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週刊日記

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毎週日曜日に更新。1本の記事にするほど膨らまなかった小ネタをオムニバス形式でお届け。
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#エッセイ

週刊日記:iPhone SE2、まだ舞えるか?

週刊日記:iPhone SE2、まだ舞えるか?

◆スマホ
 今使っているスマホは僕の中で3台目。iPhone 4→iPhone 6s→iPhone SE2と辿ってきている。15年間で3台なので、1台あたり5年使っていることになる。な、なんて物持ちの良さ...!
 ケチ臭いと言えばそうなのですが、これは僕のスマホに対する価値観が大いに反映されている。確かに、初めてiPhoneを手にした時は随分と感動した。ガラケーからの進化ぶりが凄まじかったから。

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週刊日記:勘違いバレンタインデー

週刊日記:勘違いバレンタインデー

◆勘違い
 先日、知人を呼び出して軽くおしゃべりすることになった。僕も相手も日中は仕事だったので、落ち合うのは夜という約束で。言ってみればごく平凡なイベントだ。しかし、様々な条件が化学反応を起こして思わぬ状況に陥った。

 順を追って説明していこう。まずは僕と親との関係性。
 僕は実家住みだけれど、両親との関係はとても良好と言えたものじゃない。僕の精神が不安定なこともあり、ここ1年くらいまともに会

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週刊日記:味覚変わり

週刊日記:味覚変わり

◆味覚
 誰かと食事へ行くと、思いのほか生魚を食べられない人がいることに気づく。青魚は苦手、とか、貝類は得意じゃない、など部分的なものも含めて。
 僕の生まれ育った土地は「すぐ隣が港町」くらいのポジションなので、食卓にはしょっちゅう海鮮類が並んだ。朝は味噌汁にアサリ、昼は主菜に焼き魚、夜は副菜として刺身、といった感じで3食続くことも珍しくない。白飯をおかずにして魚を食べていたと言っても過言では…い

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週刊日記:ジークアクス

週刊日記:ジークアクス

◆ジークアクス
ジークアクスを観るかどうか迷った。というのも、僕は歴代のガンダムシリーズを全て押さえているわけではないので、そんな半端者状態で劇場版を観に行くことに抵抗があったのです。これまでもずっと。
けれど、このままヘソを曲げていると良い物に触れる機会を損失し続けることになる。制作に携わっているメンバーも粒揃いだし、全国426館での公開は史上最大規模らしい。それだけ力が入っているということだ。

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週刊日記:わんだふるぷりきゅあ!

週刊日記:わんだふるぷりきゅあ!

◆わんだふるぷりきゅあ!
『わんだふるぷりきゅあ!』が最終回を迎えた。
50話のアニメは2〜3日もあれば一気観できますが、やはり1年間追い続けると別れの寂しさは強烈だ。泣いてしまうことを分かっていながら観る映像は胸が苦しくなる。
とりわけ、僕はこむぎ(キュアワンダフル)というキャラクターに注目していた。本来の姿はいろはのペットです。パピヨンという犬種で、明るく元気いっぱいな性格なのだそう。単なる「

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週刊日記:日記投稿の弱音をひとつまみ

週刊日記:日記投稿の弱音をひとつまみ

◆弱音
こういう場で弱音を吐くのはナンセンスなのかもしれませんが、隠し事をしないのが僕の日記の方針です。恥も外聞も捨ててありのままを書く。ただ例外として、どうしても必要な場合を除き、極端な下ネタは避けるようにしている。下人でも最低限の品位は保ちたいものさ。

1つの記事に付くリアクション(スキ)が10を超えたら良い方だ、という自分の中の基準がある。その基準をもとにして、めぼしい記事を「厳選記事」マ

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週刊日記:生きるか死ぬかはファミマ次第

週刊日記:生きるか死ぬかはファミマ次第

◆冬を越す
今冬もいよいよ雪が降りまして、日夜問わず厳しい寒さです。北陸は湿気が多いため、じめっとした空気が身体に貼り付いてくるようで、寒いというより冷たいという体感だ。

今でこそ高断熱高密室の住宅によって冬でも快適なステイホームを実現できていますが、本来、人間にとって越冬とは死活問題だったのだ。春の訪れを待たずして亡くなった者がどれほどいたか。一冬越せるだけの食糧を備蓄できなければ死、寒さを凌

