完璧にできるまで練習を重ねるより場数を踏むこと


練習を疎かにしていいってことではないですよ。
練習はもちろん大事です。
ただ、練習ばっかりやってて、完成度を求めるあまり、いつまでたってもステージに立たないのは本末転倒です。

こんなふうにできるようになってからライブをやろうという気持ちも理解できます。
まだもうちょっと足りない、まだ届いてないと、完成度にこだわるあまりになかなか行動に移せなくなるのはどうかと思うんですね。

未完成でもいいし中途半端でもいいから、ともかくやってみましょうよ。
やってみた結果、反省点は次回に生かせばいいわけだし、ともかくやることでしかわからないことがあるから、経験値を上げていくことです。
やり始めの時はその未熟さも魅力になったりします。
フレッシュな感じがするというか、未完のよさもありますからね。

そりゃね、ライブで上手く歌えなかったとか、手が震えて楽器が思うように弾けなかったとか、落ち込む瞬間もあるかもですが、本番の回数を重ねなければ身につかないことがたくさんありますから、とにかくいろんな場所でやってみるんです。

自宅や練習スタジオとは違う環境に慣れておくというか、どんな劣悪な環境でもやりこなすことができれば自信にもなります。
お客さんの反応がないとか、音響の機材がショボくてモニターもないということがあったとしても、どんな場所でも対応できるようになれば強いんですから。

今はライブハウスという場所以外にもライブができる場所はたくさんありますし、自分で簡単な機材を揃えれば、ストリートやカフェなどでもできます。
もし将来仕事にしていきたいなら、下地を作っておくことが本当に役に立つので、コツコツと積み上げていくことです。。
そういう下積み的なことをスルーしてしまうと、評価された時に一瞬で終わります。


これはCDなどで音源を発売する場合も同じです。
もっといい曲ができたら発売しようと思っていても、そのいい曲っていつまでたってもやってきてくれません。
3曲でも5曲でも、録音して売ってみたらいいじゃないですか。
それぞれの曲の評価は、あなたが思っているとおりの結果にはなりませんから。つまり他人が感じることは、あなたとは違うってこと。

発売してみてどうだったかということを受けて、次の作品作りに生かしていく。その繰り返しをずっと続けていく。

ともかくやりながらレベルを上げていきましょう。
最初から素晴らしいステージができる人なんていないし、最初から名曲がかけるわけではありませんからね。


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【 RADIO 】  レディオ湘南「スティーヴ小山とMr.Voiceのネオセルフ・プロデュース」のアーカイブページ
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