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自分にとって故郷のような街『下北沢』
人生で一番長く住んだ街が下北沢です。
今でも冗談で目を瞑っても歩けると豪語してます 笑
引っ越して住み始めたのは1983年のことで、ミュージシャンや役者、デザイナーやカメラマンなど、クリエイターが多く集まる街だったので、毎日のように居酒屋で朝まで討論したり夢を語ったりして、多くの仲間と楽しくワイワイやっていました。
当時はまだライブハウスなどなくて、老舗の下北沢ロフトはありましたけど、たま〜にしかライブやってないし、飲み屋として営業してると言うイメージでしたね。
記憶に間違いがなければ、最初にライブハウスらしいお店ができたのがCLUB251で、当時は「下北沢でライブハウスやって成り立つの?」というのが一般的な意見でした。
今じゃ考えられないけど。
97年から98年にかけてマンスリーでイベントやらせてもらったりして、CLUB251には本当にお世話になりましたが、もともと自分も老舗ライブハウスの新宿ルイードで働いていたこともあり、ライブハウスって出身地のような心地よさがあるんですよ。
新宿ルイードは着席でキャパが100名くらいのお店で、佐野元春やチェッカーズ、ラッツ&スター、聖飢魔II、徳永英明などなど、今では考えられないような大物アーティストが新人の頃に出演していたので、ステージ制作担当しながら間近でライブを見ることができたのは本当にラッキーなことでした。
たまたまこのnoteでCLUB251の記事を発見し、懐かしくなってこのブログを書いているのですが、当時店長だった尾方さんが今は運営会社COTOCの代表取締役になられていて、時の流れを感じずにはいられませんでした。
やっぱり下北沢って独特な空気感とエネルギーがあって魅力的な街です。
20年近く住んでいたから自分にとっては切っても切れない場所だし、今でも東京に行って友達と飲む時には下北沢に行っちゃいますね。
なんか帰ってきたな〜って感じになるんです。
今は開発されて街の風景が変わっちゃいましたけど、それでも新しい取り組みをしながら進化しているのは、寂しい一面もありますが素晴らしいと感じます。
今度下北沢に行った時には久しぶりに尾方さんに会いたいな〜。