物質的な豊かさから心の安定感を求める時代へ
小学生の頃から天体に興味があって、親に買ってもらった天体望遠鏡で月面を見るのが好きでした。
中学生の時にはもっと倍率の高い天体望遠鏡を持っている同級生がいて、土星の輪を見せてもらった時にとても感動したことを覚えています。
そして高校生の頃から星の配置が気になりだして、専門的に勉強したことはありませんが、星の配置によって人間も影響を受けることを知りました。
いわゆる占星術というか、星の配置で占うというのは、理にかなっている面もあって、地図を見ればこの先直線が続くのか、峠に差し掛かるのかわかるというようなものだと思っています。
そんな中、今年はトリプルグレートコンジャンクションという珍しい配置が、12月22日に起こります。
グレートコンジャンクションというのは、20年に一度木星と土星が重なる状態のことで、これだけでもかなりレアですが、今年はそこに冥王星も加わって、トリプルコンジャクションになるのです。
前回がいつだったのかは正確にわからないようですが、少なくとも200年以上は経ってるらしいです。
トリプルグレートコンジャンクションについて気になる人は、ネット上にたくさん情報があるので調べて見るといいでしょう。
とにかく2020年前後が大変革の時期であることは間違いなくて、ここ数年の流れを見ていても、それは疑いようもない事実だと思います。
10年前に今が想像つかなかったように、10年後は想像がつかない社会になっているでしょうし、政治も経済も何もかも、大きく大きく様変わりすることになるでしょう。
でもここで勘違いしてはならないのは、実は一番変わらなければならないのは自分自身です。
なぜならこの世界を作っているのは自分だからです。
自分が見えている世界は他人と同じではありません。
自分が学ぶために自分で設定した世界を体験しています。
「世界を変えたいなら、まず自分が変わりなさい。」という、ガンジーが言った言葉があります。
この言葉の本意は、今生きている世界は自分の心を映し出しているのであるから、自分が変われば世界が変わるのだということ。
自分が変わるというのは、生きながらにして生まれ変わるということだから、態度も生き方も変わり、見えている世界が今までと違って見える。
つまり体験することが変わるのであり、それが幸せなことなんだと。
ことの本質はここにあります。
愚痴や不平不満を言ったところで世の中が変わるわけではありません。
まず自分自身の心が安定するような生き方を選択し、「今」を生きていれば「これをやればいいんだ」と見えてくるものがあります。
それを行動に起こしていくだけでいいんです。
それが世界を変えていくことになり、それが自分の役割であり使命なんだと悟る時がきます。
今までは物質の豊かさを求めることが人生だと思わされてきましたが、これからは心の豊かさ、つまり心が揺れることなく安定した日々を過ごせることが、幸せな生き方であり「道」だということ。
いくら物質的に豊かになっても、心は満たされないし、それはどこまでいっても充足感を得られるものではありません。
これから物質から心の時代へ大きくシフトします。
いや、現在進行形で変化の真っ只中と言えます。
なんども言いましたが、物質と心のどちらを選択するのかは自分が決めることです。
選択は個人に委ねられています。
そしてどちらを選択したかによって、体験することが変わり、見える世界、つまり住む世界も変わるということです。
宇宙の法則というのは、とてもシンプルでわかりやすいですよね。