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流行に全く興味がなかった過去

若い頃からずっと流行に興味を持てなかったんですけど、そもそも流行というのは、商品を売る側が作るものだということに気づいたのが高校一年生の時で、それ以来覚めてしまったというのはありますが、一時期ブームになるようなことには興味を持てなかったんですよね。

だから音楽もブームが去ってから聴くということがよくあって、自分では天邪鬼な性格なんだと思っていましたが、今思えば流行り廃れに興味がなかったのでしょう。ノラ・ジョーンズをめっちゃ聴いたのは、彼女がデビューして10年くらい経ってからでしたからね 笑

流行に踊らされている人たちは、新しいとされるものに敏感で、自分の表現やスタイルが古いと言われることに恐怖を覚えます。
過去の音楽ビジネスでもそうでしたが、ブームは長く続かないので、常に新しいと言われるものを追い続けている様は滑稽に見えたものです。

正直音楽に新しいも古いもないわけで、他の商品と同じで切り口を変えるとか、イメージを作り上げることで新鮮な感じに見せてるだけで、売る側の主張と制作者サイドの意見が噛み合わないこともよくあったし、売る側がスポンサーでもあったので、アーティストが売れるまで我慢し続けなければならない仕組みでした。

今後は趣味嗜好がめっちゃ細分化するので、売る側が仕掛けたりコントロールすることが難しくなり、イメージや戦略で売るというのも通用しなくなるでしょう。大衆が流行に関心を示さなくなるからです。

よくスーパーなどでも「今売れています!」みたいなコピーを見かけますが、個人的には売れてるならもうそんなにアピールしなくていいじゃんって思ってるし 笑、売れてるから気になったり買ったりするという行為は、テレビ世代の人たちがいなくなったら終わるでしょうね。

ともかく時代は一気に変わり始めているので、半年後や一年後の予測が全く立たないですが、とてもいい時代になったことは事実です。
まだ今までの価値観を捨てることができなくて、これからどうするというところまでたどりついてない人もいますけど、できればなるべく早く片付けて修正し、次の時代に向けて準備した方がいいですね。

繰り返し言っていますが、外からの情報に振り回されず、自分軸をしっかり持って判断を誤らないようにしたいものです。今年もあと3ヶ月と少しですが、いよいよ大峠がやってきそうな予感がします。全ての業界業種において新旧入れ替わりの時期を迎えているので、今までのものに執着せず、自分の感覚を信じましょうね。



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