暗黒のウェルサ アディショナル新カード評価・考察
新カードの評価・考察を初めて一年が経過したそうです。sterlです。守護進化ビショップとケツデカドラゴンをRAGEに持ち込みましたが、0-2で玉砕しました。
今回のアディショナルの発表があまりにも遅いことに苛立ちを覚えつつあります。というわけで新カード評価・考察です。
いつも通りローテ前提です。
評価基準①『環境における強さ』
S … 環境を染める程度
A … よく見る程度
B … 多少見る程度
C … 好みで採用される程度
D … まず採用されない
評価基準②『カードパワーの高さ』
5 … ぶっ壊れ
4 … 強い
3 … 並
2 … 弱い
1 … 産業廃棄物
《 ニュートラル 》
評価『B4』
メタ札天使たちの親玉。
アクセラレートで相手に合わせたメタ札をハンドに加えられる。本体はおまけのように見えるが、サハイスラ結晶で投げれば除去+7点回復のぶっ壊れムーブができる。
幅の広いメタ札であることからほとんどの環境で採用することができ、ウィッチに関してはマナリアの知識のように扱うことすらできる。強い。
《 エルフ 》
評価『B3』
フェアリーサークル3種目。
単純にフェアリーサークルとして活用できる他、本体がネレイアのような中盤の展開札に対する解答となる。場に残り続ける限りロック効果は継続するため、困難な除去を押し付けられるのも魅力。
フェアリーサークルが付属しているため腐ることはなく、無理なく採用できるカード。
評価『C4』
6/8/8。
単純に無視できない展開として強力。フェアリーウィスプを貯えられるデッキであればプレイ数4の達成も容易だが、そうでなければ展開で使うとよい。
弱い訳ではないが強くないカード。
《 ロイヤル 》
評価『C4』
鉄腕の系譜。
アクセラレートがランダムではないのが永遠の謎。終盤オクトーでコストを下げることにより、安定して顔面に6~8点を叩き込めるダメージソースになれる。
強いカードではあるが、OTKロイヤルの方が遥かに強いため使われることは少ないだろう。
評価『B4』
ターン終了時の連携効果は強い。
単純に性能が高く、指揮官サーチの重要度が低いデッキなら何にでも入る。特にその連携効果から、アグロでの活躍が期待できる。
進化を切ると2/4/4を守護裏に隠しつつ合計スタッツ6/7を展開する。単純なパワー。
《 ウィッチ 》
評価『C3』
運営の執拗な20以下ウィッチ推し。
そこまでしてデッキ消滅軸を成立させたいかといった感じの効果。このカードが消滅しても手札に加わるため無駄にはならない。ファンファーレもデッキ消滅のため、従来より早くデッキ20以下を目指せる。とはいえアングレアの引ける枚数次第のデッキであるため、運要素が強すぎるのは否めない。
デッキ消滅により手札に加わった場合、コストが0になるのなら強かった。
評価『B4』
運営の執拗な20以下ウィッチ推しパート2。
とはいったものの、純粋なウィッチフォロワーサーチ。デッキが残り20以下なら2枚サーチしてコスト軽減するだけで、20以下軸でなければ使えない効果という訳ではない。
当然アングレアをサーチできるのも強力なので、悪運に恵まれなければ20以下ウィッチの勝率は格段に上がるだろう。
《 ドラゴン 》
評価『D2』
レジェンド……?
