思い込みって実は大事

病気を治すには思い込みが大事という説があります。
いわゆる「プラシーボ効果」ってやつですね。
例えば本物の鎮痛剤でないものを鎮痛剤だと言われて服用した場合、鎮痛の効果が現れる人もいるんです。
思い込みの力ですね。

本来人間には自然治癒力が備わってますから、多くの場合は風邪でも胃痛でも自然に治ります。
面白いもので、電車の中で咳をする人がいて、風邪がうつったら嫌だなぁ〜と思っていると風邪をもらったりしますね（笑）
絶対にうつらないと信じていればそんな目に合いません。
私は普段から風邪などひかないと決めているし、インフルエンザもかからないと暗示にかけています（笑）

２年ほど前かな？人生初のインフルエンザに感染した時も、ほとんど熱も出なくてすぐに治りました。
医者から処方された薬も一回飲んだだけです。

これは病気に関してだけではありません。
昔ね、タクシーに乗った時に運転手さんが面白い話を聞かせてくれたことがあって、その運転手さんは元ボクサーで、何度かリングに上がったことがあったそうです。
で、そのその運転手さんが言うには、「実はリングに上がる前に勝負は決まっているんですよ」って。
「え？？なんでですか？」と聞いたら、リングに上がる前に全く負ける気がしない時は勝つし、不安がよぎった時には負けるんだと。

なるほどと思いましたよ。
後から知ったのですが、オリンピックのメダリストやプロスポーツ選手もメンタルコーチがいて、メンタルケアをしてくれています。
やはり精神的なものが結果を大きく左右するからです。

だから自分がやりたいことに対しても同じなんです。
いつもどこかで「もし上手くいかなかったらどうしよう」と不安に感じているならそうなります。
全くもって失敗するイメージなんて湧かないということなら、失敗なんてしないでしょう。
たとえ上手くいかない時期があっても、乗り越えていくことになるんだと思います。
なんやかんや言っても、結果やりきってしまうということですね。

だからと言って、ネガティブな思考はダメということではなくて、危険を察知するとか、もしや？という感覚も大事なんだと思います。
バランス感覚は身を守るために必要なことです。
でも、行きたいとか、やりたいと思っているのに、事故にあったらどうしようとか、きっと上手くいくわけがないと思っていたら、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるのと同じです。

思考はエネルギーです。
考えること、思うことが形になります。
もちろん行動が伴わないとダメなんですけどね。
山にこもってイメージばかりしていても何も起こりません（笑）
ただ、最初の一歩としては思い込むこと。
これも才能かもしれません。

思い込むことは、信じることと言い換えることもできます。
信じる力って本当に凄いですから。
ともかく自分がやりたいことに関しては、ネガティブなイメージをもたないこと、心配しないことです。
もし不安がよぎったら、「いや、でも最終的には上手くいくんだよな〜」って言葉に出してみるといいです。
信じる力と同じように言霊もパワーがあります。
そうやって自分をその気にさせて、バイブレーションを上げていきましょう。

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