第29号『たとえそうだとしても少年ジャンプの話がしたい』
今週は月曜日が祝日のため『週刊少年ジャンプ』が土曜日に読める嬉しさと次号までの間隔が空くので待ってる間のもどかしさがありません?
よし、そんな時は、待っている間に『週刊少年シチュー』を読もう。これで解決、ベネ。以前ジャンプ記事書いてPV数が全く伸びなかったのでnoteユーザーはジャンプ読者層が薄いのかな?とか長年ジャンプ感想や考察書いてる人はnote以前からある自身のブログで書いてるからか?ジャンプ好きな人もそっちに流れてるのかな?とか余計なことばかり考えてました。
全く馬鹿かと?原点(オリジン)を忘れてるぞ!とある人のnote読んで改めてそう思いました。そもそもnoteでは、”自分の好きなことを自重しない”んじゃあなかったのか?なんでそんな根本的な事忘れてるんですか?と。
ようし!仕切り直しだ。『ジョジョの奇妙な冒険』ジョースター卿の逆に考えるんだ理論でいうなら、これだけ居るnoteユーザーの中にはまだまだジャンプの面白さを知らない人がそれだけ多いって事じゃないですか!noteで週刊少年ジャンプが流行ってないなら流行らせてみようという遊び心。
映画好きのnote書きが「#note映画部」のタグ作って映画感想を共有しあう様に、少年ジャンプ好きnote書きも「#note少年ジャンプ部」とか作ってお互いの感想や考察を読み合いませんか?楽しい上に、誰よりも先に書いてやるというモチベーションに繋がると思うので是非興味のある人は気軽に参加してほしいなと。せっかくnoteにはタグ作れるシステムあるんだから有効活用しないと。
というわけで『週刊少年ジャンプ33号』感想いってみよう
◆僕のヒーローアカデミア
祝5周年!でこういうエピソード入れてくるとは思いませんでした。ヴィラン編へ入ってずっと腑に落ちなかった事に合点がいった感じです。どう言う事か書き出します。今週号の志村転弧の生い立ちの描き方が緑谷出久の生い立ちに重なるように描かれた狙った演出。原点は同じヒーローに憧れた無力な少年だった点。まるでカードの表と裏、正の数と負の数、陰と陽。裏主人公として描いているようにみえてしまいました。世間にはけして認められないダークヒーロー路線もあるのかな?
”力の結晶<ワン・フォー・オール>”を受け継いだ出久が正の面だとするならば、転弧はその逆。力の結晶が生み出した負の面に見える。
オールマイトの師匠でもあり、7代目継承者志村菜奈。彼女は家族や子供にヴィランの危害が及ぶのを防ぐため距離を置く事を選んだ訳です。『ジョジョの奇妙な冒険』でも丞太郎が娘に同じことやったけど、”愛しているから、大事だからこそ自分から遠ざける”方法は、された側には理解されない事多くないか?
ガキってのは案外狡くて単純だ
ぐぁああああー、まさか自分の過去のトラウマも抉られると思ってなかった。幼少の頃自分が本当のことを言っても兄と妹が嘘を言うので親がその嘘を真実だと思って自分が悪いことにされた苦い記憶が…。そう、小さい子は保身のためには平気で嘘つく事あるからなぁ、生々し過ぎるわ
アレルギーなのか無意識に個性使っているのか、皮膚って新しく作られるときにムズムズと痒みがあったりするから、かさぶた出来た時とかそんな感じしません?
息子の歪んだ理解が孫に暴力として向けられるなんて志村菜奈は望んでなかったろうに。来週号が陰惨な感じしかしなくてほんとどうしよう?
