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第7回 Matomoのレポートを見るには

【登場人物】

IT営業アシスタント。上司にネットでの製品PRを命じられ、ウェブサイトを作ることになった。ただ、でき上がったサイトをどう運営していけばいいかわからず悩んでいる。

元SE。今はアクセス解析ツールの営業。
Webマーケティングについてお客様に日々説明をしている。

アクセス解析の技術者。
アクセス解析の重鎮、生き字引、サポートの鬼。
アクセス解析でわからないことがあれば何なりと。


前回、ログファイルのインポートとアーカイブをターミナルから実行したね。
今回は、その結果をブラウザから確認していこう。

アクセスURLはインストールの時と同じ「http://EC2のIPアドレス/matomo/ 」にアクセスするよ。

同じURLで、インストール後は違う画面になるんですね。

そうなんだ。この画面はMatomoのログイン画面になるよ。
インストール時に決めたログインIDとパスワードでログインしよう。

あれ?グラフの描画が途中で止まっていますね。

インポートしたログファイルの日付が過去分だったからね。今見ているのは昨日の日付のレポートだよ。
インポートした分のレポートを見るには、日付のボタンからカレンダー操作をするんだ。

このボタンから日付を10月31日にしてみるよ。

グラフの全期間に数値が現れました。

表示される日付期間は設定画面の個人用設定から変えることができるよ。
ただし、相対的な日付範囲しか設定できないので、レポートの運用に合わせて考えていこう。

前日分のログを自動的にインポートするような仕組みを作ったり、毎日ログファイルをインポートする運用を行なえば、前日分までの解析結果が見れるのですね。

そうですね。仕組みを作るのはちょっと大変ですから、手作業でログファイルのインポートを実施することを前提にして考えていきましょう。

他にも設定画面からは、新たなウェブサイトの追加もできる。ログを読み込ませるサイトが増える場合は、設定→ウェブサイト→管理から「新規の測定対象を追加」ボタンでウェブサイトを追加しよう。
今は、インストール時に作成した1つのウェブサイトだけが存在する状態だよ。

次回から、分野別のレポートをひとつずつ見ていこう。Matomoによる過去ログのアクセス解析の始まりだ。


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