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天象の楽土 アディショナル新カード 評価・考察

 初めてオフラインRAGEに参加できました、sterlです。Day1 0-2リタイアでしたが楽しかったです。ちなみにオフラインRAGEは初めてですが、シャドバ歴はダークネスエボルヴからです。

 今回も新カードの評価・考察をば。前回は大遅刻したので今回はちゃんと書きます。

 いつも通りローテーション前提です。評価基準は以下の通り。

評価基準①『環境における強さ』
S … Tier1デッキのキーカード
A … Tier1デッキに採用される
B … Tier2デッキのキーカード
C … Tier2デッキに採用される
D … Tier3以下

評価基準②『カードパワーの高さ』
5 … ぶっ壊れ
4 … 強い
3 … 並
2 … 弱い
1 … 産業廃棄物




《 ニュートラル 》

評価『A3』

 オリヴィエの親族。

 初の直接召喚ピンポイントメタ。主にハンドレスヴァンプやコントロールミラーにおけるギルネリーゼに刺さる。

 所詮メタカードだが、序盤に除去と回復を両立できないコントロールデッキではハンドレス対策に重宝する。環境の低速化に貢献するカード。





《 エルフ 》

評価『S4』

 可愛良。

 天使の恩寵という壊れカードがある現状、EPを消費せず進化できるだけでも価値がある。加えて天使の恩寵の上位互換の効果を3ターンかけて発揮する。手札溢れが心配になりそうだ。

 進化をユグドラシルに切る余裕のあるデッキなら全てに採用してよい。そうでなくとも2/2守護で事故をケアできるカードなので、むしろ採用しない理由を探す方が難しい。




評価『A3』

 象に破壊される貴公子。

 進化軸の除去兼打点。打点の乏しい純正進化エルフにおいては、否応なく採用することになるだろう。ハンドの消耗に関しては、突進によるEPの節約と天使の恩寵、ユグドラシルによって十分なリソースを確保できるため気にしなくて良い。

 進化ヴァンパイアを使って感じたことだが、3点の重要性は高い。序盤から回復できる進化エルフが覇権を握る可能性も十分あるだろう。





《 ロイヤル 》


評価『D1』

 旧マーズの方が強い。

 効果を発動するために、デッキ構築に制限が掛かってしまうのが非常に弱いポイント。せめて無料進化は持って欲しかった。金貨軸の方がまだ強い。

 このカードを強く扱うには、バフされた時効果を発動する兵士フォロワーが大量に実装されなければならない。現実的に考えてありえないので、おそらく産廃。なぜプレイした時なのか。




評価『A5』

 ゴールデンウォーリアーの上司。

 スケルトンレイダーや融合済みフラムグラスが1枚だけでは突破できない強固な壁を形成する貧乳。アクセラレートは事故時のオマケ。

 7ターン目の動きのバリエーションが増えることで、ビクトリーブレイダーをアクセラレートで使いやすくなるのも魅力的。相手に合わせてエンハンス銃士の誓いに繋げられる。





《 ウィッチ 》


評価『A4』

 自然から土に鞍替えした女。

 スタック消費7以上の効果はオマケ。スタック消費1で回復とドローができるウィッチフォロワーであることが重要。

 その条件の緩さから、秘術ウィッチだけでなく、スペルウィッチや進化ウィッチでの採用も可能。イザベルの融合素材になれるため、ユキシマウィッチを除くあらゆるデッキに実戦レベルで採用できる。




評価『B5』

 たまねぎ「たあ↑の↓しぃー!

 進化するだけで永遠に毎ターン1回0コストでスペルブーストできるカード。純正スペル軸では使いにくいが、進化スペルを大成させるカードだ。

 ギルド会議を含むウィッチスペルをサーチでき、クロノウィッチを進化した際のパワーを高める。スペルを使いづらい進化スペルで、クロノウィッチを使いやすくするカードだ。





《 ドラゴン 》

評価『D2』

 ノーブラ。

 実質0コストで出せるクイックブレーダー。ローウェンの槍が無ければまともな打点にすらならない。自動進化はあまりにも遅い。手札から捨てられたらPPブーストする効果を持ってもいい。

 5/4/4疾走に価値を見出だせたなら使うといい。少なくともガルミーユより優先度が高くなることは無いだろう。




評価『B3』

 ケツデカドラゴンの新星。

 ケツデカくすれば、交戦で破壊されることはほぼ無い。攻撃力も3あり、ほぼ確実に確定除去を吐かせられる。進化時効果も生き残った場合に打点上げ以上の価値を持てる。

 なお、攻撃力を0にされると極めて邪魔な置物に変身する。そうでなくとも守護の突破が苦手なので、採用枠はまず無いだろう。





《 ネクロマンサー 》


評価『A4』

 TSした破魂の少女。

 まず腐ることがない確定除去と、地味に強力な疾走を持つ。フラムグラスをリアニメイトした際に隣に出しやすく、ケルヌンノスで葬送しているため条件達成も容易。

 序盤はただのファイターであり、基本的に腐るのが難点。事故を回避するため葬送の弾として割り切ってしまうケースが多くなりそうだ。




評価『B4』

 ゴーストタウンの意味ってこれのことかぁ(違)