◆鬼滅の刃
玄弥に対して風柱である実弥がやってたことは、奇しくも『僕のヒーローアカデミア』の志村菜奈と同じで危険から遠ざけるためだった・・・ちゃんと伝わってないところが同じという点も。ジャンプキャラはみんな不器用なのかw
そして一番気になった今週の一言
ほぅ・・・兄弟で・・・鬼狩りとは・・・・・・懐かしや・・・
上弦の壱・黒死牟のこの台詞。初登場した頃は日の呼吸の剣士の成れの果て、『STAR WARS』でいうところのダース・ベイダーだと思ってた。ただ先週号で黒死牟が使用した”月の呼吸”といい今回の台詞で理解した。
日の呼吸の剣士の血縁者(おそらく兄かな)、同じ血を引きながら”日の呼吸”を使えなかった劣等感、家を継ぐ者として兄だから周囲の期待に応えられなかった自身の不甲斐なさへ対する怒り等から結果的に鬼になることを選んだとかだろうか。兄かなと思ったのは長男としての実弥や炭次郎との対比が出来るから。
”日の呼吸”の最初の派生が”月の呼吸”なんじゃないかと思ってます。
太陽(日)と月みたいに。日の呼吸を習得できない者が月の呼吸を使うみたいに、どうにかして鬼と戦い対抗するために応用や変化していったものが今の数ある呼吸なのかなと。
例えば 水の呼吸→花の呼吸→蟲の呼吸 も派生として繋がってる気がします。霞の呼吸も水の呼吸の派生かなとか考えるのも楽しい。
そしてヒノカミ神楽。ヒノカミ→火の神→太陽。神楽は神様に奉納する舞。
舞は武に通ず、世界の歴史を紐解けば、武術の足運びを舞に隠して伝えたりしている事も多いので”日の呼吸”をどうにかして後人に伝えようと形を変えたのがヒノカミ神楽なんじゃないかと思ってます。
そして気になる上弦の壱、黒死牟。こいつ主人格は黒死牟だけど他にもあと2人ほど肉体共有してそうで怖いな、複数眼なのがどうしてもそう考えてしまいます。1体の鬼に複数体いる可能性もあったらマジで他の柱も呼ばないと勝ちの目が出ないぞ
◆チェンソーマン
馬鹿コンビが勝つために頭脳プレイとか面白すぎるwww絶対頭いい奴は思い浮かばない戦法取るに決まってる。例えば死ぬこと前提でその後でパワーの血飲んでコンテニューみたいな戦い方。まさかの修行編突入するとかマジに展開読めない。アキ君今以上にヤバイ悪魔と契約したら寿命がマッハですよどうするんだろ?
女性のお客さん来てますよ
一瞬、先輩かと思ってしまった・・・。契約してた悪魔が死んだので死なずに済んだのとかいう甘い展開は藤本タツキ先生は描かないだろうしな。それなら”お客さん”なんて表現は不自然だし。彼女の姉妹とかだろうか?あ、でも万が一生きていて、公安やめるだったらその時点で一般人扱いな訳だからお客さん表現でもでも不自然じゃないぞ。・・・ワンチャンないですか?
◆火ノ丸相撲
ああ、この掲載5年間の集大成って感じで本当に熱い。この場面に来て「全てにありがとう!!」という”感謝”の感情が相まって出た”潮火ノ丸の相”という演出がもう最高だ。自分も火ノ丸と同じく体躯に恵まれなかったから、人一倍感情移入してました。不安、焦燥から投げやりとも捨て身とも思える戦い方でもう無理じゃないか、って所から首の皮一枚残して、支えてくれる人や好敵手と切磋琢磨で辿り着いた結びの一番。最後はやっぱり怪我以降一度も使っていない、火ノ丸の代名詞ともいえる”鬼車”で決めたら最高に格好良いけど、相手は横綱だし”技”ではなく”心”で勝つ相撲になるのかもしれない。先生がどういうラストを描くのかを楽しみにしています。
◆最後の西遊記
せっかく面白くなってきたところでこの掲載順位。如意棒の戦い方斬新で好きなんだけどな。「エステルとチューしました」で相手の動揺を誘う策士的な戦い方どこで覚えたwこの台詞が言えるのは、妹だけじゃなくて色々な相手のことをよく見てる証拠なので成長しているんだけど、その辺を描けずに巻きで終わってしまうのか?なんとかもう少しだけ巻き返してほしい。
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