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【決定版】ステロイド初級者向け:バルクアップサイクル完全マニュアル


はじめに

この記事では、実際にステロイドサイクルを始めようとしている初心者向けの記事です。何をすれば良いか、全てが記載されているマニュアルです。主に下記を詳しく説明しています。

  • ステロイドのサイクルについて

  • 必要な薬剤の種類、ケア剤の説明について

  • 食事やトレーニングについて

  • そのまま実践できる、ステロイドのサイクル計画(必要な薬剤の種類、量、接種期間)

  • 各薬剤の複数の購入先

  • 購入に必要な費用の説明

  • 注射の方法など

ステロイドサイクルについて知っておくべき事

バルクアップサイクルとは

サイクルはバルクアップ(増量)とカッティングの2種類があり、それぞれ使用する薬剤が異なります。
バルクアップでは、維持カロリーを超えたカロリーを接種し、脂肪をつけながら筋肉を増やしていきます。一度のサイクルは10〜12週行い、その後男性ホルモンの自己生成力を回復させるためのPCTサイクルを4〜6週間行います。PCTサイクル完了後、4〜8週程度のオフ期間を挟んで、次のサイクルに入ります。
ナチュラルの場合、筋肉を増やすためには維持カロリー以上の接種が必要ですが、ステロイドを利用する場合、維持カロリーだけの接種でクリーンバルク(脂肪をつけずに筋肉をつける)も可能です。ただし、オーバカロリーを接種する場合よりは、筋肉の増加量は少なくなります。

カッティングサイクルとは

ここでのカッティングは数カ月後のコンテストに向けて減量を進めていくことを指します。コンテストを目指さず、体脂肪率10%程度を目指すような通常の減量については、バルクアップサイクルと同様のサイクルで問題ありません。バルクアップの方が注射の回数が少なく、費用も安く済むため、そちらのほうがオススメです。
カッティングのサイクルも、バルクアップと同様のサイクル期間で行って問題がありません。ただし、バルクアップの薬剤と比べて水分によるむくみは少ないですが、カッティングでも多少の水分によるむくみがあります。コンテストまでにこれらの薬剤を抜く必要があり、減量の計画もセットにして、慎重に検討する必要があります。
カッティングではアンダーカロリーとなるため、ステロイドを使用したとしていても筋肉を増加させることは難しいです。ナチュラルのカッティングよりも、筋肉の減少を抑えて脂肪を減少させることができる。と考えてください。

初級者の方は、バルクアップではテストステロンエナンセートとボルデノンというステロイドでサイクルを組むことをおすすめします。

テストステロン・エナンセート、プロピオネート

全てのサイクルの基本になる薬剤で、どんなサイクルでも一定量以上を必ず接種します。男性の更年期障害の治療にも使われている薬剤で、適切な量をしっかりとコントロールして利用すれば、比較的少ない副作用で筋肉を増やすことが出来ます。エナンセートは水分貯蔵の副作用で体全体が浮腫みます。個人差はありますが体重が5キロ前後増える事もあります。プロピオネートもエナンセートほどではありませんが、一定の浮腫みが発生します。

ボルデノン

ボルデノンはテストステロン系統と同じ効果の薬剤ですが、テストステロンエナンセートよりも半減期が長く、ゆっくりと吸収されていくのが特徴です。テストステロンエナンセートだけでも良いのですが、ボルデノンは副作用がマイルドで、一説によると水分を排出する効果もあるため、体の浮腫みを軽減する効果も期待できます。

デカデュラボリン

初心者にはあまりオススメしませんが、ナンドロロンという系統のステロイドです。テストステロンやボルデノンよりも高い筋肥大の効果があり、コラーゲンの生成を促すことから、肘や膝などの関節保護の効果があります。ステロイドの使用中はパワーがあるがるため、より重たい重量でトレーニングできます。ただし関節がそれについていけないことが多いため、中級者のステロイドサイクルでスタックされることが多い薬剤です。

トレンボロン

最強のステロイドと呼ばれており、テストステロンの5倍の効果があります。ただし副作用も同じくらい強く、適切なケア剤を接種する必要があります。また、人によっては不眠、うつや不安などの症状を誘発しやすく、使用には注意が必要なステロイドです。初級者のサイクルを2〜3回回した後に、少量からスタートしてみることをオススメします。

