見出し画像

天示す竜剣 新カード評価・考察

 StrategyPickグランプリでコンボ自然で優勝しました、sterlです。庭園もトークンも進化もラストワードも提示されなかった不運を、庭園(具現化)に当たらない幸運とPick運で乗り切りました。


 自慢はここまでにして、今回も新カードの評価・考察をば。いつも通りローテ前提です。シルバー以下はURLを参照。

https://shadowverse.jp/cards/cardpack/celestialdragonblade?lang=ja


評価基準は以下の通り。

評価基準①『環境における強さ』
S … Tier1デッキのキーカード
A … Tier1デッキに採用される
B … Tier2デッキのキーカード
C … Tier2デッキに採用される
D … Tier3以下

評価基準②『カードパワーの高さ』
5 … ぶっ壊れ
4 … 強い
3 … 並
2 … 弱い
1 … 産業廃棄物




《 ニュートラル 》

評価『A4』

 無難に強力。

 十分なドローソースを採用できるデッキなら、除去兼回復札として採用できる。先攻3ターン目にほぼ全ての2コストフォロワーを消滅させられるのが偉い。

 バハムートに対するカウンターの役割も持てる。ウーラノス1枚で9点補えるので、2枚抱えれば残り2点まで詰められる。




評価『A3』

 破壊耐性を付与するカード。

 フォロワーのコストを下げる効果を持っているものの、ニュートラル限定であり、専用の構築で強力なファンファーレやラストワードを早期に発動させるために採用するのが基本になる。

 ただし、進化による破壊耐性の付与にクラス制限は存在しない。そのため、ダメージによる破壊が困難なフォロワーに破壊耐性を付与するのが最も強力な使い方になるだろう。




評価『A4』

 ラブソングを歌うという意志。

 相手のフォロワー1体を置き物にし、除去を未来の自分に押し付けるカード。1ターン凌げば強力な動きが成立するデッキなどで採用すると効果的。スペルウィッチならスペルブーストでコストが下がる除去が多く、とても相性がいい。

 ドローがついているので、コントロールデッキの序盤の動きとしても優秀。進化ターンや除去札に必要なPPが貯まるまで耐えることができる。





《 エルフ 》

評価『S5』

 ケモナー歓喜案件。

 コスモスファングが2枚あれば、EPがある限り7点潜伏アタック+全体バウンス除去+リーダー回復を毎ターン行える。ピアシィがいれば2コストでEPを回復でき、コスモスファングでバウンスできるので、EP2、コスモスファング2枚、ピアシィ1枚で6ターン目から潜伏ループが成立する。潜伏の体力8を除去されなければループを継続でき、耐えるほど余ったコストでできることも増えるので、非常に凶悪。

 ちなみにコスモスファングにガルエルで破壊耐性を付与できれば、ほとんどの場合除去できない。ガルエルで適当な2コストフォロワーを並べても、破壊される前にバウンスされ、回復に繋がるので相性がよい。




評価『D3』

 スタッツが旧カーバンクル。

 アグロフェアリーエルフの打点兼除去。そもそも突進すら持たないフェアリーではラストワードで打点を持ったところで価値が低い。場のフェアリーをバフできるのは強力だが、フェアリーを序盤から除去しきれないほど展開する必要がある。

 フェアリー軸はシャイニングヴァルキリーなど強力なカードが存在するコンセプトなので、将来的な希望はある




評価『A4』

 コスモスファングの付け合わせ

 コスモスファングの回復量と打点を増加させる役割を持つ。また、コスモスファングを進化せずにスレイドを進化させることで、ボードロックを狙うこともできる。

 基本的にコスモスファング以外との組み合わせではプレイ数を稼げるだけで、バウンスが無ければボードに残ってしまうのであまり強くない。




評価『A2』

 世界一謎な疾走。

 バウンスを供給するカード。疾走はコスモスファングの打点を地味に底上げできる。弱いが使いやすいので採用されるだろう。





《 ロイヤル 》

評価『A4』

 ヒーローとは、大勢で敵を囲んで叩くものである。

 エンハンスとリーダー付与が極めて強力だが、その強さを実感できるほどヒーローがいない。疾走はアミロスとマッハナイトのみで打点が小さく、直接リーサルに繋がる訳ではないため微妙。

