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【開発実績紹介】オペリスク管理システム

【経緯】

  2004年、バーゼル合意が改定されました(バーゼルII)。バーゼル合意は、バーゼル銀行監督委員会が公表している国際的銀行の自己資本比率や流動性比率などに関する統一基準です。

 バーゼルII において、自己資本比率の算出式に信用リスク、市場リスクに加え、オペレーショナルリスク(オペリスク)が追加されました。

 リスク事象を記録し、分類し、検査し、報告を行う。検査結果からリスク低減策を検討し実施する。このようなPDCAサイクルを効果的にサポートするシステムが必要となりました。某銀行からご依頼をいただき、システム構築させていただくこととなりました。

【システム概要】

  WEBベースのシステムで、OSS で構成された環境で稼働します。OSS構成ではありますが、銀行において長年安定稼働しています。

OS: Red Hat Enterprise Linux
開発言語: Java
DB: PostgreSQL

当社WEBサイト上のソリューション紹介ページ

【今後】

  バーゼルIIIを 2023年3月から早期に適用開始した金融機関もあり、今後も2024年3月には主な国際統一基準金融機関、2025年3月には主な国内基準行と段階的に適用が進められますので、引き続き動向を見守りつつ、より効率的で使い勝手のいいシステムをお客様にご提案していきたいと考えています。



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