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正解を追い求めない

物事には必ず正解があるというのは誤解です。
本来は正解など存在してなくて、あえて言うとしたら自分が選択することが正解です。

学生時代のテストでは必ず正解が用意されていて、正解を見つけることが学力を身につけることであるという価値観だったので、その時期に必ず「正解」があるのだと勘違いしてしまったとしたら、今その呪縛から離れ、正解を追い求める思考をやめなければなりません。

勝ち負けや白と黒、正しいとか間違っているというように、二元的に考えることが一般的な時代が長かったですけど、それはあまりに短絡的な考え方です。二つのうちのどちらかというのは一見わかりやすい印象を受けますが、それ以外を認めないという、視点が狭い考え方に陥りやすいのです。

例えば二つの選択肢があって、どちらかを選ばなければならない状況にあったとき、「正解はどっちだろう?」って考える癖がついてませんか?
正解ではないほうを選択してしまったらどうしようって不安がよぎったりして、なかなか決められなかったという経験は誰もがあるはずです。

わかりやすい例として言いますが、お昼にざる蕎麦と焼き魚定食のどちらかを選ぶとしたら、「正解はどっちだろう?」って考えませんよね?
自分が食べたいものを食べるのが正解といえば正解。
常に自分がどうしたいのか選択するってことです。

その価値観を維持し続けることが、自分軸を持つことです。
ブレない軸を持っていることが、今後とても重要になりますから、正解を追い求めるのではなく、自分がどうありたいのかを明確にしておきたいですね。



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