十禍闘争 アディショナル新カード評価・考察
TierのスペルをTireだと思っていました、sterlです。絶傑再録でうっきうきです。今使いたいのはリーシェナとルルナイです。奏絶に絶叫します。
今回も新カードの評価・考察をば。今回はアディショナルですがシルバーのカードもあるので、そちらも評価を行います。
いつも通りローテーション前提です。
評価基準①『環境における強さ』
S … Tier1デッキのキーカード
A … Tier1デッキに採用される
B … Tier2デッキのキーカード
C … Tier2デッキに採用される
D … Tier3以下
評価基準②『カードパワーの高さ』
5 … ぶっ壊れ
4 … 強い
3 … 並
2 … 弱い
1 … 産業廃棄物
《 ニュートラル 》
評価『B4』
強制ボッチ化の絶傑。
デッキに何を採用していようと強制的にハイランダーにする。ただし、追加のリーダー付与を行うにはデッキの大部分をハイランダーで組む必要がある。
ハイランダーで強力なカードであるポルテオが既にスタン落ちしているため、相性の良いカードが極端に少ない。デッキ消滅の効果だけを見てU20ウィッチへの採用もありかもしれない。
ちなみに、最も強いハイランダーが組めるのはネメシス。
評価『A4』
実戦レベルのハンデス。
本体はほぼ進化が前提となっており、6点ドレインか4点ドレイン+除去を選べるようになっている。味方の他のフォロワーをバフしてアグロを通すといった使い方もある。
本題は直接召喚で加わるトークン。10ターン耐えれば、ほとんどの場合でゲームエンドまで持っていける性能をしている。現在の環境では10ターンのロングゲームは難しく、後述のガルミーユの追加により環境はより高速化すると考えられる。しかし、ドラゴンがミラーをメタるためのカードとして十分採用が可能だ。
評価『B3』
ハイランダーで絶妙に強いスペル。
ダメージが5点出るため、序盤の除去として凶悪。ハイランダーで使うなら除去として見ない方が良いかもしれない。
ランダム5点だけでは採用価値が薄いため、現状マゼルベイン専用カード。
評価『B4』
海底鬼面城。
手札が少ないとドローするリーダー付与のカード。ただし相手にも同様の効果を付与し、この能力は重複しない。2枚目以降は腐る上、相手に使われば3枚全て腐る。
スペルウィッチに採用するのが最も強い。序盤の手札補強の他、2枚目以降もスペルブーストのおかげで無駄なく消費してしまえる。他は、手札を消費しがちなデッキにピン差しするか、このカードによるドローに頼り切るつもりでデッキを組むと良いだろう。
《 エルフ 》
評価『C4』
殺意マシマシ絶命おじいちゃん。
進化ターンで2枚除去しつつ今後2ターンの除去を予約できる。書いてあることは強いものの、空中戦には弱い。
進化エルフやラティカエルフが主な就職先。ベルエンジェルやボードデッキには刺さりやすいので、環境によっては戦えないこともないだろう。
評価『A5』
序盤において最強の除去。
体力1以下の生存を許さず、1/2などという生半可なスタッツは0/1の置き物となる。例え体力2以上であろうとも、3ターンもあれば盤面から消え去る。
中盤以降もこのカードでスタッツを下げてリーサル圏から逃れて盤面ロックし、次のターンラティカで仕留めるといったプレイができるようになる。
ボードを展開する環境なら迷いなく採用していい1枚。
評価『A4』
単純に2/2/2潜伏が偉い。
潜伏によって安定したダメージ源となり、進化で実質2面除去+1ドロー。他にもスタッツを下げる効果が働けば、その度にドローできる。スタッツを下げるフォロワーがいなくてもその効果が発動すればドローできるのかは不明。0回復0自傷の前例を考えるとドローできそうである。
腐食の絶命をドローソースに化けさせられるため、腐食の絶命と併せて採用したいカード。
《 ロイヤル 》
評価『C5』
複製の絶傑。
強いが、相手の能力を奪うわけではないのでメタカードとしての採用は難しい。また、空絶の残光を打点として活かせるほど財宝カードが存在しない。
今後に期待できるが、今はまだ汎用カードの域を出ない。
評価『C3』
財宝軸の除去札。
純粋な除去。財宝軸ならダメージが増え、回復によるコントロールを狙える。融合素材として使えるので、オクトリスを使うなら採用したい。
評価『C3』
財宝軸のキーカード。
次のパックを待たず財宝軸を組みたいのなら、このカードでどれだけ財宝カードを増やせるかが鍵となる。
《 ウィッチ 》
評価『B5』
ゴリラ・ゴリラ。
コストが高めで使いづらかったあらゆるカードと相性がいい。要するに混沌の強化。土軸もほどほど恩恵を受けられる。
