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オーディオ沼にハマらない唯一の方法!(庶民向け)

オーディオ業界には沼が死ぬほどある!

「消費者側が騙されてることすら分からない商品は詐欺にはならない。」

という、プラシーボビジネスの最もたるジャンルがオーディオ機器業界かもしれません。

このケーブルには、ホニャララなレアメタルが採用されており…、といったそのレアメタルが材料費としてどれだけ高いのか?
そこに使われている技術がどれ程難易度が高いのか?
など消費者側は、知る由はなく言われる通りの情報を鵜呑みにする以外ありません。

購入して使ってみて、初めて体感できる。

自信があるメーカーは貸し出し機なども用意してる親切な対応もありますが、そもそも音の変化の度合いに値付けは非常に難しい。

私が思う音質の変化が感じられる機材ランキング
1.オーディオインターフェース
2.ヘッドホン/スピーカー
3.マスタークロック
4.電源
5.オーディオケーブル
6.電源ケーブル
7.USBケーブル
おおよそ耳から近い順かな。1と2はグレードによって逆転することもある。(PCと再生ソフトについてはここでは触れない)

この3以下が、非常に体感しづらいゾーンだ。

なので、1と2の沼を乗り越え最強機に辿り着いた者だけが3以降で、よりサウンドを磨き上げていく、が良いだろう。

もちろん1や2にも大きな沼が存在する。
その沼にハマらない、いや、最速で沼を抜け出すのは以下の方法だ。

1と2について、
このゾーンは沼に一度ハマらなくてはならない。

まずはエントリー機(〜2万)
(自分の音楽と人生の向き合いについて本気度を確かめる)

次に、ミドルグレード機を買ってみる(5〜10万)
ポイント!その時の最新機が望ましい。新しい技術が詰まっていて、さらにレビューで高評価なものをチョイスすると良い。
(音質の向上を体感し感動する)

ハイエンド機(20万〜)
熟慮してチョイスする。一般庶民は、ここでの失敗はその後の人生に影響するw
(しかしミドル機でしっかり鍛え上げられた耳なら、この移行は感動もひとしおだ。約束する。)

このハイエンド機はチョイスしたものを信じ切る事が必要だ。結婚と同じだ!
そして、その覚悟と納得の上でより高みを目指すために3以降に取り掛かる。

3はかなり重要なファクターだと私は思っているので詳細を別記事で書く。

4以降についてが鬼門だ!オカルトまがいな話が飛び交うゾーンである。このゾーンの最短攻略方法は、

エントリー機は不要。
なぜなら体感が薄く銭失いになる可能性が高い。
そしてハイエンド機も危ない。前述した通り金額と体感値が釣り合わない可能性が高いからだ。

そこで試すはミドル機!その中でもとりわけ様々なレビュー記事の中で高評価なもの、そしてプラグの形状や規格など自身の環境条件にマッチしたものを選ぶ。かなりの体感が得られやすく満足度が高い。万が一、費用対効果が合わなくても全く効果がないことはないはずなので吸収できるはずだ。

その中でもできるだけハズレを引かないようにするには??
メディアの記事は基本的に悪くは書かれないのが日本という国。
なので冷静に行間を読みつつ、自分に刺さるワードを探して恐らくこの製品が好みに近いだろう!と見当をつける。

それを求めて、付属ケーブルと比較する。

それで明らかに良い効果が得られれば喜んでよい。
なんとなく良くなった気がする、程度でも及第点。
全く変わらない、は詐欺だ!!と怒ってよいが、自身が判断して購入したことをお忘れなく!

しかし、私が書いている優先順にアップグレードしていけば多少なりとも付属品よりは変化が感じられるはずだ。
それが全く感じられない場合、ニセモノである可能性が高い。オーディオ沼が素人には見分けつかないものが多いことを良いことにニセモノが横行している。判断ができないニセモノにプラシーボを得るのもある意味ではアリかもしれない。しかし、それでは本来自分が求めた高みには行けない。また別記事でニセモノ対策のことは書いていく。

話を戻す。もしあなたが大富豪なら、好みに合ったメーカーが見つかれば、そのメーカーのハイエンド品に変更するはアリだ。だがケーブルなどのハイエンドは果てしない。好きにしてくれ。
自分も縁あってハイエンドな電源ケーブルを導入した。これも別記事で効果の程を書いていく。

さて、一般庶民はここで沼から上がるべきだ。
きっとこれだけでも、ほとんどの人は制作や視聴において満足するはずである。

そして小さな変化の積み重ねが大きな変化を作り上げているはずだ。

ここまで来たら、クリエイターは、自信持って世界トップレベルのサウンド作りに臨んで欲しい。
リスナーの場合は、最高の環境でアーティストの意図する世界観を存分に味わって欲しい。

オーディオ環境。耳という脳に近い機関の情報量は多く解像度が高ければ、目と同じくらい感動があるのだ。皆にはもっと気付いて欲しい。耳からの感動を!

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