わざわざレジェンドがやることでもなく、ドラゴン特有の無駄なボリュームも無い。ドラゴンであればPP10あるなら受けずとも勝てる。
PP損耗も重く、今後の環境でよほどコントロールと消滅が要求されない限り日の目は無い。
評価『C5』
パッと見強いカード。
1コストでデッキバフと除去ができ、ケツデカドラゴンの対アグロの要となる。ただそれだけ。竜の助言のような低コストディスカ札で躊躇なく流せるものの、その役割はドラークのトークンや2コストデッキバフ札で十分足りている。
ケツデカドラゴンにおける序盤のリソースは無駄が許されぬ生命線である。ケツデカドラゴンを研究しRAGEに持ち込んだ私の考えでは、アグロが跋扈する環境でもなければ採用枠は無い。
クジラドラゴンなら強いのかもしれない。
《 ネクロマンサー 》
評価『A3』
初見微妙だった。
ラスワ持ちの破壊数を結晶だけで3増やせる。初見ではそれだけだと思ったが、忌まわしき再誕によるラスワ軸の強化に引きずられる形で評価が上がった。
本体は実質相手のみバハムートであり、インモラルディザイアによって打点にも回復にもなる。素直に強い。序盤に引けずともしっかり役割を持てるカード。
評価『A5』
条件付きソウルコンバージョン。
破壊したあとコスト2以下ラスワ持ちフォロワーを蘇生しバフするため、2ターン目に3/1ボーンフリークを2枚置くことも不可能ではない。除去札としても有能。
アグロで当然強いが、たった5枚のラスワ持ちを破壊するだけでドローがついてくる。この札でさらにラスワを稼げるため、ラスワ軸のコントロールでも壊れ。ラスワ軸ならなんでもできるカード。
《 ヴァンパイア 》
評価『A4』
無難に強いカード。
2コストフォロワー、無料進化、2面除去、一時的復讐と、現在のヴァンパイアをそのまま強化する要素が盛り込まれたカード。無論コントロールヴァンプに入れても強い。
無料進化の条件が渇望のみであるため、アルザードには及ばないがデッキを問わず入れられる。かなり使い勝手のよいカード。
評価『C3』
デモンストライク。
ニュートラルカードがある限り永遠に撃てる。そのためゴブリンクイーンと相性が良い。
リーダー回復もついているので、もしかしたらこれだけで顔面削りきるデッキが組めるかもしれない。しかしコストが重いので、そう上手くは行かない。
《 ビショップ 》
評価『C5』
初回3コスト確定除去を内蔵した無限進化札。
無限のEPはかなり魅力的で、ジータの決意を積まずとも招来の大天使や神域の法王のような優秀なフォロワーを引けるだけ進化できる。
相手よりEPが多ければ発動する効果も発動しやすくなるため、EPビショップとも言うべき新しいデッキタイプが生まれるかもしれない。
評価『D3』
アニシャドのオリカみたいな性能。
既存のアミュレット軸と組ませるのも悪くないが、セリーナがピラータートルでサーチできなくなる。採用するならピラータートルを抜きセリーナと交換するのが丸い。
巡礼の道を確定で出して4点疾走として使うのが強い。よってこれを軸にアグロデッキを組むのがよいだろう。
《 ネメシス 》
評価『B4』
超越を越える超コスト。
前ターンにフォロワーがダメージを与えていれば、ターン開始時にコストを減らす。これにより、カトルやコロッサス、スピナーなど各種自動進化、オーバーヒートデーモンにグリームニルを有する進化ネメシスの強化が見込まれる。
引いていなければいけないのは奥義と同じだが、終盤引けても比較的コストを下げやすい。何より従来のフィニッシャーが雑な打点や除去札として切れるようになるのが非常に強力である。
評価『A4』
ララミアスキンでAF使います。
ギガスファクトリーの結晶下でハンド枚数の調節をしつつパラダイムシフトのコストを下げるというだけで壊れている。対抗手段がフォロワーを置かないことしかない。空撃ちできたらどうしようもない。
選択不可以外の厄介な能力持ちを完封できるのも強力。現状選択不可といえば清浄の特大スタッツであるため、プレイを間違えなければ問題は無い。
《 上方修正 》
乗れる幅が広がっただけでそこまで強くはなっていない。
ラスワ軸のネクロマンス枠で採用できる。耐久にて優秀。
バグった。パラダイムシフトのコストを下げられる突進持ちでフィニッシャーを担うことも可能。強い。
環境予想
環境にあるデッキが大きくばらけるのは変わらなさそう。それぞれのクラスでよく見るだろうデッキは以下の通り。
エルフ ロキサス、フェアリー
ロイヤル OTK、アグロ
ウィッチ スペル、20以下
ドラゴン 進化OTK、乗り物
ネクロマンサー アグロ、ラスワ
ヴァンパイア 進化、バアル
ビショップ ヤテラントゥ、清浄
ネメシス AF、進化
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