ただし、スペル軸との相性が悪いわけではない。スペルブーストでコストを下げたいカードが終盤1コストで手札に加わるので、スペル1回で0コストになる。もちろんライオを使うことを意識した構築にする必要はあるが。
評価『B4』
ライオに繋げるためのカード。
ライオを確定サーチできるようにすることで6→7の動きでライオを投げられることが確定する。ライオの効果で加わる絶尽の偽証を使う分のPPが回復するため、ライオの進化時全体除去も含めて意地でもライオに繋げるカード。
このカードでライオをサーチするには氷結のゴーレムやクロノウィッチが邪魔になることには注意したい。
評価『B5』
無限大のポテンシャルがあるカード。
絶尽の崇拝者から0コストになったカードを投げるだけで、その数だけスタッツが上がる。もちろんライオ特化ウィッチで使用して1コストでカードをプレイできるようにしても強い。
ポテンシャルしか無いが、現状他のクラスに押し負けそうなカード。
《 ドラゴン 》
評価『S5』
進化込み6コスト6/4疾走選択3点全体2点除去。
どうみても最強カード。未来託宣ジーナガルミーユローウェンロイで死ねる。ケツデカドラゴンでも普通に壊れ。
ドラゴンの制圧力+高打点疾走に抗えないデッキに生きる道は無い。
評価『S5』
ケツデカのドロソ。
今まで3コスト2ドローでは力不足感が否めなかったケツデカドラゴンの最強ドロソ。1枚からドローできる期待値はバフ次第。適当にバフしまっくたフォロワーが活きる。
ガルミーユを進化した後に使えば即座に1コスト2ドローとなる。それが侮蔑の隠者なら驚愕の1コスト4ドロー。どう考えてもおかしい。
ケツデカドラゴン(ガルミーユ)と自然ドラゴン(ガルミーユ)の頂上決戦が始まろうとしている。
評価『A3』
アグロで強い。
アグロで序盤から除去に回っても打点を出せるのが優秀なポイント。ケツデカドラゴンなら中盤以降も永遠とリーダーを殴り続ける置き物になれる。
ただし、ローウェンと致命的に相性が悪い。ローウェンと併せて使うなら、プレイングでカバーするかケツデカドラゴンにする必要がある。
序盤以外はやや弱く、1コストであるためハンドの消費も気になる。好みでの採用候補となるだろう。
《 ネクロマンサー 》
評価『S5』
絶叫するG。
大量のゴキブリルルナイが湧き出る。ルルナイが破壊されるほどルルナイを展開でき、リアニメイトによってそれは更に加速する。展開したルルナイは自壊や除去、アグロプランの速攻に使える。
意外にも汎用万能カード。墓場を大量に稼げる除去としての運用ができ、ついでにラストワードも稼げる。展開力の高さからアグロプランを通しやすくもなる。ネクロマンス3でスージーやケルヌンノスに繋げることもできる。あらゆるネクロで活躍できるカード。
評価『S5』
沈黙させるか絶叫するか。
相手のラストワードなどを妨害できる他、ベルエンジェルやセレストマグナ、ルルナイなどの強力なラストワードを1コストで使用できる。カゲロウを自壊できない場面でこのカードを使用し、リーサルに届かせるといったプレイもできる。10PPでエンハンスギンセツに使用すれば、ギンセツの隣に狐が4体並ぶ。
ラストワード次第でなんでもできるカード。ラストワードの破壊数を稼げないことには注意。
評価『C3』
ルルナイを増殖させる装置。
ファンファーレは流石にスタッツを考慮すると弱いため、アクセラレートが本体。本体で使いたいなら組ませるべきはエンネア。ネクロマンススペルかカゲロウのラストワードを絡めて使おう。スカルフィッシュとの同時出しを狙っても良い。
《 ヴァンパイア 》
評価『C2』
弱体化したヴァーナレク。
AOEが主な運用。基本的にはユリアスとの併用をすることになる。ラストワードでデッキにヴァーナレクを7枚も埋め込むため、自己ハンデスで手札を入れ替えられるカードを多く採用したい。
3コスト4点疾走が進化なしでの最大値であるため、力不足感が否めない。j自傷も3コスト払って1回しかできないので、素直に弱い。
評価『B4』
一生使われるカード。
1コスト1自傷の回復札はスタン落ちしても使われる。相手によって握っておくか捨ててしまうかの判断も無理なくできる。かなり使いやすいカード。
評価『C3』
後攻1ターン目2/2。
渇望アグロのレギュラー。狂乱で使う場合はただの採用候補止まり。横展開が厳しいなら採用していい。
《 ビショップ 》
評価『B4』
4コストバハムート。
トークンを加える効果は基本おまけ。4コストでバハムートするだけのカード。アミュレット軸や回復軸で耐久のために採用し、ホーリーセイバーやギルネリーゼに繋げるのが主な使い方となるだろう。
評価『B5』
3コスト3ドロー6回復。
