2023年に別れを告げ、2024年に向けて
あけましておめでとうございます。キャリアコンサルタントのきかです。
現在、大学で外国語講師をしながら、キャリアコンサルタントとして大学生や中高生に進路支援をしています。ウープロWalkerに投稿するのは一年ぶりです。よろしくお願いします。
今回は「2023年に別れを告げ、2024年に向けて」というテーマでお話をしていきます。
Ⅰ.私は毎年12月になると、一年の振り返りをはじめます。主にこの1年はどんな一年だったのかを自問自答する時間でもあります。
職業柄、講師として学生を褒めることは多いですが、年を重ねるにつれ、誰かから褒められたり、認められたりするのが少なくなった気がします。(夫は毎日褒めてくれています。)1年間どんなできことがあったより、自分が1年間通してどんな変化があったのかを客観的に理解するのが大切な気がします。また、どんな失敗をしたとしても自分自身を労い、自分自身を認めることで自己効力感が高めるのではないかと考えます。私は、いつも一人で1年間の振り返りをしていましたが、今回は家族を巻き込んで年内最後のキャップ場で一人一人1年間のできことを振り返りし、新年度にやりたいこと、最後に一人一人に対して普段の生活の中ですごいと思った点、できている点等褒め合いをしながら2023年に別れを告げました。自分でも気づいてないところを家族だからこそ気づいている点があり、さらに自己理解が深まった気がします。
ちなみに、2023年の目標は「①毎月2冊の本を読む ②毎日英語を30分やる ③週2回運動する ④キャリアコンサルティング技能士2級を目指す ⑤研究活動をする ⑥留学生支援をする」でした。この中で3分の2を達成しました。3分の1は達成できていませんが、心残りがあるからこそ次にまた頑張れるのではないでしょうか。
Ⅱ. 新年度2024年に向けて
正月休みに『今日、誰のために生きる?』ひすいこたろう×SHOGENさんが書いた一冊を読みました。この本では、幸せがずっと続く6つの秘訣について以下のようにまとめています。「1.小さな幸せが、一番大きな幸せと気づく 2.自分の本音を大切にする 3.無駄を大切にする(効率を求めない・今ここを楽しむ)4.ダメな自分を「かわいい」とゆるす(完璧とあろうとしない)5.一番身近な大自然、体の感性を取り戻す(五感を磨く)6.歓喜する」。私は、1番目と2番目の内容に心を打たれました。
1.小さな幸せが、一番大きな幸せと気づく
作者は、幸せの3条件として1.「ご飯食べられることに、幸せを感じらえるか」2.「ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか」3.「抱きしめられたら、温かいと感じられる心があるか」と書かれています。新年早々に石川県・能登地方での震災や羽田空港機事故を見て、不安な気持ちと悲しい気持ちでいっぱいになりました。当たり前に思っていた日常がいかに大切なのか、改めて実感しました。今年の最初の目標として、日常生活の中で幸せを気づくように心掛けたいと思います。
2.自分の本音を大切にする
作者は、「自分の本音を大切にするということは、自分の気持ちをちゃんと丁寧に周りに伝えていることである」としています。キャリアコンサルティングの仕事をして、他人の目を気にして、本当の気持ちを伝えることができず、一人で悩みを抱えストレスが溜まり体調崩す方もいました。ここで、今年の二つの目標として、自分の本音を大切にしながら、今ここを大事にしていきたいと思います。
以上、2023年に別れを告げ、2024年に向けての私の心構えを紹介しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。次回もお楽しみに。
参考文献:ひすいこたろう SHOGEN 『今日、誰のために生きる?』(2023年)廣済堂出版
写真:キャップ場で家族で「絵の尻取り」をしました。私の負けです。