格安SIM会社によって速度が違う

現在、格安SIMをデータ通信で使っているステラですこんばんは。
けっこう特殊なパターンかもしれないんですが、通話だけドコモの契約、データ通信部分をいろんな格安SIM会社を渡り歩いて使っています。
で、ご存知かもしれませんが契約にはSIMカードという小さなチップが必要です。

最近では書かれていないものが増えましたが、格安SIM会社と契約しているのにdocomoと書かれています。
そう、格安SIM会社は自身が電波を飛ばしているわけではなく、docomoをはじめとした大手携帯電話会社の電波を借りているのです。

さて、ここで疑問が生じます。電波を大手からまんま借りているのであれば、品質は同じだし、そもそも価格も差がつけられないからいくつも格安SIMを手掛ける会社が出てくること自体ないのではと。

これが、そうでもないわけですよ。

格安SIMと電波を提供している電話会社との取引の方法なんですが、一般的に「ある瞬間一斉に使えるデータ量」を買っているようなんですね。
一般ユーザーは1ヶ月に3GBとか、一定期間で区切って全体で使える量を契約しますが、格安SIMでは「この一瞬で○GBまで流せる」というような買い方をします。
そして、この契約は何日、何時間単位なのかはわかりませんが事前に購入するもののようです。

例えばですが、A社は100GBの契約、B社は1000GBの契約をしているなんてことがあるわけです。でも、一概にB社のほうがいいとも言えない。
例えば契約人数の問題。A社は100人、B社は10000人契約者がいるとして、一斉に同じだけ使ったらどうでしょう。
A社は1GB/人、B社は0.1GB/人となる。A社のほうが良いことになりますよね。

格安SIM会社も利益とユーザへの格安料金を提供するせめぎあいで、なるべく100%使い切るような契約を理想としているわけです。それがうまく行っている会社は、通信品質の満足度が高くそして安くできる。でも、それがずっと続くかというと違って、需要を読み間違えたときに一気に遅くなってしまう。

そして逆に、とんでもなく安いが通信は最低限しか用意してなくて品質は最悪、でも使えるだけマシでしょと割り切った格安SIMも存在します。これはこれでアリです。実際サブで使ってます。

でも、この通信品質って今言ったとおり将来の読みがうまく行っているかというそもそも流動的な話で、どこがいいのかって明言できないんですよね。
高い値段取って契約さえしてしまえば通信のことなんてどうでもいいわって考えてるところもあるかもしれませんが。

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