PCTサイクルについて知っておくべきこと

PCTサイクルとは

PCT(ポストサイクルセラピー)はステロイドの使用を終了した後に行う回復期間のサイクルです。ステロイド使用によって男性ホルモンの自己生成力が低下するため、これをもとに戻すことが目的です。このPCTを適切に実施しないと、せっかくつけた筋肉が減少してしまうばかりか、低男性ホルモンの状態が原因で体の不調、うつや不安など更年期障害のような症状が出てしまいます。
PCTはステロイド使用後に、4〜6週間程度実施します。一部の薬剤については、ステロイド使用中に投与しても効果があります。

HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)

HCGは、妊娠中に女性の体で主に生成されるホルモンです。効果としては、ステロイドによって萎縮してしまう睾丸に対して、男性ホルモンの生産を促進させます。主にオンサイクルの最終週あたりから使い始め、3〜4週間程度投与を続けます。
副作用の強いトレンボロンを使用した中級者向けのサイクルでは、ステロイドの中盤以降から、少量のHCGを投与し続けるという使い方もあります。

クロミッド(クロミフェン)

クロミッドは、もともとは不妊治療に使用される薬剤で、特に排卵を誘発するために用いられます。男性が接種する場合、HCGと同じく睾丸に作用して男性ホルモンの自己生産を回復させることが出来ます。2〜4週間程度投与を続けます。HCGとは作用機序が異なり、HCG摂取の最終週から服用を開始します。

ケア剤についてしっておくべきこと

オンサイクル、PCTサイクル中は様々な副作用や体の不調が発症します。それに対するケア剤を紹介いたします。

ウルソデオキシコール酸(肝臓対策)

経口ステロイドほどではありませんが、注射用のステロイドも肝臓の機能を悪化させます。ウルソデオキシコール酸は、肝臓の血流をよくして肝臓の細胞を守ります。得に慢性肝炎などの症状に効果があり、オンサイクルでどんどん悪くなる肝臓の保護に最適な薬です。副作用も少なく比較的安全なケア剤です。どんなサイクルでも必ず接種する必要があります。

シリマリン(肝臓対策)

シリマリンは植物から抽出される、肝臓保護のサプリメントです。サプリメントのため、医薬品であるウルソデオキシコール酸ほどの効果は期待できませんが、もともと肝臓に心配のある方は、ウルソデオキシコール酸と併用して摂取するとより確実です。

ノルバデックス(女性化乳房対策)

アナボリックステロイドの使用で男性ホルモンであるテストステロンが増加しますが、過剰な男性ホルモンは女性ホルモン(エストロゲン)に変換されるという作用があり、このことをアロマターゼと呼びます。ノルバデックスは、エストロゲンの増加により乳房が膨らんでしまうことを阻止します。ただし、この副作用は個人差があり、全く出ない人も多いです。

アロマシン(女性化乳房対策)

ノルバデックスと同様、女性化乳房の対策に使用されます。ノルバデックスと違って、エストロゲン自体を低下させる効果があります。ただし、エストロゲンが過剰に低下してしまうことにより、新たな副作用を引き起こしてしまうため、摂取には注意が必要です。

その他、高血圧やコレステロール異常の副作用も発生します。これらに対してのケア剤もありますが、安易に様々なケア剤を併用することでの副作用を避けるため、基本的には食事や運動習慣をメインに解決していくことが望ましいです。

バルクアップサイクルでの食事とトレーニングについて

バルクアップサイクルでの食事について

バルクアップでの食事はローファットを心がけてください。高血圧やコレステロール悪化など、血管に関わる副作用が出るため、脂の過剰摂取は厳禁です。脂は全体のカロリーの20%以下として、アボカドやナッツ、MCTオイルなどの植物性オイルからとるようにしてください。
目安として例えば維持カロリーが3000の場合、+300キロカロリーから始めると良いと思います。PFCバランスは「3: 2 : 5」程度が良く、様子を見て徐々に接種カロリーを増やしていってください。その場合は炭水化物(カーボ)だけを増やすのがオススメです。
PCTサイクルに入っても、摂取カロリーを落とさずにそのまま増量を続けてください。男性ホルモンの自己生成力を回復させるために、アンダーカロリーにすることは絶対に避けてください。PCTが失敗して、かなりの筋肉が減少してしまいます。
なお言うまでもないとは思いますが、オフ期間に入るまでお酒はNGです。

