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これから始める人向け。12種類のSARMsを徹底解説!

SARMsについては正確な情報がなかなか出回っていないと思いますが、比較的良く利用されている12種類のSARMsについて詳しく解説していこうと思います。なお全て下記の当サイトでも販売しています。

筋肥大効果の高いもの

TESTLONE RAD140

RAD140(Testolone)は、テストステロンの強力な代替物として開発されたSARMです。主に筋肉の増強や脂肪減少を目的としていますが、アナボリックステロイドに似た強力な効果を発揮します。
作用機序: RAD140はアンドロゲン受容体に選択的に結合し、筋肉や骨に対して強力なアナボリック効果を発揮しますが、他の組織(前立腺など)への影響は最小限に抑えられるため、副作用が少ないとされています。また、テストステロンに代わる形で作用し、筋肉の分解を抑制します。
副作用としてテストステロンの自己生成を抑制してしまうため、アナボリックステロイドと同様のPCTサイクルが必須になります。

SARMS S23

S23は、かなり強力なSARMsの一つであり、筋肉の急速な成長と脂肪減少を促す作用があります。また男性の避妊薬としても研究されています。
一方、S23はテストステロンの自己生成を非常に強く抑制してしまうため、TESTLONEと同様にPCTが必要です。アナボリックステロイドと同様、精神不安や苛立ちも報告されているようです。

MYOSTATIN YK-11

YK-11は、他のSARMsとは異なるミオスタチン阻害剤の一種で、筋肉の成長を制限するミオスタチンというタンパク質を抑制することで、非常に強力な筋肥大効果をもたらします。YK-11はまだ新しい化合物であり、完全な研究結果は出ていない部分もあります。
YK-11はアンドロゲン受容体に選択的に結合するだけでなく、筋肉内でミオスタチンを阻害します。これにより、筋肉細胞の増殖が抑制されることなく、急激な筋肉成長が可能になります。
ステロイドと同様の副作用が確認されているようですが、まだ研究段階で長期使用にわたる大きな副作用が判明していません。

中程度の筋肥大効果で副作用が少ないもの

LIGANDROL LGD4033

LGD4033(Ligandrol)は、筋肉の増強や体力向上を目的に開発されたSARMで、筋肉量の増加と脂肪の減少に効果があります。
LGD4033は、アンドロゲン受容体に選択的に結合し、筋肉や骨組織に強力なアナボリック作用をもたらします。アンドロゲン受容体に特異的に結合することで、筋肉の成長を促進しながら、ステロイドのような副作用を最小限に抑えます。副作用も上記の3つよりはマイルドで、男性ホルモンの自己生成抑制は中程度のようです。

LGD-3033

LGD-3033は、Ligandrol(LGD4033)の後継に位置づけられる新しいSARMです。筋肉の成長をさらに強力に促進するように設計されていますが、研究が進行中のため、詳細なことは分かっていません。。筋肥大に対する効果はLGD4033に近いと言われています。

OSTARINE MK-2866

Ostarine(MK-2866)は。SARMの中でも最も研究が進んでおり、副作用が比較的少なく、初心者に適したものと言われています。
アンドロゲン受容体に選択的に結合し、筋肉と骨にアナボリック作用を与えますが、他の組織には最小限の影響を与えます。そのため、テストステロンなどのステロイドと比べ副作用が少ないです。特に筋肉量の維持と除脂肪体重の増加に効果的です。
男性ホルモンの抑制は少ないとされていますが、多少のPCTを実施したほうがより安全に使えると言われています。

ANDARINE S-4

S-4(Andarine)は、筋肉の硬さや引き締め、脂肪減少を目的に開発されたSARMで、特に減量期やカットフェーズで使用されることが多いです。筋肉の増強というよりも、筋肉を引き締めて定義づける効果に優れています。
作用機序: Andarineはアンドロゲン受容体に結合し、筋肉と骨に作用します。特に脂肪の減少と筋肉の引き締めに効果があり、減量中の筋肉維持に役立ちます。また、骨密度を高めることで、骨折リスクの低下や筋力の強化をサポートします。テストステロン抑制も比較的軽度と言われています。

ACP105

CP105は、比較的新しいSARMであり、筋肉量の増加と骨密度の向上に効果があります。研究が進行中のため、他のSARMsと比べて情報が限られていますが、筋肉の増強効果がありながら副作用が少ないとされています。
作用機序: ACP105はアンドロゲン受容体に結合し、筋肉と骨に作用します。筋肉の合成を促進しながら、脂肪減少にも効果があるとされていますが、他のSARMsと比べてアナボリック効果は中程度です。

ACCADRINE AC262-536

ACC262-536は、比較的軽度なアナボリック作用を持つSARMで、筋肉の増強効果はあるものの、他の強力なSARMsほどではありません。副作用が少なく、筋肉の維持と脂肪減少のバランスが良いとされています。
作用機序: ACC262-536はアンドロゲン受容体に結合し、筋肉の成長を促進しますが、他の組織への影響は最小限です。特に男性ホルモンへの抑制効果が他のSARMsに比べて軽いため、副作用が少ないのが特徴です。

筋肥大効果が弱いもの(厳密にはSARMsでないもの)

IBUTAMOREN MK-677

Ibutamoren(MK-677)は、SARMではなく、正確には成長ホルモン分泌促進剤(GHセクレタゴーグ)です。直接的に筋肉を増強するのではなく、成長ホルモンとIGF-1(インスリン様成長因子-1)の分泌を促進し、これらが筋肉の回復や成長を助けます。
Ibutamorenは成長ホルモン分泌を促進し、筋肉の成長、脂肪燃焼、回復を間接的にサポートします。特に、筋肉の修復や成長を加速させるだけでなく、睡眠の質を向上させることで、全体的な健康状態の改善も期待できます。

STENABOLIC SR9009

Stenabolic(SR9009)はSARMではなく、Rev-ErbAリガンドと呼ばれる代謝調整剤です。直接的な筋肥大効果はなく、代謝を上げて脂肪を燃焼させることで、引き締まった体を作るのに役立ちます。また、持久力の向上にも効果があります。
SR9009は、体内の代謝を調整することで、脂肪燃焼を促進し、エネルギーの利用効率を向上させます。また、筋肉の酸素消費を向上させることで、持久力をサポートします。トレーニングパフォーマンスの向上にも貢献しますが、筋肉の増加には直接的な影響を与えません。

CARDARINE GW501516

Cardarine(GW501516)もSARMではなく、PPARδ(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体δ)モジュレーターです。主に持久力の向上と脂肪燃焼を目的として使用され、筋肥大効果はありませんが、脂肪減少を促進することで、筋肉を引き締める効果が期待できます。
CardarineはPPARδを活性化し、脂肪酸の代謝を促進することで、体脂肪の燃焼を加速します。また、持久力の向上にも寄与し、トレーニングパフォーマンスを向上させます。ただし、筋肉増強効果は直接的にはありません。

以上、SARMs12種類の紹介でした。
SARMsは比較的新しい薬剤で、アナボリックステロイドよりは筋肥大効果が劣るものの副作用が少なく、バランス良く筋肥大出来ると言われています。
当ストアでの販売はもちろん、無料パーソナルでもサイクルのアドバイスをすることが出来ますので、興味のある方は是非お問い合わせください。


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