明らかにイカレ性能。漆黒の契約もびっくりである。ベレロフォンを進化していればさらに合計3点リーダー含むAOEが付いてくる。最強格のコントロールカードである。
評価『C3』
デコイ。
カウンターマジックのように特大ダメージを警戒してダメージカットができる他、疑似的な守護として運用できる。
旧ユニコの強化互換版のようなもの。
《 ネメシス 》
評価『B5』
好き。
白の章と黒の章がファンファーレを持ち、かなり使いやすくなった。リアニメイトにより、リーシェナ単体で白黒の章を4コストまで下げられるのも優秀。
リアニメイト0を持つため人形の採用はほぼ必須だが、リヒトとの相性は微妙。リヒトの効果が発揮できる頃には白黒盤面が構築できる可能性が高く、他のカードを採用した方が勝利に貢献できるだろう。
評価『B4』
美しい。
白黒の章のコスト下げはもちろん、AFの破壊された種類稼ぎ、パラダイムシフトのコスト下げ、破壊カウント稼ぎ、コスト5以上の破壊数稼ぎと、できることは多い。
その上、リーシェナやジェネシスアーティファクトの回収も見込める。人形軸に特化するなら、リヒトを回収できるのもおいしい。
評価『B4』
そのリーシェナグッズ欲しい。
リーシェナを複製できるのは当然として、アナライズアーティファクトやスピネのアーティファクトを破壊することでドローソースとしての運用もできる。
このカードで黒の章を量産できるのがリーシェナとリヒトの相性が微妙な理由の1つ。
上方修正
評価『C4』
直接召喚が連携10になったことにより、序盤に引いておかなければ連携20の全体除去としては使いづらくなった。また、スタッツが下がり登場タイミングが早くなったことで、中盤のボードの強化が可能になった。
コントロールデッキでは使いづらくなったが、アグロ-ミッドレンジデッキでは強くなったと言えるだろう。
評価『B4』
クオンのトークン。顔面にもダメージを飛ばせるようになったが、貴人を出す難易度は変わっていない。クオンはクロノウィッチと異なり貴人を出せない中盤でも使う場面があるため、強さは大して変わらないと思われる。
環境予想
エルフは相変わらずラティカが暴れまわるだろう。環境に応じて腐食の絶命と絶命の崇拝者は採用される。7ターンラティカが通せなければ勝ちづらい守護ビショップが減るのも追い風だ。
ロイヤルは相変わらず弱いままだ。OTKロイヤルを稀に見かける程度だろう。環境3日目には希少種になる。
ウィッチは遭遇したら8割方混沌ウィッチだと思っていい。元々JCGで優勝できる強さはあるデッキであり、そこにライオと解放の絶尽が加わって事故が少なくなった。
ドラゴンは一気に最強になる。PPブーストをしやすい自然ドラゴンとリソースが潤沢になったケツデカドラゴン。どちらの方が強いかは不明だが、少なくともガルミーユの安定した打点が最強である。
ネクロマンサーは相変わらず進化ネクロが最強である。純正ラスワネクロではドラゴンに勝てないため、進化ラスワネクロが環境の主流。しかし、ラスワに頼らない方が強い。どちらにせよルルナイは採用すべき。
ヴァンパイアは狂乱しか強いデッキがない。相変わらずゼノディアボロスに頼らなければならず、ガルミーユを止めるにはイモータルペインが必須となる。守護ビショップが減るためかなり厳しいだろう。
ビショップはドラゴンに淘汰される。守護ビショップもその他のデッキもガルミーユを止められないため、最終的に環境から消えるだろう。
ネメシスは白の章の回復力で自然ドラゴンには対抗でき、ケツデカドラゴンも安寧の降臨で対抗できる。AFはドラゴン相手に抗えず、共鳴もガルミーユが厳しい。リーシェナが頼みの綱だ。
Tier1
自然ドラゴン
ケツデカドラゴン
進化(ラスワ)ネクロ
ラティカエルフ
Tier2
セッカ(アリア)エルフ
混沌ウィッチ
リーシェナネメシス
Tier3以下
スペルウィッチ
純正ラスワネクロ
狂乱ヴァンプ
守護ビショップ
AFネメシス
新環境で使用予定のデッキ
進化ネクロ
私が普段使用している進化ネクロを調整した構築。元々スージーが破壊できなければ進化ターン以降(特に後攻)極端に弱いという弱点をルルナイで解消できる。ドゥーム訪問はガチ(元構築ではどちらも3投)。回復が必要ならボーンドミネーターと静謐の墓守を交換。
ララシェナネメシス
完全に趣味。ララミアとリーシェナを活かすことだけを考えた構築。リーシェナのリアニメイトにドローを混ぜたいので1コストはアナライズAFかスピネAFで調整。インパルスは序盤使わない。リヒトは舞い戻る奏絶でジェネシスAFを回収できた時に邪魔そうなので不採用。
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