2番問題とファースト問題
苦しい戦いが続くカープですが、巨人に3連勝で少し息を吹き返しましたね。
鈴木誠也、坂倉将吾、堂林翔太、會澤翼、ピレラの5人から6本のホームランが出て効果的に得点を重ねました。
当たり前ですが、ホームランは絶対点が入るので最高の結果ですね。
長い歴史と研究を経てセイバーメトリクスは2点前後の得点が期待できるとわかってきました(細かい係数はシーズンや計算方法によって多少変動があります)。
同じように、安打二塁打三塁打四死球などに得点期待値に係数を掛け、打者の結果がどれだけ得点に貢献したか、総合的に打撃力を表す指標がwOBAです。
わたしが使っているのは簡易式で盗塁を考慮する以下のものです。
=(0.7*([@BB]-[@IBB]+[@HBP])+0.9*([@H]-[@2B]-[@3B]-[@HR])+1.25*([@2B]+1.6*[@3B])+2*[@HR]+0.25*[@SB]-0.5*[@CS])/([@打席]-[@IBB]-[@犠打])
数字の良し悪しは出塁率っぽくなるようになっているので、.400が強打者で.320~.340くらいが平均です。
それを踏まえて、表をご覧頂ければと思います。
赤が優秀、黄色が平均的、青が平均に劣る、となっています。
気になるのが2番打者ですね。打順は良い打者を連続で上位に並べるのが鉄則です。
また、ファーストも課題です。
今後浮上するためにはここらへんがキーになりそうです。
個人的には坂倉くんが突貫でもファーストを守ったら一気に解決するのになと思っています。巨人の大城選手のように捕手もファーストも両方やってフルに出てほしいなと。
今後カープを背負って立つ選手ですから、積極的に試合に送り出してほしいです。