物販コーナーに誰もいないのは売る気がないと思われてもしょうがない
ライブハウスやショッピングモールなどのライブ会場で、時々見かけるのは物販コーナーに商品は並べてあるのに誰もいないという場面。
これを見るたびに、「売るために来てるんじゃないの？」と不思議な感覚になります。
売るために来ているのに、商売を放棄してるのかと。
CDやグッズを少しでも手にとってもらい、売り上げになるように努力をすることなしに、どうやって利益を上げていくのでしょう？
欲しい人は声をかけてくれるだろうしとか、商品は勝手に売れていくものだと思っているのなら、ビジネスというものをあまりにも知らなすぎるのではないでしょうか。
自動販売機じゃないんですから、自分が売らなければならないのは当然のことで、スタッフもいなくて一人であれもこれもやるというのは大変なのはわかりますけど、ステージで歌って帰るだけなら、それは仕事ではなく趣味ですよ。
「プロになりたいです！」と口では言っていながら行動に移せていないということの一つはこういうことです。
売るためにはまずいいステージを魅せること。
ステージを観て感動した人は、その感動を持ち帰り記憶に残したいですから、必ずと言っていいほど商品を手にとってくれます。
それなのに誰も売り場にいなければ、その機会を失うことになりますね。
もちろんお客さんに対して媚びる必要はありませんが、歌うことを目的で来ているので、売ることは二の次と考えていたり、売ろうとしていることがカッコ悪いと思うのなら、仕事にしていこうとは考えないほうがいいです。
自分が作った大切な商品なんですから、しっかり売ることを考えましょう。
それが仕事です。
その感覚が希薄なアーティストが多いのですが、何のためにライブをやるのか、売り上げを上げるために何をすればいいのかをよく考えることです。
そのうちになんとかなるのでは？と思っていてもなりません。
自分が考え行動したことが結果につながるのですから。
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