仕事って自分主導でなければ面白くない


レコード会社を辞めたのは1994年のことでしたが、その当時はレコード会社と言えば人気企業だったし、CDもめちゃくちゃ売れてた頃なんで給料もよかったんです。
でも辞めた。

なぜかというと、自分主導の人生を生きたかったからです。
仕事自体はとても楽しかったですよ。
やりたいことやらせてもらえたし、お金も使わせてもらえた。
でもね、会社という仕組って、あくまでも会社の都合で物事が決まるじゃないですか。
それが嫌だったんです。

わかりやすく言うと、なんで土日が休日と決まっているのかとか、なんで会社がオレの給料をきめるのかとか、なんで人事異動で行きたくもない部署に異動しなきゃなんないのかとかね。
おまけに60歳になったらもれなく全員定年という意味不明な理由で強制的に辞めさせられるんですよ。
なに?定年て?
もうそれはそれは疑問だらけ(笑)

嫌なんだったらそこを出て行くしかありません。
で、1994年の5月末で退社しましたが、そこで私の会社勤めが終了しました。
それからは独立といっても順風満帆ではありませんでしたし、時代も大きく変化を始めましたから、それなりに苦労もありました。
そして今も苦労はあります(笑)

でもね、ストレスはありません。
予算を取るのに稟議を通す必要もないし、何かをする、もしくは決めるのに上司にお伺いをたてなくていい。
派閥などの面倒臭い社内の人間関係もないし、勤務時間や休みも自由。

昨日お会いした、大手商社を退職されてケーキ屋さんを経営されてるオーナーも、今月の売り上げが思わしくないということがあっても、会社勤めの頃のストレスに比べたら全く問題にならないとおっしゃってました。

社会を知るため、もしくはある技術を習得するために一定期間会社に勤めるのはいいですね。
実際自分もそうしてきました。
でももう終身雇用という制度も崩壊したし、これからさらに変化が加速するということは、大きい会社ほど対応が難しいので、大きい会社だからとか、安定しているからというのは何の判断基準にもなりません。

もしやりたいことがあるなら、準備が整ってからとかのんびりしていないで出来ることからやりましょう。
仕事=就職という発想を手放して、自分主導で仕事をするのです。
会社を辞めなくてもできることはあります。
ただ、そのやり方は自分で開発していくしかありません。

会社の言いなりになって自分で考えて行動するということができない、という思考回路になっているとしたら、無理に冒険する必要はないでしょう。
それを選択するのも自由だからです。
しかし今までのシステムや価値観が崩壊するということは、全ての人が影響を受けるわけで、やがて何らかの決断を迫られる時が来ることになります。

この激動の時代を乗り切るには、頼れるのは自分だけです。
自分で考える、そして行動に移すということが羅針盤の役割をしてくれますから、感覚を研ぎ澄まして風を読みましょう。
直感やなんとなく、もしかしたらというのも大事なメッセージですから、自分の感覚を信じ、自分主導で仕事が成立する方法を見つけることです。



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