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アナボリックステロイド・パーソナル体験記①65歳の高齢トレーニー
はじめに
本体験記では、著者が担当したステロイドパーソナル相談者の事例について、内容を一部ぼかしながら相談内容やパーソナル提案の結果を紹介します。今後、アナボリックステロイドやSARMsの利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
65歳、高齢トレーニーのサイクル相談
新年の始まりに届いたメッセージ。その送り主は65歳のある男性。年齢の壁を越え、仕事とトレーニングの両立を目指し、自らの筋肉を成長させるための挑戦を続けていました。
彼は病院勤務の介護職として日々多忙な生活を送っています。介護職という体力勝負の現場で働く中、加齢による筋力低下に負けたくないという思いを抱いていました。体力を維持し、さらなる筋肥大と筋力向上を目指して、どれだけ忙しい日々であってもトレーニングを欠かすことはありませんでした。しかし、副作用を抑えつつ理想の体を作るためには、何をどう選び、どのように進めていけばよいのか、最適な手段を模索していました。その結果、著者のパーソナルへお問い合わせがありました。
相談内容 「高齢でも筋肥大できるのか?」
彼が最初に相談してきたのは、オスタリンやイブタモレンといったSARMs(選択的アンドロゲン受容体モジュレーター)の使用についてでした。 「副作用が少ないのは魅力ですが、オスタリンにはコレステロール異常のリスクがあると聞きました。どうすればリスクを軽減しながら筋肥大を目指せるでしょうか?」
65歳という年齢においては、筋肥大を目指す際に代謝やホルモンバランスの変化が大きな課題となります。しかし、彼は高齢のハンディキャップを理解しながらも、確かな成果を求めていました。これまでに経口ステロイドを試した経験もありましたが、副作用が気になり、より体に優しい選択肢を探していました。
筋肥大という目標を達成するためには、ただ薬剤を使用するだけではなく、適切な情報に基づいたサイクル設計と日々の管理が不可欠です。その重要性を彼も理解しており、慎重に前進する姿勢を見せていました。
著者のアドバイス 「年齢に見合った適量を使用すべき」
筋肥大という明確な目標を掲げている彼に対し、私は以下のサイクルを提案しました。
テストステロンエナンセート(テストE)注射を基軸とすることで、筋肉量の増加を促進すること。
週100mgのテストEは控えめな量ですが、65歳の体に無理なく筋肥大を促せるポイントです。過度な摂取を避け、身体が順応しやすい計画を立てるべき。
デカ・デュラボリン(デカ)を組み合わせる場合は、テストEを200mg/週まで増量してバランスを取ることを提案しました。
さらにデカの効果を最大化し、副作用を抑えるためにカベルゴリンを週0.25mg摂取することも勧めました。デカを使用するとプロラクチンの増加による副作用があるためです。また、「デカとSARMsの併用は問題ないか?」という質問に対しては、併用しても適切なバランスを取れば問題ないことを説明しました。
その後
彼からは「看護師の友人に筋注を手伝ってもらい、新年会後からは自分で注射を実施する予定です。」との返事がありました。
また、彼は筋肥大だけでなく、健康面の管理も重視していました。トレーニングだけでなく、フリーテストステロン値を測定し、TRT(テストステロン補充療法)を視野に入れた計画的な取り組みも話してくれました。
高齢でありながらも積極的に情報収集をして、自分の目標を達成しようとしている点が素晴らしいと感じました。
今後、サイクル開始から数カ月間、著者がサポートさせていただく予定です。
アナボリックステロイドやSARMsについてはnoteではあまり詳しく記載できないので、より詳細を知りたい方は下記のブログを参考にしてください!
https://note.com/steroid_store/n/n245538c9fb44