歌は邪念が入ると極端にエネルギーがなくなる
歌っている時、つまり表現者としてステージに立っている時は、一切の邪念を入れずに表現することに集中することです。
ここをこんなふうに歌おうとか、リズムやピッチを気にしながら歌っていると、めっちゃエネルギーがダウンします。
つまり魅力がない歌になってしまうってこと。
歌、もしくは声にエネルギーが乗るっていうのは、目には見えないものですが、確実に伝わります。
技術的には上手いのに伝わらない歌ってあるし、逆にそんなに上手くなくても伝わる歌もあります。
そして後者の方が印象に残ります。
それからもう一つ大事なことは「話すように歌う」こと。
まさに「Sing like talking」です。
きっと佐藤竹善さんもそういう想いがあってユニット名にしたんでしょう。
間違っているわけじゃないのですが、どうしても「歌」という先入観がありますから、「歌おう」としてしまいますよね。
でもね、歌おうとせずに、言葉を噛み締めながら語りかけるように歌うと伝わるんです。
リズムやピッチが正確なことも大事ですが、それ以上に大事なのは伝わるかどうかです。
そして伝わるかどうかで歌の評価は大きく変わります。
邪念を入れずに「話すように歌う」ことで説得力が倍増するので、意識しながら練習し、録音して確認してみてください。
Mail quont1994@gmail.com