本当にやりたいことなのかを自分に問いただしてみる
音楽の世界でプロになりたいと思っていたけど、本気で取り組み始めたら何か違和感を感じて熱が冷めていくということはよくあることです。
音楽がやりたいという衝動や、プロになりたいという憧れで始めた時期は楽しいという気持ちが先行していますが、壁にぶち当たったり自分の能力の無さを思い知らされると、気持ちがめげるものです。
で、そこをクリアしていかなければならない時に、好きでやってたことから努力をしなければならないものに変わってきます。
そして頑張らなければならなくなった時に熱が冷めるのです。
なぜなら、単に楽しいものだと思っていたことが苦痛を伴うものになるからです。
レコード会社で新人開発の仕事をしていた頃の話ですが、厳しいレッスンが始まると、「歌うことが楽しくなくなっちゃったんです」とポロポロ泣きだすアーティストもよくいたんです。
どんな世界だってプロというのは厳しいものですが、好きでやってきた音楽で初めて厳しさに直面して折れそうになるんですね。
もし続けることに苦痛や疑念を感じているのなら、本当にやりたいことなのかどうかを判断するタイミングなのでしょう。
楽しいからやりたいのであれば趣味にしておいたほうがいいし、本気でプロになりたいなら腹をくくって取り組めばいいのです。
ずっと音楽のプロになることを目指していた、ということに固執する必要もなくて、辞める時を見極めることも大切なことです。
他人から、根性がないとか何やっても続かないと言われることを恐れる必要もありません。
だってそこは自分にしかわからない感覚だし、自分が決めることですから。
本当にやりたいことではなくて「憧れ」だったんだと気がついたら方向転換すればいいだけです。
もし音楽だけの収入でやっていきたいなら、何もない更地の場所にこれから家を建てるようなものですから、ある程度時間はかかるでしょう。
時間で測るつもりはないですが、食えるようになるまでに10年かかってもやりたいことかどうなのかということですね。
憧れや好きという気持ちだけではプロとしてやっていくことはできません。
悩んだり迷ったりしたら、じっくり自分と向き合ってどうしたいのか、どうなりたいのかを今一度考えてみましょう。
⭐️ ✨ ⭐️ ✨ ⭐️ ✨ ⭐️ ✨ ⭐️ ✨ ⭐️ ✨ ⭐️ ✨ ⭐️ ✨ ⭐️
【 LESSON 】 セルフプロデュースレッスンの詳細はこちらhttps://note.mu/stevekoyama/n/n1a118edd17a6
【 YouTube 】 ワンポイントセミナーhttps://www.youtube.com/channel/UCMSA1Er5Ryjl3fZibwl7W4A/videos
【 RADIO 】 レディオ湘南「スティーヴ小山とMr.Voiceのネオセルフ・プロデュース」のアーカイブページ
http://musictownz.voice-project.com/posts/categories/347319/page/1?type=list
【 MAIL】 質問や問い合わせ、仕事の依頼はこちらへ!