 フィニッシャーとしては三銃士の誓いに大きく遅れを取るため、思い切って手札補充兼連携稼ぎとして運用してしまう方がよいだろう。




評価『S4』

 かわいい。埋まりたい。

 器用な動きができるカード。序盤に出して除去札を吐かせる、6PPで5点AOEとして扱う、EP回復と併せて進化を稼ぐ、ターン始めに出て来たカゲミツに二刀流を使い2回走らせるなど、役割は多くオクトリスよりも動きの幅が広い

 エリカがスタン落ちするため、ロイヤルは基本的にこのカード+カゲミツでリーサル狙う他、三銃士の誓いなどを使いボードで押し切るプランが主となるだろう。




評価『A3』

 ゴブリンヒーロー。

 コストが1なので、ヴァリアントフェンサーから出すよりもその他ヒーローと併せて使うのが強い。特にマッハナイトでPPを回復できれば、合計3コストで8点疾走の動きが成立する。

 他のヒーローと併せられなければただの除去力高いゴブリン。




評価『B3』

 ヒーローは、傷つく仲間を助けるため現れる。

 5コストでそのまま使うのは流石に弱い。場にダメージを受けたフォロワーを用意する必要があり、よほどボードを取れていない限りは6PP以降で使うことになる。

 ヒーローに特化したデッキで使えば優秀なリソース兼打点となり得るが、特化していなければとにかくかさばる使いづらいカード。





《 ウィッチ 》

評価『S4』

 チェスアグロのフィニッシャー。

 とにかくボードを制圧し続けた末に、1枚から12点疾走を用意するぶっ壊れテーマ。防ぐには大量の守護か執拗な回復しかなく、それでも守護裏の13/13を取れなければ意味がない。




評価『A5』

 コスモブルーフラッシュ?(空目)

 汎用的なドロソで、スペル軸のデッキなら必須のカード。進化で自身も消滅するため、ミスティックキングの疾走ポーンをリーダーに通すための除去としても使える。

 ドロー後にスペルブーストするため、回復よりも除去が必要な環境なら、天使の恩寵よりも採用優先度が高い。




評価『S4』

 ロイヤルに欲しい展開力。

 メイティを進化するだけで4コスト4面展開1ドローが実現する。ポーンは実質操り人形なので除去札としても強力で、メイティ本体の常在効果で展開できるので無視もできない。

 連携で力を発揮するカードがウィッチには無いのが悔やまれる。




評価『S3』

 本来チェスはポーンが8体倒されても不利になるだけ。

 ポーンを雑に出しつつハンドを回せる強カード。退場したポーンが8体を超えればキングを探すためのドロソにもなる。





《 ドラゴン 》

評価『D3』

 主人公カードならもっとぶっ壊れろ。

 疾走の文字がどこにもなく、派手な除去でしかない。アタックモードなら武装フォロワーを踏み倒して疾走させて欲しい。なんならファンファーレで武装フォロワー4体退場してて場にドラゴウェポンがあれば自分に疾走付与していい。




評価『D1』

 主人公と同じクラスで主人公より目立つ訳にはいかなかったレジェンド。

 シンプルに弱い。コストを1下げればまだ使えそう。




評価『D3』

 武装軸の強化待ち。

 ドラゴウェポンを集める担当。進化武装ドラゴンを組もうとしてもフィニッシャーがおらず、使い道がない。


評価『D4』

 武装軸唯一の疾走

 現状ドラゴウェポンにフォルテなどのバフトリガーを起動させる以上の役割がないため、そうしたバフデッキやアグロデッキでなければ採用の必要は無い。





《 ネクロマンサー 》

評価『B4』

 ゴーストネクロの要。

 ゴーストネクロは、ゴーストをジャイアントゴーストに昇格させてボードを制圧するデッキになる。しかし肝心のジャイアントゴーストを出せるのがマスカレードゴーストのみであるため、安定感に欠けそうだ。

 大量のゴーストで除去や、リーダーの体力を削ることはできるテーマだが、フィニッシュのビジョンが想像しづらい。鎖状のネクロマンサーもスタン落ちのためラスワ軸でフィニッシャーを得るのは難しい。

