「神」とはいったいどういう存在なのか
ここでは混乱を避けるためにほとんど「神」という言葉を使っていませんが、「神」は大きく分けると二つの定義づけができます。
その一つは宇宙の根源である存在であり、全てを在らしめるものです。
宇宙の意思、または宇宙の意識、もしくはサムシング・グレートと呼ばれる「神」ですね。
もうひとつは阿弥陀如来や大日如来や龍神など、国内外を問わず名前がついた、人間が創りあげた「神」ですが、スピリチュアルの世界で語られる「神」は前者で、宗教では後者の「神」を指します。
こうやって分類するとわかりやすいと思うのですが、スピリチュアルと宗教って混同されがちですが、宗教とは一団体への信仰であり、その団体が崇める「神」ありきなのは理解できると思います。
対してスピリチュアルというのは神聖なものと自分、宇宙の意識と自分との関係性がベースなので、自分そして自分の人生そのものがスピリチュアリティーであると言えるのです。
宗教の場合は教祖や団体を媒介として教えを乞うというスタイルをとっていますが、スピリチュアルな生き方では媒介を必要としません。
それぞれがダイレクトに宇宙の意識とつながり、直感やインスピレーションという形でイメージやメッセージを受け取るということが前提です。
流通も製造業者から問屋や小売店を経由するスタイルから、ネットで製造業者に直接オーダーできるようになりましたが、このように消費者にとって媒介するものが要らなくなりました。
それと似ていて、これは時代の流れでもあるし、ダイレクトにつながるという本来の姿に戻ろうとしています。
宇宙の意思、または宇宙の意識、もしくはサムシング・グレートと呼ばれる「神」とつながるということは、あなたはあなた自身の「神」とつながるということだし、誰もが「神」の一部であり、無条件に愛されるということでもあります。
これからは「個」の時代なので、組織や団体に依存することなく、自分が主役の人生を生きることが自分を生かすことにもなりますから、波動を整え宇宙とつながることがとても大事です。
新しい地球の生き方を実践し、大いに自己実現していきたいですね。