バルクアップサイクルでのトレーニングについて

あまり長時間のトレーニングはせずに、高重量を少ないセット数で実施することをオススメします。ナチュラルと違って、体が常にアナボリックな状態になっているので、トレーニングのオフ期間をしっかりとっても大丈夫です。全身法よりも、各部位を週1回トレーニングする分割法が適していると思います。
サイクル中では普段よりも重たい重量を上げることが出来ますが、関節や腱に負担がかかりますので、低レップのトレーニングは推奨されません。重量はそのままに、パワーが上がった分だけレップ数を増やすようなメニューを組むと良いと思います。
足トレなどで特に注意したいのが、頑張りすぎることです。サイクルの後半になると発汗、動悸、息切れが顕著に現れてきます。トレーニングをやりすぎると、脳梗塞や心筋梗塞などで突然倒れてしまう可能性がるので、余力を残してトレーニングを切り上げることを心がけてください。

実践できる!サイクル計画表

ここからは、そのまま実践できるバルクアップの計画表を掲載します。
どの薬剤をどれくらいの量を接種すればよいのか、1週目〜14周目までの各週の計画表も掲載しています。
更に次のセクションでは、このサイクル計画表を実施するために必要な薬剤、機材のいくつかの購入先と費用を記載しています。

バルクアップサイクル(10週+PCT4週)

  • テストステロンエナンセート 500mg / 週

  • ボルデノン 250mg / 週

  • ウルソデオキシコール酸(肝臓ケア) 300mg / 日

  • HCG 5000IU / 週

  • クロミッド 100mg / 日

テストステロンエナンセートとボルデノンは週1〜2回接種してください。表示の量は1週間の合計量です。例えば、下記のような摂取方法になります。

  • (週1回)1日目:テストステロン500mg+ボルデノン250mg

  • (週2回)1日目:テストステロン500mg、4日目:ボルデノン250mg

HCGは10週目から投与を始め、12週目までの3回接種。
クロミッドは12周目から毎日接種して、3週間ほど接種を続けます。

サイクルを表に落としたものはこちらの画像になります。

ステロイドの購入方法

ステロイドのメーカーについて

ステロイドはメーカーごとに品質、値段が異なります。テストステロンエナンセート250mg*10の金額をベースに、一般的な情報をまとめると下記になります

効能、はステロイドの有効成分の含有量の多さを示しています。良いメーカーと悪いメーカーでは、1〜2割ほどの差があります。
腫れ、は注射時の腫れやすさを表しています。

国内、海外のユーザーから一番評価が高いのはAlpha Pharmaになります。
古くからあるインドのメーカーですが、詳しくは下記をご覧ください。

ステロイドの購入方法について

ステロイドは日本での販売が禁止されていますので、薬の個人輸入という形で購入することになります。昨今は一般的な医薬品を、海外から輸入できる個人輸入代行サービスが数多くあります。主に注射剤のステロイドを専門に扱っているのは下記の4サイトになります。()内は取り扱っているメーカーです。

その他いくつかのサイトがありますが、高額だったり、情報の少ないメーカー製品を採用しているため、紹介は省かせていただきます。

ステロイドの総額比較について

Strong Connectionについて

https://strongconnection.shop/

このサイトは古くから運営をしている輸入代行サービスです。かなり幅広い商品を取り扱っていることが特徴です。発送は台湾からのようで、比較的早く商品が手元に届きます。5万円以上で5%オフになるようです。支払い方法は銀行振込のみです。

Fine Plusについて

一般の医薬品も含めて取り扱っているサイトです。サービスのラインナップが豊富なことが特徴です。ポイント制度もあるようで、支払いは銀行振込のみです。なお、HCGが10点セットからの購入のようでそれだけで44,000円かかってしまうようです。

(Eagle Pharma)

(Alpha Pharma)

みんなのステロイドストアについて

最後に紹介するのが、筆者が運営している「みんなのステロイドストア」です。Youtubeやnoteで情報発信していることもあり、品質の高いAlpha Pharmaの製品と安価なMatrix biolabsの両方の製品を用意しています。

なお初回10%オフや会員制度、キャンペーンもご用意しています。割引込みで、全サイトで一番安価にご提供ができると思います。

その他、必要な物

注射の仕方や揃える物については、こちらの記事で紹介していますのでご確認ください。

最後に

ここまでステロイドの具体的な購入先や使用方法を、かなり深く言及してきました。ただしステロイドは副作用を伴うものですので、ご自身の責任で使用を検討、実施してください。
もしこの記事をみても分からないことがあったり、近い内に実際の使用を検討されている方は、下記のステロイドパーソナルも合わせてご検討ください。本記事をご購入いただいた方は、記事購入額相当を値引きさせていただきます。

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