 おそらく進化ネクロの打点の補強としてゴーストネクロが候補に上がる形となるだろう。



評価『A4』

 自己完結した展開札。

 コスト3のフォロワーをなんでも疾走させられる。シンプルなパワカで、リアニメイトするカードを調整すれば様々なデッキで活躍を見込める




評価『A4』

 上と下、どっちが正しい顔なのか。

 ゴーストネクロはもちろん、様々なデッキで活躍を見込める。ゴーストで地道に顔を詰めつつ、2ターン目で置けば、3ターン目で確実に自壊の的を供給できるのが特に優秀。

 ラストワードで加わる複製は、葬送の弾としても使いやすい。マスカレードゴーストと合わせなくとも使っていけるカード。




評価『C3』

 クリスの親戚。つまりマf(ry

 雑に投げられるフォロワー。場に出たときゴースト出してもええんやで。

 使いやすいが強くは無い。ゴーストをジャイアントゴーストに変換するため貯めておけるのは優秀。





《 ヴァンパイア 》

評価『A4』

 狂乱らしいパワカ。

 除去、回復、打点を1枚で賄う。狂乱レジェンドあるあるハッピーセット。シンプルで特に言うことがない。




評価『B4』

 デッッッッッッッッッッッッッカ

 進化軸で非常に扱いやすい打点。ハンドを回せて、渇望とも併せて使いやすく、フォロワーなので当て先が無くて腐ることがない。

 難点はボードを埋めることだが、進化軸であれば問題無いだろう。




評価『S4』

 やらしいスタッツの必殺ドレイン。

 快速で狂乱を目指しつつ、必殺による除去、進化すれば守護を持ちドレインで回復までできる、今後の狂乱軸の要

 無視したくないのに高い体力に必殺を持つため断念せざるを得ない場面が多発しそうだ。




評価『S4』

 地味に2ドロー

 狂乱でなければ2自傷しつつ2ドロー、狂乱なら1自傷2点突進2ドローとして運用できるカード。もちろん半分はラストワードであるためタイミングにズレはあるが、2ターン目であれば誤差である。





《 ビショップ 》

評価『B3』

 体のライン出すぎてエッ

 書いてあることは多いが、スタッツが結局2/2なのでそこまで強くない。打点を伸ばすには他のカードと絡めることが必須になる。




評価『C3』

 無限に結晶するだけ。

 結晶するためだけに入れるカード。アミュレットが尽きないのでスカルフェインのアクセラレート回数稼ぎにも丁度いい。

 本体が極めて弱い。本体10コストで結晶ラストワードで手札に戻る時、このカードを結晶した回数だけコストダウンでも良かった気がする。




評価『B4』

 実は守護ビショ強化

 結晶札を多めに採用した守護ビショでホーリーセイバーの隣に置くだけで打点が増える。単体でも実質守護なので、腐らないのが魅力。




評価『B3』

 守護ビショの打点強化

 教会同様ハンドを回せるため、3枚採用しても腐らない。





《 ネメシス 》

評価『S4』

 好き。

 3コストで葬送すると5コストが出てくるコストブレイカー。当然3ターンに出せばボードを制圧できる。種類を稼げばボードをバフする上、自分もアーティファクトであり極めてパワカ。




評価『A4』

 コスト0

 疾走しない恩情。人形軸なら3枚入れてドロソとして扱え、そうでなくとも取りあえず1枚入れておけば仕事できる




評価『S4』

 機構の解放はどこですか。

 純粋な展開札、ヴァーミディアが出ても既に6種類達成済みなら強力な守護盤面を形成できる。アクセラレートは小回りが効き、非常に使いやすい




評価『A5』

 方舟、或いは力。

 何故かカウントダウンを持たないため、毎ターン何らかのメリットを産み続けるカード。EPで上回っていれば必ず全てなのもおかしい。

 フォロワーをあまり並べないデッキなら何にでも入る。また、邪魔になったらリーシェナのトークンスペルで割れる。ネメシスだから強い説さえあるカード。




環境予想

 バウンスエルフの環境入りはほぼ間違いない。足の遅いエルフに対抗する形でチェスウィッチも流行るだろう。
 連携進化ロイヤルや進化ネクロ、アーティファクトネメシスも安定感と瞬間火力の高さから環境入りすると思われる。チェスウィッチ以外には有利を取れる狂乱も多く見るだろう。
 次点で守護ビショップも少なからず見ることになるだろう。ドラゴンはエルフに対抗できるランプが見られる程度になるのではないか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?