東京大賞典見解
大井競馬は来年から3歳新ダート三冠路線の誕生にあたり現番組表は今年限りとなります
現制度最終年という側面からこの東京大賞典でも最初で最後となる戦歴が求められるものとみます
大井競馬では長年にわたり姉妹提携してきたサンタアニタ競馬において最終年にマンダリンヒーローがダービー2着を、トーシンブリザード以来となる無敗の三冠馬ミックファイアが誕生と最終年に相応しい役割を担う馬が誕生しました
歴史上東京大賞典勝馬がドバイワールドカップを勝利したのも初、川崎記念勝馬のドバイワールドカップ勝利も初、その川崎記念は来年4月移動戦となることから最後の川崎記念勝馬ウシュバテソーロとなります
地方GⅠからドバイ勝利を得て日本馬として本番BCクラシックに初参戦したのも初
そして東京大賞典にドバイワールドカップ勝馬が参戦するのも初
ダート主体の大井競馬が目指すアメリカダートを大井川崎からドバイ、そして本場アメリカへと初めて繋いだウシュバテソーロの1着は動かないものとみます
2着は無敗の三冠馬ミックファイアで無敗は途切れるとみてます
まず無敗の三冠馬が3歳を無敗で終えることはオペレーション上ありえないことです
それは過去の世界の無敗の三冠馬が証明しています
イギリスではニジンスキーが三冠後の古馬初戦で敗退、アメリカではシアトルスルーも三冠後の古馬初戦で敗退、ジャスティファイに至っては三冠後にその役割を終え引退の道へ、日本ではシンボリルドルフが古馬初戦ジャパンカップで敗退、ディープインパクトも古馬初戦有馬記念を敗退、コントレイルも古馬初戦のジャパンカップを敗退、史上初の無敗の牝馬三冠となったデアリングタクトも古馬初戦ジャパンカップで敗退、大井競馬では過去唯一の無敗の三冠馬トーシンブリザードが古馬初戦の東京大賞典で敗退
無敗の三冠馬はその弊害として古馬初戦敗退は約束事とされていることからミックファイアは2着席が妥当と想定します
大井最後の無敗の三冠馬であり最後のジャパンダートダービーの勝馬(来年からはジャパンダートクラシックとなり10月に変更)という戦歴からもTHE大井を体現してみせるミックファイアはこの東京大賞典でも重要な役割を果たすものとみます
3着にはキングスソードとみます
過去の大井競馬場でのJBCクラシック勝馬は全てJRA馬ですが歴代の勝馬はここでの勝利以前に既にGⅠ勝馬でした
しかし最後の大井JBC施行でクラシックを勝利したキングズソードはここが初めてのGⅠ勝利の初重賞制覇したことで過去のタイプとは違う初タイプとなります
その最後に誕生した貴重さ故にキングズソードの特殊性を重くみます
決着構図として参考にしたいのはJRAが京都競馬場改修工事により旧京都が終焉するにあたりコントレイル・デアリングタクトタクト最後の無敗の三冠馬が誕生しそれらが揃った場所がジャパンカップでした
ここで同一戦歴3頭による三つ巴が発生し3頭で1〜3着を独占し分け合ったのが三冠馬アーモンドアイ・コントレイル・デアリングタクトが揃ったジャパンカップです
2021年 ジャパンカップ
1着 アーモンドアイ 牝馬三冠馬
2着 コントレイル 三冠馬
3着 デアリングタクト 牝馬三冠馬
この3頭が持ち合わせていたのがジャパンカップと同距離GⅠのダービーとオークス勝歴です
今年の現番組表最後となる東京大賞典では大井の最高峰となるクラシック2000mが最も威厳と権威を求める基準とするならば前年東京大賞典勝馬ウシュバテソーロ、最後のジャパンダートダービー勝馬ミックファイア、最後の大井JBCクラシック勝馬キングズソードの大井GⅠ2000m勝歴馬の3頭による最後に相応しい三つ巴戦が起きる可能性に期待し東京大賞典の見解とします
☆東京大賞典
単複
⑤ウシュバテソーロ
3連単
⑤⇒⑧①⇒⑧①
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