて、ただの雑菌、って思っている医者や、検査してみつけたところでどう治療して良いのかわからないって医者も多いらしい。
淋病でもクラミジアでもないのにおかしいっておいときは、このマイコプラズマのジェニタリウムって言う特別な菌が怪しいらしい。
岐阜大学にこれについてとっても良く研究している先生がいるんだけど、その先生いわく、この菌をやっつける薬を見つけるのがとても難しいんだって。
なんでかっていうと、この菌はすぐに薬剤耐性、つまり薬が効かなくなるように進化できちゃうんだって。
で、治療してなおったかなーと思って、一ヶ月後に完治確認検査して、あ、大丈夫そうですね、ってなっても、3ヶ月後くらいにまた再発したりする厄介者なんだって。
だからこのマイコプラズマジェニタリウムに感染して治療した人は一ヶ月後の再検査で大丈夫だからって安心しちゃいけないんだって。
治療が終わってから1ヶ月後と3ヶ月後に再検査するのがいいらしいよ。