組織が衰退し「個」の力が影響力を持つ
古い地球では大きいものが力を持っていて、個人でできることなんて限られていたし、モノを持つことがステータスであり、勝ち組という言葉も生まれました。しかしそれが恐ろしいほど急速に崩れていき、力も影響力も持たなくなるなんて、予想はしていても現実味がなかったのではないでしょうか。
これから「個」の力が発揮され力を持つので、しがらみが多く意思決定が遅い組織にとっては、めちゃくちゃ厳しい時代になることは間違いなくて、寄らば大樹の陰的に安定を求めていた人たちは、路頭に迷うか淘汰されていってしまうでしょう。
歴史的にいつの時代も権力は腐敗を生み、崩壊しては次の時代を迎えるということを繰り返してきましたが、今はその切り替わりの時期で、古いものが終わる姿を見せられています。
インターネット上にはインフルエンサーと呼ばれる発信者（個人）がいて、めちゃくちゃ影響力を持っている人もいます。その人たちは上司や部下がいるわけでもなく、組織的に管理されてるわけでもないので自由です。
それに反してマスメディアは組織として運営されているので、もちろん個人レベルでは発信できないし、組織としての立場があったりしがらみが多いので、かなり制限がかかる報道しかできません。
もちろんインターネットの情報が全て正しいわけではないし、取るに足りないものも多いのですが、全ての情報の選択権が自分にあるということを忘れてはいけないし、そのまま受け取ラズに必ず精査するという習慣を身につけなければなりません。
オールドメディアと言われるマスメディアもインターネットも、同じように情報源の一つであり、どちらがいいとか悪いとかいう話ではありませんし、その中で何を受け取り受け入れるのかは個人に任されています。
ただ一つだけハッキリしているのは、組織的に運営されてきたもの、特に大企業にまで発展した組織はこれから難しくなるということ。
大きいことがメリットだった時代は終わったので、何のしがらみもなく発信している個人の方がはるかに力を持ち、スピードもパワーも個人の方が有利だということを理解したほうがいいでしょう。
これは自分にも置き換えることができるので、今までは個人レベルでやっていても大した影響力がないと思っていたかもですが、これからはどんな大きい組織とでも対等に付き合えるということです。
それだけ個人が力を持つ時代になったのです。
そういう意味ではいい時代になりました。
発信力を身につければ自己表現や自己実現も容易にできるし、他の何かを頼らなくていいのですから、いま自分ができることをしっかりやることです。
変化はさらに加速していくので、この波に乗って表現したいことをどんどんやっていきましょうね。
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