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週刊日記:年末年始の特番を観られる日を夢見て

週刊日記:年末年始の特番を観られる日を夢見て

◆特番
昨年末から今年にかけて、僕はなるべく世間や社会を感じないように過ごした。世の中が年末年始ムードに沸いている様子を見たり、街中で和気あいあいとした家族連れを見たりすると、あまりの疎外感に気が狂ってしまいそうだから。

年末年始の特番、昔は好きだった。最近のTVは面白くないとか、芸能人にも興味ないとか、そんな理由はどうだっていい。幼い頃から流行りの音楽や芸能人には疎かったし、バラエティ番組もド

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週刊日記:「仕事を辞めたい」もいろいろ

週刊日記:「仕事を辞めたい」もいろいろ

◆話し相手
僕がこうやって毎日日記を書けているのは、単に一人の時間が長いからなのかもしれない。

帰省シーズンということで、旧友が地元に帰って来た。僕のアテの無い話にも付き合ってくれる人なので、頭に思い浮かんだことを五月雨にくっちゃべった。いつもは、頭に浮かんだ考えはすぐメモに残し、そのアイデアを元に日記を書いています。しかし、今日は思いついた考えを全て友人に話し切ってしまった。途中にTVゲームを

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週刊日記:創作欲すら枯れた砂漠で何を思う

週刊日記:創作欲すら枯れた砂漠で何を思う

◆創作
労働から解き放たれ、創作意欲が増している。また絵を描きたい、音楽も作ってみたい、自分の中に広がる世界をアウトプットしたい。同時に、インプットをしたいという欲もぐんぐん増している。娯楽として楽しいだけでなく、自分の世界を広げる一助となるからだ。

働いていると、とにかく日々の仕事のことで頭がいっぱいになり、創作意欲など湧く余地がない。どれだけ本や映画に熱中していても、決まった時刻になれば翌日

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週刊日記:風呂キャンセルの功罪および防寒の一般理論

週刊日記:風呂キャンセルの功罪および防寒の一般理論

◆風呂キャンセル
 もう8割は回復しましたが、今月初頭にずいぶんと体調を崩した。その際、ついに僕は風呂をキャンセルしてしまった。普段は風呂に入らないと身体が気持ち悪くて眠れないのですが、不調すぎてそれどころではない。服を脱ぎ、シャワーで身体を流し、髪と顔と身体を洗い、風呂を出てスキンケアとヘアケアをする。この一連の流れを想像しただけで頭がパンクした。無理だ。できるわけがない。寝る。寝る寝る寝るね。

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週刊日記:ところによりHello警報

週刊日記:ところによりHello警報

◆会話
 会社でのコミュニケーションすら失ってしまった僕は、他人と会話をする機会が本当になくなった。基本的にずっと自室にこもっているので、発声すらほぼしない。暇つぶしに毎日Duolingoでフランス語と戯れているため、日本語よりもフランス語を発する回数の方が多い。 Je suis un chat.(私は猫です。)
 俗世から完全に孤立してしまうことを恐れ、こうして文字を書き残したり、人が喋っている

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週刊日記:出していこうぜ、生活感

週刊日記:出していこうぜ、生活感

◆食費の見直し
 ドキドキ貯金切り崩し生活が始まったので、まずは身近な支出を見直したいきたい所存。とはいえ、実家住みという激甘イージーモードですから、一人暮らしをしていた時ほど細かく家計を考える必要はない。ありがたいことだ。
 目下の課題は食生活関連だ。食事は毎日行うことだし、もちろん食事をするにはお金がかかる。手を付けるべきはココからでしょう。僕は食にほとんど関心がないので、安くて腹もちが良けれ

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週刊日記:ハードコアを子守の唄と聴き

週刊日記:ハードコアを子守の唄と聴き

◆ハードコアテクノ
 音楽ジャンルの深掘りは割愛するとして、僕はハードコアを聴いて育ってきた。雨の日も雪の日も、枕を濡らしたあの晩も、僕のそばにはいつだってハードコアがあった。
 ハードコアは歌詞のないインスト曲だし、流行歌に比べるとテンポもかなりはやい。だから、日本のメジャーな音楽シーンに顔を出すことはほぼない。何と言っても、激しめの音が多く使われるジャンルのため、どうしても一般受けはしづらいの

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