 体力10の潜伏フォロワーを除去する手段は極めて少なく、ケルヌンノスのリアニメイトなどで出せれば高い確率で10点ダメージを相手リーダーに与えられる。

 効果で出たフォロワーしか相手の場に残らないため、スケルトンレイダーとはアンチシナジー。コントロールネクロを組んでもフィニッシャーとなるカードが少ない。今後の新カード次第では化ける可能性を秘めている。





《 ヴァンパイア 》

評価『A3』

 バフォメットの究極進化形。

 進化ヴァンパイアの進化回数5回達成が安定するのは先攻7後攻6。7ターン目にはアクセラレートをほぼ間違いなく使える。またラストワードでダメージを与えるため、スケルトンレイダーを出したら負けの状況を作ることも可能。

 事故率を考えると、採用できるのは1枚まで。直接召喚したブラッディデーモンをリーダーに通すために守護を除去するカードとして優秀だ。




評価『C3』

 3P。

 渇望でなければ弱く、渇望であっても展開できるだけ。6ターン目の渇望はユリアスを使わなければ安定せず、7ターン目以降に使うカードとしてはパワーが心もとない。

 スケルトンレイダーの的にもなってしまうため、採用しないのが無難。純正進化ヴァンパイアの進化を稼ぐ能力は十分足りているため、狂乱進化を組もうと思うなら採用候補。





《 ビショップ 》

評価『C3』

 聖・ガンダゴウザ。

 対フォロワー最終兵器。体力が5と少ないため、既存の多くのデッキで2コスト以内で除去可能なのが難点。

 現在実用的な1コストアミュレットが少ないため、初手で握れなければ腐りやすい。今はまだ使いづらさが目立つため、今後のカードパックに期待したい。




評価『C4』

 優秀な回復札。

 守護ビショップやアミュレットビショップのような、回復が不足しがちなデッキに無理なく採用できるカード。時と場合に応じて結晶で使うか否かを判断するのが重要になるだろう。

 消滅除去が流行っている環境では要注意。特に採用率の高いユピテルは天敵。





《 ネメシス 》


評価『A4』

 アクセラレートが強い女。

 延命能力が極めて高い。本体で出せばほぼ確実に1ターンの時間稼ぎができる。とはいえ、今のネメシスにターンを稼ぐだけで勝利に繋がることなどまず無い。もしかしたら機械ネメシスを復活させるかもしれない程度だ。

 アルティメットマジックなどの効果ダメージに対するメタカードとして、アクセラレートを目当てに採用する場合がほとんどだろう。




評価『A4』

 自分のことをスピネのアーティファクトだと思ってる。

 AFネメシスなら安定したサーチと、葬送されることによる種類稼ぎを担える。本体で打点として使うことは少ないだろう。

 AFネメシスでなくとも、ジェネシスアーティファクトを確定サーチするカードとしての活躍を期待できる。





環境予想

 今回パワーカードが少なく、アディショナルでスタン落ちが無いこともあり、環境にそこまで大きな動きは無いだろう。そもそも飛び抜けたデッキの無い環境のため、ケルヌンノスとスケルトンレイダーのような相性の良い複数のパワーカードが無ければ、環境が動くことは早々無い。

 エルフは、セッカ主軸のコントロールエルフが進化を重視したものが見られるようになるだろう。とはいえ、セッカ主軸と大してパワー差は無い。どちらもユグドラシルで安定感が向上する。

 ロイヤルは一切変化が無い。ノーブルガーディアンが新たに採用されるのみである。

 ウィッチも大きな変化は無い。スペル軸にライリーが採用される構築が出現する程度か。

 ドラゴンも変化は無い。変化が無くてつまらないレベルだ。

 ネクロマンサーは葬送型の構築が増加するだろう。しかし、強さの変化は誤差の範疇だ。

 ヴァンパイアは進化軸が増えると思いたい。グランスエンジェルの登場により、ハンドレスには向かい風。進化ヴァンパイアは私がグランプリで優勝できた程度には強力なデッキなので、是非ともオススメしたい。

 ビショップも大きな変化は無いだろう。ケツデカドラゴンが存在する限り、大きく構築が変わることは無い。

 ネメシスは人形よりAFが増えるだろう。パワーに変化は無いが、カラミティAFの構築が洗練される可能性がある。

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