
いつまでも夢は大切か?
今日、父親の介護の話で、ケアマネさんと父親と三人で話をした。父親はもう無理してデイサービスに通わなくてもいいと言う。齢91にして、もうやるだけのことはやってきて、やるべきこともやりとげてきた。惜しまれて死にたいと話をした。
昨年は91歳にして、台湾のツアーに参加して、旅行を楽しんだ。一週間も月曜日はデイサービス、火曜日は整体のクリニック①、水曜日はパソコン教室、木曜日はデイサービス、金曜日は近所のカラオケ、そして土曜日は朝食を近くの知り合いと一緒に食べてその後、整体のクリニック②へ。その合間に自分でできる家事はキチンとこなしている。息子の私が言‐うのもなんだが、スーパースターである。素晴らしい父親である。
父親から、もう早く亡くなりたいという言葉が最近増えてきた。これから夢をもって(もう一度、台湾ツアーにでかけたら?)などと声もかけたくなったが、いや、もう十分にやることはやってきているのだから、父親の想いに自由にさせてもいいのではと感じた。
さて自分にあてはめてみて、どうだろうか?91歳で夢を持ち続けられるのだろうか?人は、夢がなくなるととたんに老けてしまうようだ。健康管理はもちろんのこと、自分の夢を持ちながら、毎日を過ごし、その夢の途中でなくなっていくこともいいのかもしれない。