参考資料をまとめます
●資料1●
一般的な細菌とその特徴
≪表中の記号の見方≫
●グラム染色
+ = 陽性
- = 陰性
●芽胞8(がほう)
+ = 芽胞を形成する細菌
- = 芽胞を形成しない細菌
●酸素
+ = 好気性(生存に酸素を必要とする)
- = 嫌気性(生存に酸素を必要としない)
+/- = 通性嫌気性(好気的・嫌気的環境どちらでも生存する)
μ+ =微好気性(生存に酸素を必要とするが、大気中の酸素濃度の20%よりも低い酸素でも生存できる)
●形状
(画像参照)
●資料2●
一般的なウイルスとその特徴
●資料3●SI接頭辞
●資料4●
SI単位
SIは”Système International d’Unités”(国際単位系)の略称です。
この単位系は、国際的に単位の測定基準として認識されており、「長さ」、「時間」、「質量」、「熱力学温度」などの7つの基本単位を組み合わせています。
以下はSIの基本的な数量とそれぞれに対応した基本単位の一覧表です。
メモ:
SI単位では、キログラムは「質量」の単位であり、旧来の単位法(MKS単位)のように「重さ」を表す単位ではありません。ケルビンは温度を表す単位。
以下は、独自の名称と単位を得た派生単位の一覧表。
●資料5●
SI単位への換算計数
≪圧力単位の換算表≫
換算例:
1 Pa = 1 N/m2 = 10−5 bar = 10,197×10−6 at = 9,8692×10−6 atm, 他
0 kPaabs = 0 barabs = -1 barrel = -14.504 psirel = 0 torr
25 kPaabs = 0.25 barabs = -0.75 barrel = -10.878 psirel =
187.51 torr ≈ 187.51 mmHg
50 kPaabs = 0.5 barabs = -0.5 barrel = -7.25 psirel = 375.03 torr ≈ 376.03 mmHg
100 kPaabs = 1 barabs = 0 barrel = 0 psirel
200 kPaabs = 2 barabs = 1 barrel = 14.504 psirel
300 kPaabs = 3 barabs = 2 barrel = 29.008 psirel
注記:
・mmHgは水銀柱ミリメートル(millimetres of mercury)の略称(Hgは水銀の化学記号)。
・psi重量ポンド毎平方インチ( pounds per square inch)の略称。
・旧来の英米式単位では、ポンドは力と質量の単位であった。略称であるlbは、ラテン語で「天秤」をあらわす”libra”からきている。
●資料6●
1:温度換算表: 摂氏℃→華氏°F/ケルビン°K
●資料6●
2:温度換算表: 華氏°F→摂氏℃/ケルビン°K
●資料7●
飽和正気の圧力/温度一覧表(蒸気表)
●資料8●
蒸気滅菌に必要な温度・時間の組み合わせ一覧表
●資料9●
大型滅菌器の規格EN285に準拠した滅菌工程(フルロード)の性能要件
規格内には、滅菌器のサイズや被滅菌物毎にさまざまな試験方法が記載されている。試験の詳細な記述についてはそれぞれの規格を参照する。以下の例は、大型滅菌器のフルロード試験の性能要件である。
(本項 下のグラフを参照。)
• 被滅菌物が保つべき温度は、滅菌温度を下限とし+3°Cまでの温度帯内(滅菌温度帯内)にある。
• 平衡時間(参照測定点が滅菌温度に達してから、滅菌物全部が滅菌温度に達するまでの時間)は、容量が800リッター以下の場合15秒以内でなければならない。容量がさらに大きい場合には30秒以内。
• 滅菌時間中、チャンバー内の参照測定点の温度、被滅菌物の温度、計測したチャンバー圧力から理論的に計算された温度は、すべて滅菌温度帯内になければならず、かつそれぞれの温度差は2℃以内でなければならない。滅菌時間(被滅菌物が滅菌温度帯内にある時間)は、121℃では15分、125℃では10分、134℃では3分を下回ってはならない。
※大型滅菌器のフルロードテストでの、滅菌温度のパフォーマンス要件。青字で示された数値は、チャンバー容量が800ℓ以下で、滅菌温度が134℃の場合。
●資料10●
大型滅菌器のバリデーション中の、圧力・温度の工程記録例
コールドカーブ:すべての測定値で最も低い温度の記録
ホットカーブ:すべての測定値で最も高い温度の記録
出展: オランダ・アーメルスフォールト、ビューロベリタス/KW2社